『戦慄怪奇ファイルコワすぎ!』シリーズ最強キャラクターランキング
はじめに
この記事ではタイトル通りコワすぎシリーズの最強キャラランキングを発表します。個人の見解に基づくものであり公式設定とは異なっているのでご了承ください(特に最新作は一度しか鑑賞していないので説明が間違っている可能性が高いです)。
映像投稿者などのモブキャラや、霊体ミミズ、神などの概念系キャラは除きます。「生でコワすぎ!」やスピンオフ作品も今回は対象外とします。
同一人物でも、別シリーズで設定が大きく異なれば別人物として扱います。
「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」までの全作品のネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
30〜21位
30位 田代正嗣
残念ながら最下位は田代。全シリーズ共通です。
コワすぎ全作品でカメラマンを担当して生還しているため、運はいいのですが、戦闘力はほぼゼロ。ホームレスのおじさんから人形を奪ったくらいです。
29位 市川実穂(超コワすぎ)
ワースト2位は超コワすぎの市川。他のシリーズではけっこう強いですが、超コワすぎに限ると戦闘描写自体がほとんど無く、武器の木刀もあまり効果的とは言えないためこの順位です。しかし肝が据わっていて、判断力はあります。
28位 震える幽霊
コイツ結局なんだったんですか?普通の幽霊?それとも夕子自身?よくわかってないんですが、独立した存在だと仮定するなら、作中では電子機器の誤作動と憑依くらいしかなかったのでこの順位です。
27位 謎の人形
無印最終章に登場した謎の人形です。最初は普通の人形でしたが、途中から動き出し、人間を襲います。人形なのでおそらく打撃などは意味をなさないと思うのですが、その厄介さを加味しても、動きが遅すぎてあまり脅威にならないのでこの順位です。
26位 工藤仁(ワールド)
最新作の工藤。結界内とはいえ、黒い男にかなりのダメージを与えています。また他2作に比べると性格が丸くなっていますが、ビビリな面は弱くなっているように思われます。ただし特殊な武器がなく、強さの面では他の工藤に劣ります。
25位 犬井里子
無印file1に登場した呪術師の家計の女性。遠距離戦で口裂け女に負けており、他に目立った戦闘描写はありませんが、劇場版序章で命と引き換えに呪具強化袋を作っていたので、判断力と相応の実力はあると思われます。
24位 工藤仁(超コワすぎ)
超コワすぎの工藤はコックリさんの毛をバットに巻き付けており、それが非常に強力です。仮にコックリさんが出てきても素手で引っ込めるので、暴発の危険性も少ないです。しかしビビリ度が他シリーズよりも強調されています。
23位 市川実穂(ワールド)
最新作の市川。鬼村曰く拳に強力な力が宿っており、実際に拳で黒い男の攻撃を弾く描写がありました。肝も据わっていますし、何より霊力抜きに格闘の才能に秀でています。一般人の中ではかなり強いです。
22位 倉本新菜
超コワすぎfile1の霊能力者。狐憑きの家系の娘であるため、狐の霊(コックリさん)を操ることができます。それを利用して友達にイタズラをしていましたが、どうやら狐の霊が勝手に強化されたらしく、逆に自分が憑依されたり、予想外の被害が及んだりと、完全には使いこなせていない様子なので低めにしました。
21位 コックリさん
厳密にはコックリさんではなく、新菜が使用した狐の霊です。憑依した者をテレポートさせるなど、トリッキーなことをしますが、殴られただけで憑依が解けたり、ニンニクが弱点だったりするので他の怪異よりは弱いです。語彙も「しね」「ころす」くらいしかなくて知性が感じられません。何故か新菜の知らないところで強化されていましたが原因はわかりません。作中で『低級霊』として扱われているため他の怪異よりは低い順位です。
20〜11位
20位 鈴木武信
