視点を意識する ~Honey♡bunnyセトリ考察前章~
この記事はゆかりっく Advent Calendar 2024 20日目の記事です。
昨日は悠未さんの「あなたの目覚ましゆかりん楽曲が知りたい!」でした。
ぼくはライブとかある楽しい日しかゆかりんの曲目覚ましにしないようにしてるんですがよく設定してるのはSuper Special Smiling Shy girlです。あのイントロからギュンと上げる感じで飛び起きがちです。
ゆかりっく Advent Calendarも6年目を迎えました。
個人的にはアドカレ始まって以来一番ヒイヒイ言ってる12月を迎えております。
今年もいろんな方に参加していただきゆかりんアドカレは成立しております。感謝感謝!
今年は特に「ハードルが上がってるから…」「語彙力ないしちょっと…」とご意見いただくことが多かったですがぜひ来年こそはそんな方にもご参加いただけると嬉しいです。
ぼくだって語彙力なんてないので!!!!!!!!!!!!!!!
本題に入る前に
さてさて。Honey♡bunnyのセトリ周りの話をする…のですが、いったんその前に去年今年のツアーで話をしててこれは意外と大事かもと思ったことの話をしておきます。
なんならこれ1つで記事にしたいくらい。します。セトリの話は年内中の宿題にさせてください。ゆるちて…
それは「曲を聴くときの視点」の話。
一人称視点で聴くのか二人称視点で聴くのか三人称視点で聴くのか、はたまた壁視点神視点etc…さまざまな視点があるかと思います(この話だけで児玉さんとおいしいお酒を飲めました)。
曲の解釈とかの話をするときにこの視点が違うと一生平行線だなあ…というのを認識したので今回は共有しようと思います。
自分は一人称視点でゆかりんの曲は聞きがちです。どんな気持ち・思いがあってこの歌になるんだろう…と感情移入してみたり。学生時代には移入というか自分を重ねて好きな人のことを想ったりしたものです。若いですね。
ここで「こいつ何言ってんだ??」となる方もいるはずです。そう思った方はたぶん二人称視点の方が多いんじゃないでしょうか?「ゆかりんが俺にこの歌を歌っているんだ!」で聴いている人はこのパターンが多そうな気がします。
話をしていたりして噛み合わないな??ってときはだいたいここのすれ違いが起きてるイメージです。そしてわかりあえないことも多く…
だってそうですよね?!?!歌ってる側の気持ちと伝えられてる側の気持ちで聴いてるんですもん!!!これはその人のスタンスなのでどっちが良いとか悪いとかの話じゃないです。
むしろ個人的には自分の視点以外の人の解釈を聴きたいな~~になります。
あと書いてて思いましたがコールの捉え方とかもこの視点の問題でしっくり来てない人とかもいそうな気がしました。難しいですね。今回は広げません。
視点が変わると…
さてそんな曲を聴くときの視点として受け手の話をしてきたわけですが、直近でそもそも歌の側での視点が変わったな、という曲があったかと思います。
「Paradoxx.」です。
ぼくはParadoxx.の主人公?はいつものゆかりん曲世界の相手の子(私に対しての「あなた」)だと思っています。
安直なラインでいくとまず一人称が「僕」、相手が「君」ですね。僕曲だ!と皆さん盛り上がった記憶があるんじゃないでしょうか。それくらいそもそも一人称が「僕」なのってないんですよね。パッと出るところでおなじみ「君をつれて」や「不可触な愛」あたり。
ゆかりんが歌に乗せるのはその歌の主人公だけどそもそもの立ち位置が違うところから歌ってるはずです。いやまあ解釈によっては同じ人やろ!もできるんですがそういうことにしておいてください。
ぼくはこの曲を聴いていて思いました。
「自分はどの視点からこの曲を聴いてるんだ…??」
いつもの一人称視点との感情の動きとかが違う…?と感じたとこからだと思います。であればいつもの二人称視点からを表現してるのがこの曲…?というのが自分の解釈でした。
アドカレ14日目のだめにんげんさんが「不安を見透かされた」といった風に書かれていましたが、普段見ている二人称視点寄りの感情を直接的に描かれたから「見透かされた」と感じたり、刺さる人がいたのではないかと思います。
個人的なParadoxx.の解釈というか深読みは我々側の葛藤や不安とパラドックス=「直感的には受け入れがたいが、別に矛盾はしていないもの」として不安になってしまう距離感や関係性の裏に確かにある「好き」という気持ちにフォーカスした曲かな、と思います。この解釈はセトリ解釈にも繋がります!覚えられる人は覚えておいて!
めちゃくちゃサラッと書いちゃった感があるんですけどこういうときにつらつらと書けないの語彙力とか言語化の衰えを感じますね。
まとめ
話題が行ったり来たりした感がありましたが何が言いたいかというと「視点が違うだけで感じるものは変わるよね」といったところです。
近年のゆかりん楽曲は特に同じ物事への視点の違いとか受け取り方を意識した作品・構成が多いように個人的に感じています。
あえて違う視点で受け取っている人と感想バトルなんかしてみると発見があっておもしろいんじゃないかと思います。ぼくは楽しかったです。
明日は米丸さんの「イラストとちょっとした私のお話」です。
イラスト参加!楽しみです。