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平成最後だったウインターカップのMVPを考察してみた

noteを書くのは初なので、初めましてになります。Player!というスポーツアプリを開発する会社で、バスケを担当している25歳です。Twitter運用などを通して、日々色んなことを発信していますので、良かったら覗きに来て下さい!僕自身、バスケは全くの素人だったのですが、ひょんな事から担当になって2年、今ではその魅力にどっぷり浸かっております。2019年になったものの、まだ平成最後のウインターカップの余韻に浸りながら、この記事を書いてます。

そんなウインターカップ、結果は福岡第一が"圧勝での優勝"を果たし、見事有言実行!って感じの幕切れでしたよね。大濠の為に!というしっかりしたストーリーもあり、見事な圧倒っぷり。まさに平成最後に相応しいウインターだったのですが、表彰式後に違和感を覚えたことが一つありまして。

「あれ、MVPって表彰されないんだっけ?」


これなんですよね!もちろん、大会通じてのベスト5はいるんだけども、MVPが居ないじゃんか。やっぱ必要だよね?てか実は皆気になってるはず...と思い、Twitter上でアンケートを取ったところ。。。

何と1,244票も集まりました!フォロワーが10,000人少々なので、10人に1人以上は投票してくださった形に。こう言った反応があるのってとても嬉しいですよね。

そしてバスケ好きならもちろん、桜丘の富永君を選出するのは分かります!話題性、実力、人気、どれを取っても今大会No.1だと思いますし、何より華がありますから。

勝手に選んだ平成最後のMVP


ただ、僕が選ぶ今大会のMVPは、福岡第一の松崎裕樹君なんですよね。理由は3つあって。

1.キャプテンながら、全試合で主役級の活躍をした事

2回戦〜決勝までの5試合全てで二桁得点、そしてプレイタイム30分超えと、全国でも最強メンバーが集まる第一の中でも屈指のスタッツ。キャプテンとしてチームをまとめながらのこの数字は、中々出せません。

2.決めて欲しい&決めて欲しくないところで確実に得点を稼いだ事

どういうことか言うと、"相手が追い上げムードの中でも自分のペースで点が取れる"。これをやられると、相手は数字以上にメンタル面でずっしり来るんですよね。

例えば前半20点差で勝っていたが、後半開始早々攻められ、一桁差に詰められる。周りは当然慌ててしまうんですけど、その中でも平然とスリーを決める事ができるのが松崎君。味方としてはこれほど頼もしい選手はいないですし、逆に相手からしたらこんなに嫌な選手はいないですよね。

3.リーダーの役割を果たした事

松崎君は福岡第一のキャプテン。キャプテン=リーダーであり、リーダーの役割は"チームとして結果を残すこと"だと僕は思っています。松崎君は大会前、バスケットカウントでのインタビューにて「日本一になるのは当然で、試合内容でも圧倒していく」ことを目標として掲げていました。結果、5試合全てで20点差をつけての勝利。決勝にいたっては、"ダブルスコア"で圧勝しての優勝。プレッシャーを跳ね除け、"大会前にメディアに語った事を有言実行する"という凄まじい事を、若干18歳の高校3年生が達成しました。

これだけでもMVPに値するかなと思いますね...


新チームも楽しみ

以上、僕の独断と偏見によるMVPを選出させて頂きました!ちなみに、もしウインターカップにMVPの表彰があったとすれば、選出されるのは富永君かなと思います。(彼の活躍はそれほど凄まじ過ぎた...)

ただ、チームを日本一に導くキャプテンの役割というのは、周りが思っている以上に重く苦しいもので、その苦悩を表情に出さず、チームを鼓舞し続けた松崎君、彼にMVPを与えて欲しいなと僕は思います🏆そして福岡第一は1,2年生が多いので、来季も期待ですね!

それではまた次回!不定期更新します!

※ちなみに、今大会王者の福岡第一など、冬を湧かせた各校が出場するニューイヤーカップもPlayer!にて全試合速報しますので、ウインター同様に楽しみましょう👉 高校バスケ交流戦ニューイヤーカップ