file3に登場した農家。実は陰陽道の術を習得しています(バフなど)。日本刀も装備しており、かなり強いですが、残念ながら河童の呪いにかかってしまいました。能力は応用が効きますし、肉体も農業でかなり鍛えられているはずですが、河童への恨みが強すぎて判断力を失っていたのでそれを考慮してこの順位です。
19位 川野つぐ巳
超コワすぎfile2の蛇女。人間離れした身体能力を持っており、テレポート(?)も使えるが、戦闘描写が少ないので母親よりも低い順位に設定しました。
18位 宇龍院道玄
劇場版序章で登場した浄霊師。機械を使用した浄霊が特徴的です。お岩の霊を退けましたが、タタリ村から生還することはできませんでした。しっかりと準備すれば強いものの、自ら出向いての戦闘は不得意ではないかと推測できます。
17位 トイレの花子さん
file4の怪異。かなり強力な呪いを持っていそうですが、真壁先生に異界のポータルとして使用されていたのであまり強い印象はありません。しかし、コワすぎ世界のパワーソースである霊体ミミズや異界と深い繋がりがありそうなので、少し高めのこの順位です。なんやかんや攻撃もしてきたし。
16位 お岩さん
劇場版序章のメインヴィラン。お祓いをせずに映像作品に出しただけで関係者が呪われてしまうという凄まじい存在です。作中では映画に出演した女優に憑いており、市川にも呪いをかけました。口裂け女との繋がりを感じさせるシーンもありましたが、口裂け女とは違って身体能力強化はないので下の順位に設定しました。
15位 川野紗和
つぐ巳の母です。娘と違ってかなりアグレッシブで、工藤たちを追い詰めました。身体能力がかなり強化されているだけでなく、テレポート(?)を使えたり、他人を洗脳することができたりするのでかなり戦闘向きのキャラクターです。ただし蛇除けが弱点。
14位 市川実穂(無印)
無印コワすぎの市川は目立った戦闘能力はありませんが、今回は劇場版で異界のポータルとなったときの強さを優先しました。おそらくこの時点で花子さん並の力はあると思われますが、さらに「自由な時間・場所に出現できる」という特徴があると思われます。コワすぎの怪異って場所が限定されている場合が多いので、これはかなり強いと思い高めの順位にしました(ちょっとムチャかも)。
13位 口裂け女(滝御砂子)
無印file1のメインヴィランでありシリーズ通してのキーパーソン。超人的な身体能力と耐久力を誇り、所持者を確殺する呪具も作ることができます。さらに犬井との遠距離戦に勝利しており、ゲロを吐かせました。この時点でかなり強いですが、ラストで一瞬見えた、頭が連なった形態はおそらくこれよりも強化されていると思われます。それを考慮すると、この高順位も妥当ではないかと考えました。
12位 鬼村伊三
最新作の霊能力者その①。珠緒の弟子。ワールドコワすぎの状況がfile4に似ており、その中で何度もテレポートを繰り返していたため、真壁先生くらいの実力はあると思われます。file4よりも厄介な状況ではあるものの、完全に解決する前に一度死んだことから、真壁先生より少し下の順位に落ち着けました。
11位 うわばみ
超コワすぎfile2の黒幕であり、伝承によると宇宙から来た大蛇。うわばみ自体は作中にほとんど登場しませんが、つぐ巳と紗和のパワーソースであることを考えるとかなりの強さだと推測できます。さらに宇宙船も使えるようで、そのテクノロジーを考えるととんでもない強さだと推測できます。
10〜1位
10位 赤い女
最新作の怪異。肉体は普通の少女ですが、テレポートや呪いを使用できます。目的はあくまで人間をあの場所へ近づけないことなので、一般人が完全に殺されてしまうことはないと思われます。しかしそれを考えても、遠い場所にいた吉田さんを嘔吐させたのがかなり強力であると考える判断材料になりました。あとまぁくんを使役できていました。
9位 真壁栞
file4に登場した、コワすぎ屈指の強キャラ。特にまともな戦闘要員が少なかった初期コワすぎの中では異彩を放っていました。それなりに厄介なはずの花子さんをポータルとして使用できるほど強いです。その上問題解決能力に長けていて、そのおかげで投稿者二人は無事に日常生活に戻ることができました。
