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第9期ぷりぷりーぐ観戦記(第4節C卓第1試合)文責:vichi(広報)

こんにちは(こんばんは)。
本日は第4節、C卓第1試合で起きた各選手の好判断のシーンの観戦記をお送りします。


始めに(登板選手紹介)

全23試合の7試合目となる本対局。

TeamAnimer(1位)と彩狂(4位)はチームスコアを気にし過ぎず、リラックスしてプラス加算やラス回避が出来れば、と考えていそうな順位。
10位のÉclat de Victoireはチームスコアが-52.8。耐える展開が多かったこともあり、今節、次節の4試合を目途にそろそろチームスコアプラスに転じたいと考えていそう。
11位のゼンツっパッチ☆はチームスコアが-166.7、他チームよりもプラスが欲しい節。
新規・残留2チームの組み合わせではあるが、登板者は全員ぷりぷりーぐ経験者かつ段位も高め。各選手はどんな好打牌・好判断を魅せたのか…

・Éclat de Victoire sつ猫さん(魂天Lv4)
・彩狂 カモメさん(魂天Lv1)
・TeamAnimer ガぶガぶさん(聖2)
・ゼンツっパッチ☆ しろもふさん(聖3)

第4節C卓第1試合の組み合わせ

sつ猫さん

Éclat de Victoire sつ猫さんが魅せた好判断は東2局1本場

白が暗刻になり4m458pの選択
sつ猫さんは打5pを選択

供託無し、上家が2副露の状況。ここでsつ猫さんは打5pを選択。
実は河に36pが2枚ずつ、手牌に3pが1枚あるため、36pが3枚しか残っていない。打5pにすることで、実は1枚多い4m8pの4枚シャンポンを採用しつつ、場況の良い8pを5p先切りによる引っ掛けで和了率も高めていくという判断。もしかしたら7pが山にいそうと読み、7p引き69p両面変化ルートも見ていたかもしれない。

4m8pのシャンポンで立直!

狙い通りか、4m8pのシャンポン聴牌で立直をかけ、ロン和了したsつ猫さん。河の情報をしっかりと拾った見事な判断が和了につながった。

見事8pで和了を決める

ガぶガぶさん

TeamAnimer ガぶガぶさんが魅せた好判断も東2局1本場

ガぶガぶさんの配牌

配牌でドラ対子に赤含み両面がある嬉しい配牌。
少し他の形が悪いが、打点があることも加味すれば十分戦えそう。

自風の西が重なるもすでに1枚切れ

第1ツモで自風の西が重なる幸運。しかし親のカモメさんに第1打で西が切られているという不運。四対子にもなったのでチートイも微かに見える手牌に変化。

対面の1pをポンして西バックでも辞さない構え
ポンポンポーン

カモメさんから出た1pをポン。他家が引いたら出てきそうな西と鳴きやすそうな1mもあり、西バックとトイトイも見ての判断でしょう。

見事西バックで聴牌

見事10巡目で西片あがりで聴牌。この後は前述したsつ猫さんの見事な状況判断があったため、結果としてガぶガぶさんは和了すること出来ませんでしたが、良い副露判断でした。

しろもふさん

ゼンツっパッチ☆ しろもふさんが魅せたのはオーラス(南4局0本場)

しろもふさんから見たオーラスの点数状況

下家のガぶガぶさんとトップ争いをしており、3,4着目と点差はかけ離れており、ラスがほぼ無い状況と言える。

ノータイム間8mチー!

点数状況から、3,4着目がラス回避争い、下家の親がトップを狙ってある程度押してくると予測できるため、北バックの進行でも他家から北が出る可能性がかなり高いと見て、8mチーでシャンテン数を進める好判断

さらに北をポンして速攻でシャンテンに

対面のsつ猫さんも、自己都合かつしろもふさんに自風(北)を鳴かれて和了とされてもラス回避が出来るため、構わないといった感じの打北か。

8mチー発進したことにより、4巡目聴牌に成功

間2pも即座に埋まり、トップを確定できそうな速攻の69p聴牌に成功。点数状況を加味して即座に8mチー発進をした判断はとても光っていました。

カモメさん

彩狂 カモメさんが魅せた好判断もオーラス(南4局0本場)

カモメさんから見たオーラスの点数状況

上家から2600直撃、3900ツモ、対面と下家から5200でラス回避となる点数状況。

しろもふさんの鳴きに堪らずポン
中ポンしたはいいものの2000点になりそうな手牌

前述したしろもふさんの2副露により、面前では速度が間に合わない可能性が高い状況。それぞれ1枚切れではあるものの、南か西を重ねるか、赤5s引きを期待しつつ堪らず中をポン。これはこの後のツモにもよるが、ラス確定の素点回復も狙っていそうだ。

245s聴牌したが、ガぶガぶさんからのロン和了を拒否

紆余曲折あり245s聴牌をしたが打点は2000点。
ガぶガぶさんから2sが出たが、ドラは4mであり、4m引きスライドや赤5sツモでのラス回避ガぶガぶさんとしろもふさんがトップ争いで聴牌による連荘の可能性もあるため、なんと和了を拒否。これは痺れる選択。

実は上家と下家にダブロンとなる9pを引いてくる
冷静に打4sをし、見事放銃回避しつつ聴牌続行

その後なんと、上家と下家にダブロンの9pを引いてしまうカモメさん。
上家に放銃となりそうなのが萬子14m(※23mダブルワンチャンス)、索子は両面系全て否定済み、筒子258-69p辺りしか残っていない状況。下家には萬子47m、索子は両面系全て否定済み、筒子69pが残っている状況。河の状況をしっかりと拾い、69pの放銃ケースが高いと判断し、9p単騎で聴牌続行しつつ親の聴牌連荘を期待する打4sを選択し見事放銃回避
仮想ドラフトでも大人気だったカモメさんの魅力が詰まった好判断と言える場面でしょう。(※私も候補で名前を挙げていました)

終わりに

今回の記事は以上となります。最後まで読了いただきありがとうございました。
強者同士、共鳴でもしているのか、一人が好判断をした局に他の選手も好判断をする状況が2度も起きていた第4節C卓第1試合のワンシーンをお届けしましたが、いかがでしたか?
この試合の展開や結果、他の卓でも好判断シーンがあったのか、それはどんな状況か気になる方は、ぜひ下記アーカイブをご確認ください。

現時点で第5節(23試合中10試合)が終わり、そろそろ後半戦に差し掛かる頃合い、チーム状況に応じた各選手の今後の活躍に期待をしていきたいと思います。
ぷりぷりーぐが気になった方はぜひアーカイブ視聴やリーグ日の実況解説を見に来てください。Xでの#ぷりぷりーぐ検索もぜひ。
来期のあなたの応募、選手としての活躍も待ってます。
それでは次回の記事でまたお会いしましょう。


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