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わたしのもの?

わたしのものなんて
何もないの。

この言葉や、
今、想ったこと、
自分の体さえ、
わたしのものなんて、
何もないのです。

全てが借りもの。

そう、感じてはいましたが、
わかった気になっていことに
また一つ気づきました。

記事の中で、「これはわたしの気づきだから」
「これはわたしが感じたことだから」と書くことがあります。

これは、唯一の正解などないのだし、
わたしが感じた答えらしきものが、
あなたの答えじゃなくていいと、
押しつけをしたくなくて、
押し付けたと思われたくなくて、
書いていましたが。

それさえも、「わたしの」ではないのですよね。

その気づきに至るまでに、
たくさんの出来事やご縁があってこそ、
そこに辿り着くことができて、
その何か一つ欠けても気づけなかったわけで、
わたしが目にしている出来事やご縁だけではなく、
目に見えないおかげ様もあるわけで。

そう捉えると、気づきさえも、
「わたしのもの」ではないのだなと。

いつの間にか、「わたしの」と書いているうちに、
「わたしのもの!」としていた自分がいることが
わかりました。

「わたし」とは、「和多志」です。
この感覚、忘れていたなと。

備忘録に。

当たり前と書いて奇跡と読みます。
当たり前の今日に、全ての存在と出来事に
感謝を込めて。




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