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カリギュラ2を遊んで
こんにちは、マールです。
以前から気になっていてついに決心して勢いよく買ってプレイしたカリギュラ2を遊んでみての感想となります。
気になった経緯
言わずもがな作中に登場するキィを担当するのが推しの峯田茉優さんであることがいちばん大きいところですね…
過去になんかの番組の配信(仲良くなりたい?)で遊んでいたのを拝見して戦闘デザインが綺麗だったのと、その時流れてた「永遠の銀」って曲がすごく心に響いて、そこからおすすめされてコスモダンサー聞いてみたりと興味自体はありました。
レヴィちゃんのカバーもすごく良かった…
https://x.com/Levi_E_2434/status/1595378899697172481?t=RSoUtxePXDgCMXXgXdpdXQ&s=19
ただSwitchでゲームするのがまぁ億劫でして…
モンハンすら村クエほぼやってないで放置してるのに買ってどうするんだと。
そんなこんなで2年半ほどグダグダっとして、2025年に入ってFFさんたちがやるか?みたいなのしてるのを見て、いっちょやったりまっかぁ???って勢いでカルドアンシェルと一緒に買ったのが経緯です。
カリギュラ2ってどんなゲーム?
バーチャドールと呼ばれる意志を持ったボーカロイドのような存在___
リグレットが創った仮想世界「リドゥ」
リグレットの歌に惹かれた人々は次々と、この世界に取り込まれていく。
そこは自分の後悔___
あの時ああしていれば良かった…
こうであれば良かった…
を実現してくれる後悔のない…ifの世界。
ある日、空に謎のヒビが入り主人公を含めた数人が各地で悪夢を見る。
それは現実の自分であった。
そして突然見えている世界が一変…
混乱する主人公が彷徨いたどり着いたのは、不思議な電車。
そこでキィと名乗る謎のバーチャドールと出会い、迷い、考え、戦う力を得る。
同じく悪夢を見て現実の存在に気付いた仲間達。
彼らを探し出し、この偽りの世界を抜け出す為の「帰宅部」を結成する。
世界の秩序を保つため…楽士達が行く手を阻む…
彼らは無事現実の世界に戻ることは出来るのか?
と言ったところです。
先に断らせていただきますが、ネタバレ・にわか知識・偏見などが多分に含まれるのが予想されますのでご容赦ください。
ここから先は自己責任でお願い致します。
2巡しての感想
ただいま難易度NormalでTRUE ENDとBAD エンド(?)を終えHARDに切り替えて3巡目に入ったところですが、採点するのであれば100点満点中…90点といったところでしょうか。
楽士と呼ばれる中ボスが何人か居る訳ですが、もう少し特級呪物のようなドエグい過去があるのかと思ったら意外と普通だったのが…
まぁ、私でゾクゾクしたり、吐き気催すような特級呪物来たら普通の人間耐えられるかというより、コンプラとか年齢制限的な問題が出てくるので仕方ないと言えば仕方ないですが…
あとは…最初キィトレインに戻って自宅に帰れば次に進めるのが分からず、駅前と駅中、学園内を走り回って「全然進まないんやが!?」ってなって、時間ロスったのが地味に…(ただ単にゲームが下手なだけである)
あとは…もう少しアフターストーリー的なの欲しかったな…というのも。
2つのルートを進み3度目のクリア後、あるいは最高難易度をクリアすることで解放など可能性はあるので要検証ですね…(余程行きづまらない限り攻略は見ません)
と減点ポイントはここまでにして、ストーリー・楽曲・キャラとても素晴らしかったです。
なによりゲーム進行でキィ(CV峯田茉優)がメインキャラなので、ガッツリ推しの声摂取できるだけでも合格点の60点は固いです。
「ジャパニーズ、サムラーイ。ヤッチマイナァー」とかめっちゃいい感じに言ってくれるところに演技が光りますね!
