
2020年最高のアルバム40選!!(#40〜#16)
2020年も年の瀬ということで本日は2020年にリリースされたアルバム40選を発表していければと思います!!
40番目から11番目までは順不同で、10位からは筆者が今年一番聴いた、また一番良いと感じたアルバムをランキング形式で発表していければと思います。
40-Hayley Williams – Petals For Armor
ビョークのようなドリーミーな雰囲気と
LAのアートポップを掛け合わせたサウンドは
現代美術館と大型スーパーマーケットを行ったり来たりしてるような気分になります。
39- Pearl Jam- Gigaton
今作もパールジャム 。大胆で重厚なサウンドは変わらず楽しめます。
38- Laura Marling – Song For Our Daughter
アコギとパーカッションのみシンプルなのにこれほどまでに重厚に構成されていて
歌詞、プロダクション、メロディー、全てにおいてバランスが取れています。
そのバランスの良さは初期のジェイクバグを思い出させます。
37- Moor Jewelry – True Opera
怒りを音楽に落としこんだ、サウンドは
一見散乱しているようで、実は計算され尽くされている。
コンピューターで音楽が作られてしまってる現代で本当の音を奏でたいんだというムーアマザーとメンタルジュエリー2人の怒りがそのまま詰まっている今作は音が感情として耳にカチコミにきます。
36- Chris Stapleton – Starting Over
イーグルスを彷彿とさせるクリスのハスキーボイスと
軽やかなギターメロディー、サビで盛り上がる様と
ブルースな曲も多い今作は カントリー苦手な人も砂糖なしで飲める作品なのではないでしょうか。
35- King Gnu – Ceremony
全ての曲がシングルトラックになりえるベストアルバム級アルバムです。
言わずもがな日本での人気とメンバー全員のアンサンブルと音の作り方、曲の構成ははっきりといって天才という言葉しか出てきません。
34-踊ってばかりの国- 私は月へは行かないだろう
父として、ソングライターとしての下津さんの対比が曲の中で溢れています。
タイトルにある私は月へは行かないだろうからわかる通り、
この地球の中にある日々の美しさを見出すことを決めた下津さんの歌詞
バンドのアンサンブルが地上の日常の美しさを体現しています。
33- The Flaming Lips – American Head
ボーカルウェインコインの幼少期から今まで彼のアイデンティティーを振り返り、
同時に自分自身のアイデンティティーを理解することで、
これからの彼らの音楽のターニングポイントになりえるアルバムです。
ふんわりと温もりのある音と共に彼の歩んできた道のりを振り返ってみてください。
32- Gezan -狂
人々が狂気と思っているものの中にある美しさと
人々が美しいと思っているものの中にある狂気
それがゲザンの奏でる入り組んだ刺々しいサウンドと重なった時
今の見てる世界が180度変わって見えることになるでしょう。
一つの哲学的な意味を持ったアルバムだと思っています。
31- Alec Benjamin – These Two Windows
アレクの二作目は一作目ほどの初々しいしさと勢いはないものの、
自分の中にしまっていた記憶を呼び覚まし、
嫌だった記憶も大丈夫よと抱きしめてくれる穏やかなアコギサウンドと彼の詩は、今年の暑い夏を涼しくしてくれました。
30-ゆうらん船 - My Generation
内村イタルさんの優しい歌詞、
ゆうらん船の奏でるアンサンブルの融合は
日常の中に潜む非日常を表現しています。
29- The Lemon Twigs – Song For The General Public
ビートルズ等の偉大なアーティストからの影響を
自分の音に消化し彼らの作り出す音は懐かしくもあり、新しいです。
28-米津玄師- Stray Sheep
大衆的でありながら、凄くプライベートに緻密に繊細に組み立てられていて、それでいて大胆に米津さんの感情が爆発している。そんな大胆さと繊細さが同居しているのですが、バランスの均衡が保たれていて、突然始まり一瞬で終わる、人生のようなアルバムでした。
27-KGALW – KG
一回聞いただけでは良さが分からないのがキンギザの良いところ。
聞けば聞くほどスルメのように味が出てきて、
気づいたら蜘蛛の巣に包められキンギザワールドの虜になるアルバムです。
特にハニーという曲の変速チューニングは一度聞いたら頭から離れません。
26- Blossoms – Foolish Loving Spaces
1作目ブラッサムの洗練されたサウンドは聴いただけ、Blossomsと分かるほど力強く、メンバーが奏でるアンサンブルは彼らの結束力をこれまで以上に感じることができると思います。
25- Khruanbin – Mordechai
ドリーミーなギター、 Khruanbin特有の喋りかけるようなベースに、
今回はVo.ローラのボーカルがが入り、それらが拒絶を起こさずに化学反応を起こし 巨大な宇宙空間を演出しています。
目を瞑ると銀河系の彼方に連れて行かれること間違いなしです。
22-藤井風ーHelp Ever Hurt Never
起伏が激しく、バラエティに富み、何層にも渡る階層のサウンドが曲に厚みを出し、様々なジャンルの音楽を踏襲した楽曲たちは色々な要素を体感できるアルバムです。
23- The Microphones – It was Hot, We stayed in the water
今にも壊れそうになるくらく儚く美しい
繊細で大胆なアルバムです。
22- Charli XCX – how I’m feeling now
聴いたことのないメロディーに歪んだノイズ。
それを形に納めたバランスの良さ。
近未来を体現したパーソナルな一枚。
21-Rina Sawayama – Rina Sawayama
Dirty Hitレーベル期待の新星として新たにメジャーデビューした彼女の音楽は、先進的、革新的でサウンドも洗練されていて、喜怒哀楽が全て詰まっているアルバムは彼女のこれからを期待させる一枚です。
20-Conan Gray – Kind Krow
2020年の新しく聴いた中で、1番これからが楽しみなアーティストです。
王道ポップなのにも個性をふんだんに出しているバラエティ溢れる曲たちの1つ1つの中の起伏はまるでジェットコースターです。
聴いていて全く飽きない彼の心地よい声にも注目です。
19-Dua Lipa -Future Nostalgia
リードシングルのdont start nowの大ヒットを受けこのアルバムの期待値は非常に上がっていたのに対し全曲アップビートテンポを自在に操り聴く人間の期待値を超え、ステイホーム週間のストレスを吹き飛ばしてくれました。
17- Taylor Swift – Folklore
隠されたテイラーの秘密を部屋でこっそりと見ているかのような気分にさせてくれる、 少し霧がかったサウンドと素晴らしい曲のアルバムの構成は新たなテイラーの物語の幕開けとなっており、彼女の過去、現在、未来を同時にこの日記で覗き込めると思います。
16- Fleet Foxes – Shore
歌われるヒーリングミュージック。
個人的にFleet Foxes史上最高傑作です。