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デンマーク的な価値観がハッピーをもたらす3つの理由?!

こんにちは!もう一人のデンマークを国全体的に箱推ししているKeikoです。Maikoさんのnoteにもあったように、本当にデンマークではいろいろ素敵な価値観に衝撃を受けてます。もうずっと沼におりまして、ぜひもっと皆様に伝えたい!そこで、Playful Dialogueでは、「デンマーク」を中心に、その他海外の「素敵!」な価値観をテーマに、各国での様々な価値観や考え方を紹介しながら、皆様と対話する場にできたらと思います。

さて、デンマークですが、前職時代に、自分らしく働く、お互いの強みを使ってリスペクトしながら働く、心理的安全性のある組織を作るワークショプをしていただいた「株式会社はぐくむ」が主催をするStudy Tourに行って以来、デンマーク沼に落ちました。すれからすでにリピートすること3回も。。。

なぜそんなに気に入ってしまったのか?それは「自分らしくいる」「お互いにリスペクトする」「みんな全員がよくなることが重要(自分だけが勝つことがダサい)」という価値観に深く共感をしているからです。

そこで、「デンマーク」がどれだけ素敵か、そして、ぜひいろいろな人にその「デンマークで培われた良さ」の源泉をこのブログで惜しみなくシェアできたらと思い、「Playful Dialogue」をスタートしたいと思います。さらに!デンマークに加え、ここ最近はフランスを箱推ししてます。これまた違う価値観や哲学があり、胸熱に毎回なってしまいます。

ではデンマークから我々がまずぜひ取り入れてもらいたいもの!

1.自分らしくいる

ある日、私たちは完全の森の中に連れていかれました。緑がわさわさとしている中、ちらちらと、可愛い子供達が遊んでいるのが見えました。「これがあの有名な森の幼稚園か!」とワクワクしながら、バスをおりました。そよ風がふき、きゃーきゃー子供の声がきこえ、一人ひとりがいろいろな遊びを自分のペースでしている「森の幼稚園」でした。

森の幼稚園で思いおもいに遊ぶキッズ

そこでは、みんな1年中、外で遊ぶ!が鉄則。どろんこになったり、時にはノコギリをつかって、木を切ってみたり。ある場所では先生と一緒にご飯をつくったり、パンを焼くために穀物を潰すところからやったり、、男女、年齢に関係なく、「自分がやりたい」ということが後押しされる、「よし」とされる場所、それが森の幼稚園なのです。

森の中で、みんなでパンを作ったそうです。

先生の役割は、「みんなを見守る」。そして、何かトラブルみたいなことがあっても、仲介はせず、子供達に問いかけて「なにがあったのか?どんな気持ちなのか?どうしたら、どういったら、本当はいいと思うのか?」子供に問いかけるのみ。まるでコーチング!これは小学校に行く前にやっているとは。。。

例えば、、こんなワイルドベリーを自分の「探検心」にしたがって取って食べるとかしてます。

森の幼稚園にあるワイルドベリー。ちょっと洋服で拭いて、パクっと口にいれる。森の中にいる菌ともお友達!

そして、まったりしたい時は、こんな感じで小屋に入ってゆっくり焚き火みることもOK。すごいなー。「自分のペースでいい」「人に合わせるということをしない」ってのを学ぶ大切な時間。


焚き火を見ながら、まったり自分タイムをキッズ時代からも選択して、楽しむことができる。

そして遊ぶ時はとことん遊ぶ!こんなに藁がいっぱいのところに、走りながら、わらいながら遊ぶ。めっちゃ小学校の時を思い出した!こんなに遊んだのいつぶりだろう。。みなさんは楽しくで笑顔で疲れて遊んだのはいつ頃でしたか?

この藁の上でめいいっぱい遊ぶのがミソ!

2.自分の強みを発見して、使う

小学校に訪問をした時。「私はXXXになりたい」「ぼくはXXXをしたいと思う」とはっきりと自分の夢を語っていた子供達。そして、なんと、中学校から「自分がやりたいと思っている職業」を体験できるプログラムがあるということ。

小学校から「自分をなにものか」「自分はどんなことをしたいか」を考える授業があるのがデンマークの学校の特徴。すれもすごいな、、、今コーチングがはやっていますが、それを「ものごころついた」時期からスタートするとは。。

そして学校の先生は「先生」ではなく、いわゆる「友達」みたいな存在だそうです。友達や親にも言えないことを「先生」に話す。なんでも聞いてくれて、心許せる存在、となりで聞いてくれる暖かい存在。本当、そーゆー信頼、心理的に安全なところだからこそ、自分について向き合って、本当にやりたいことが見つかるのかもですね。

そしてデンマークの特徴は「自分の好きなこ」「やりたいこと」を深堀する学校を政府が用意しているということ。

学生時代は「エフタスコーレ」という場所で、大人になってもいつでもキャリアを考えたり、学び直すことができる場所「フォルケフォイスコーレ」という場所があります。子供の時から大人になってもギャップイヤー、キャリアブレイクを取ることがあたりまえ。なので、年齢が違う人が同じ学校にいるのがあたりまえ。なので、会社でもいろいろな人がいて働くのもあたりまえ。Diversityという概念が本当に小さい時からできているのが特徴。
さらにこのようなギャップイヤーをとってない人は「チャレンジ精神がない人」「自分を深堀できてない人」と見るような傾向もあるようで、、、自分なりにいろいろ試行錯誤して、ぶつかって、見つけるというストーリーやスタンスで、会社も人を取っているようです。素敵!

フォルケフォイスコーレ準備中の学校にお邪魔して、「デモクラシー」の体験会
自分のミッションを人に言ってはいけないけど、「みんなで協力して作る」「なんでも作ってOK」というお題で作られたデンマークの国民食スモーブロー。この花は、なんとデンマークのワイルド行者にんにく!

3.お互いにリスペクトをする

デンマークではもともと戦争で国が本当に小さくなった時に、「国民全員が立ち上がって、教育を受け、未来のデンマークを作っていかないといけない」という理念にのっとり、今の教育システムができあがってます。女性への参政権も世界でもかなり早い時期に付与されていたのがデンマーク。

国会にも行ってきました。デンマークで2番目に若手議員のクリスティーナさん。

グルントビさんという牧師兼政治家だった方が「自分だけがよくなるのではなく、まわりの人も全員よくなる。見捨てない。みんなで助け合う」という理念を唱え、それが教育の中にも入ってます。そして「自分は特別でないと思うな」ということも。ただし、これには説明が必要でして、、誰もが「特別ではない」という意味ではなく、「自分一人が勝ち進む」というWinners take allの考え方ではなく、みんなが特別であって、みんなが大事。もっと一緒によくなっていこうよ。という考えがベースになってます。

聖書の中にも「隣人を愛せよ」という言葉もあり、、神は全ての人にものすごいご計画をもっているという言葉があり、それを上記の様な言葉にしたのかなーと私は想像してます。

そして、、最後にHYGGEという言葉がデンマークの全てを語っている、、と思ってます。

カルダモンパンとコーヒーは本当にHygge的な必須アイテム!


それはリラックスして、気持ちい、いい時間。それは大切な人たちと美味しいコーヒーとお菓子を囲んでおしゃべりしたり、リラックスしたり。。。想像するだけで、さわやかな、やさしい、楽しい気持ちになりませんか?

それ!それなんです!その思いがあったら、、毎日楽しいし、どう自分が生きる、時間を過ごすか、、見えてきませんか?

次回もさらにデンマーク深堀します!
Maikoさん、どんなHyggeタイムを過ごしてますか?

そして、ご質問などあったら、ぜひこちらもチェック!
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