8位 河童
河童はとんでもない移動速度を持ち、さらに一度でもまともに触れられたら呪いによって河童化してしまいます。バフをかけられた工藤がギリギリ一体退けましたが、なんとこんなバケモノが大量に残っていました。作中での描写を見るに、複数体で同時に襲ってくることも十分考えうるので、1話限定の怪異にしてはかなりの高順位です。
7位 珠緒
最新作の霊能力者その②。鬼村の師匠であり、特別強化された者を除けば作中の霊能力者の中では一番強いです。単純な強さはもちろん、判断力も強みであり、作中では黒い男を退けるために罠を張ったり、全員救える最適な方法を模索していました。
6位 黒い男(異界の工藤)
工藤の悪い面をかき集めたような存在。そしてそれにふさわしい強さ。霊体ミミズを自在に操っている時点でかなり強いことが伺えますが、何より厄介なのは所持しているナイフです。切り裂いた場所に一時的にポータルを発生させ、遠い場所と繋ぐことができます。これのせいで特定の場所に追い詰めることが困難になり、非常に厄介です。
5位 工藤仁(無印)
満を持して初代工藤の登場。劇場版で呪具を吸収してからはもはや何でもありの状態になっており、巨大化して霊体ミミズを放ったり、江野くんのアシストによってロックマンみたいなキモい銃を腕に生やしたりしていました。黒い男とどちらを上にするか迷いましたが、筋が通っている方の工藤が勝って欲しいという期待も込めてこっちを上にしました。
4位 鬼神兵(真野夕子)
「先生」が異界と現世を繋げるために作り出した存在。新宿上空に浮かび上がり、最終的にはゲートを完成させてしまいました。もはや江野くんがいなければ対処不可能であり、マジで世界を終わらせたヤバいヤツです。もうここから先のランキングはあんまり強さ変わらないと思ってもらっていいです。
3位 江野祥平
別世界から来た謎の男。別世界の田代に恩があると言っていました。まず霊能力がトップレベルで強く、今まで紹介したキャラクターと江野が戦えばほぼ江野が圧勝するレベルと思われます。その上、世界の終わりに対処できるほど判断力があり、それを実行するまでの躊躇もありません。平気で人を撃ち殺します。工藤に発射してもらって鬼神兵を破壊しました。
2位 先生
無印コワすぎのほぼ全ての怪異の黒幕。聖(ヒジリ)がどうのこうの話しているが異界の門が開くまでは普通のおっさんでした。しかし、門が開かれてからは異界の中でラスボスらしく漂っていました。工藤に射殺されたので案外あっけないように思えますが、逆に言えば銃がなかったら勝てなかった可能性があります。
1位 まぁくん
1位は最新作のダークホースであるまぁくん。黒い男と赤い女の子どもの霊だと思われます。突然出てきた新キャラですが前準備無しで異界の門を開き、世界を地獄に変えました。このトップ3は悩みましたが、ゲートを「壊す」とか「利用する」よりも「創る」方が強い気がしたのでまぁくんが1位です。この理屈だと鬼神兵も上位に入りそうですが、出現から1年半待ってやっと門を開いた鬼神兵よりも圧倒的に待機時間が短いことを考慮しました。黒い男を食べたから強くなったという説もありますが、どちらにせよ、最強格であることに間違いないと思うので、このランキングではまぁくんが1位です!おめでとう!
おわりに
「コワすぎ 最強キャラ」で検索すると、白石晃士監督作品全体のランキングは出るものの、コワすぎ単体でのランキングはなかったので自作してみました。
このランキングは真剣に考えましたが、それでもどこか設定と矛盾したり、人によっては納得行かない部分があったりすると思います。そのようなことがあれば、この記事のコメント欄に意見を書いていただければ幸いです。コメントがそれなりに集まれば、改定版の作成も視野に入れてみようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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