第9期ぷりぷりーぐ観戦記(第2節)文責:vichi(広報)
こんにちは(こんばんは)。
本日は第2節、B卓第1試合の一幕を観戦記にしたいと思います。
始めに
全23試合の3試合目となる本対局。
序盤故にチーム順位は気にする状況ではないが、全選手プラスを持って帰りたい、可能であればトップを…と思っているところ。登板を任された4名は以下の通り。
・がおがおじにあーず 佐倉あやねるさん(聖3)
・Éclat de Victoire sつ猫さん(魂天Lv4)
・相剋之杜 りくまるさん(聖3)
・ゼンツっパッチ☆ しろもふさん(聖3)
本記事で取り上げたいのは南3局のしろもふさんの動き。該当局の前に、しろもふさんと所属チームについて補足…
しろもふさんは下記成績から守備型と予想できる。今年のみの成績に絞り込んでも放銃率は下がるだけなので、かなり守備型と言えるでしょう。
そんなしろもふさんが所属するチームのコンセプトはなんと攻め。「ラス回避ルールではあるものの、素点も重要になることを意識して攻めよう!」というコンセプト。守備型のしろもふさんの攻めとは何かが見られるかもしれない今節、個人的には少々楽しみ。
第2節B卓 第1試合 南3局
次局がオーラス親番とは言え、南3局はライバルとなるトップ目の親番。
現局(南3)での和了価値は以下の通り。
・トップ条件が軽くなるorトップに躍り出ることが可能に
・他家の和了による下記の不都合な展開がいくつか消せる
①南4局での下家(3着目)への7700以上の放銃3着落ち
②南3局下家和了⇒南4局下家の満貫ツモ親被りで3着落ち
③南3局下家和了⇒南4局ラス目への跳満放銃でのラス落ち
④南3局対面への放銃⇒南4局対面or下家への8000放銃3着落ち展開
⑤南3局他家和了やノーテン流局⇒トップ目の差し込みで終局etc…
3、4着目ともにラス回避の観点から和了を狙いに来ることが予想されるため、展開を注視しつつ和了したい状況と言えるでしょう。
お世辞にも良いとは言えない配牌、役牌重なって1000点やドラ引き2000点でも加点出来ればオーラス7700可の差し込みは消せるか…?まだツモ次第なので今後の展開に期待したいところ。
親が早々に2副露してこの形、ドラは1枚引けたものの、少し厳しいか。
9m4枚見え、6m2度受けの手牌で3枚目の3mではあるがこの手牌。この状況になると和了よりも副露済みの親やペンチャン・対子を落としている下家、対面への放銃回避が主軸となりそうな予感。しろもふさんも3mを鳴かずに打8p。
打8pの直後に、下家が8p対子落とし、対面が7p対子拒否のツモ切り7pと手出し7pで引き気味と判明した上での4枚目の3m。ここでしろもふさんが選択したのは3mチー打4m。
4mが少し怖いが、上記他家の打牌から対面、下家がかなり降り気味に見える、つまり3着目4着目を気にしなくても良さそうになった状況。守備面だけであればチー打8pや南とすれば良いが打4m、3着目4着目の状況や、ライバル親の一人旅になった際の海底ずらし、流局時のワンチャン聴牌狙いも加味しての副露+攻めの一打でしょう。
結果は途中で撤退となりノーテン。
副露後に引いてきた白と中、一瞬で3枚見えになってしまった6m、親の2度目の手出し1mから仮に白や中で放銃したら高い打点も予想されるため、撤退となりましたが、守備型のしろもふさんが魅せた攻めの4mはとても印象的でした。
オーラスは3着目のsつ猫さんが華麗に流してラス回避で終了。
この半荘の詳しい展開が気になる方は下記Youtubeアーカイブをご覧くださいませ。
終わりに
今回の記事は以上となります。読了いただきありがとうございました。
守備型の選手が見せた攻めの一打を取り上げましたが、リーグ自体はまだ23試合中の19試合が残っており始まったばかり。
各選手の今後の活躍に期待をしていきたいと思います。
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