曲を軽く聞いて自己解釈を作ったあと、プレイすると全然解釈変わったり、味わいが1段深くなったのも特筆したいところ。
初っ端のマキナからもうね…
峯田茉優さん(以下だまゆ)があまりにも好きそうな設定というか、楽曲の永遠の銀がストーリーを経て凄く忠実に作られてるのが鳥肌モノでした。
死にたくない…
だから機械生命体=銀
機械になれば永遠に生きられる。
出だしの「残された呼吸を使い果たせば」も死の表現が秀逸過ぎる…
詳しくは分かってませんがおばあちゃん子だったんでしょうか…
そしてマキナ自身も何か死が近かったのか…
死に対する恐怖があり、それが無い世界。
人間であるが故にどうしようもなかった絶望。
通常であれば確かに死はかなり絶望なんでしょうけど、私は訳あって死に対して恐怖が無いと言うと少し嘘になりますけど、主人公サイドの編木ささらと似たような心持ちの人間なので理解こそ出来ても共感は出来なかったですね…
全員やると長くなるので別のnoteで一人一人触れていこうかと思いますが、共感できる・理解はできる点、何かしらは全ての楽士にあったので好き嫌いは置いといてとても魅力的なストーリーと楽曲です。
そうそう、キャラエピソードも中々良かったです。
ストーリーを進めると順次解放されるので電車に戻ると緑アイコン探しちゃいますよね…
ちょっとしたキャラの言動の違和感とかが納得に変わっていきます。
編木ささらと似たような心持ちと言いましたが、なんでなのかとかは本当にキャラエピ。
1巡目だと見逃してたけどあのセリフは…って言うのも2巡すると結構あって噛めば噛むほど味がするとはこの事。
2巡してなおまだ楽しめそうって予感があります。
楽曲
これも別のnoteで深く行こうかなとは思いますが、ノリで1番好きなのはキィverのQ愛セニョリータですね…
軽快なリズムとカッコイイ出だしとは裏腹に歌詞が中々欲望全開で歌詞通り胃が痛くなってきそうって感じが最高にロックだなって。
リグレットverだと…オルターガーデンとか祈っているだけ辺りか…
少し重めの曲はリグレット、軽快・明るめなのはキィが合ってるなって思いましたね。
とは言えどの楽曲も楽士らしい歌詞になっていて背景を想像出来るものになってるし、歌い手によって色が変わるのが中々どうして味わい深い…
キャラの声ではあるけどきちんとだまゆと香里さんを感じられるのでそこも良き。
キャラ
前述で触れましたがストーリー中とキャラエピソードのセリフのリンク具合も相まって悪くないクオリティです。
それぞれのカタルシスエフェクトで出てくる花も違っていて花言葉もキャラに関連ありそうなものになってる点もGood👍
小鳩先輩とか憎めないアホキャラだし。
月島くんも優等生過ぎてウゼェって思ってたら意外と人間臭いとこあったし。
#QPも地雷感があってヤベェ奴やと思ってたら、意外と常識人だったり。
とにかく登場キャラみんなキャラが立ってて面白い。
そんなこんなで1番好きなのは宮迫切子ちゃんですかね…
ビジュアルも好みだし、面倒くさそうながらなんだかんだ面倒見めちゃくちゃ良かったり、謝るべきとこはきちんと謝ったりと人間性の良さがすごく感じられるキャラ。
ストーリー
程よいアニメーションパートと探索中の会話で理解しやすい進行だと思いました。
ただ件倒した後からの展開とか、BADルートも終わり方が急過ぎるように感じました。
そこで「ん?」ってなった以外は概ね満足と言っていいと思います。
キャラエピソードも日常会話パートも見れるし、本当の姿に触れることが出来て少し掘り下げられてるのがポイント。
シンプルな続編ってだけでなく、BADルートでウィキッドと言う前作で出てきたであろうキャラも登場してるのも、前作プレイしてみたいってなるきっかけになるので上手いなって思いました。
リグレットの秘密に関しては納得は行くけど「それはそれとして中の人がアホだったでいいのか???」などのメタ発言が心を駆け巡りました。
推理・心の中でメタ発言しながらワクワクしながら進められたので楽しかったです。
総じて
全体的にとても満足なものでした。
もっと気付けそうなこととか最高難易度とかやれそうなことは残ってるのでもう何周かしてみようかと思います!
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