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【ラボラジオ#47】時間に無縁のところで生きていきたい (羽地朝和×島本たかこ+岩橋由梨×五味ウララ)
ポッドキャスト「ラボラジオ」をSpotify、Youtubeで、毎週金曜日(たまに火曜日も)配信中。
【内容】リスナーの方から羽地さんへ時間についてご質問をいただきました。その質問を受けて、みんなで時間を巡って語り合いました。
【出演】
羽地朝和(アーツ ベースド ラボ共同代表)
五味ウララ(アーツ ベースド ラボ共同代表)
岩橋由梨(アーツ ベースド ラボ共同代表)
島本たか子(アーツ ベースド ラボ研究生)
ラジオ収録後のひとりごと(島本たか子)
ラジオネーム「静かに熱いrocker」さんがおっしゃっていた通り、「時間」について思いを巡らせることは、その人の生き方や人生観にふれることなのだなぁと実感した今回のラジオ収録でした。
羽地さんも由梨さんもウララさんも共通していたのは、今ふと思いついたこと、ふと浮かび上がってきたものに耳を澄ませて、そことつながりを保って動くことをすごく大事にしていること、ではないでしょうか。
それはいわゆる「年間計画」とか「ライフプランニング」とかには全然馴染まない在り方なので、今の社会のシステムにフィットするかといえばそうではないのかもしれません。でもだからこそ、この社会の片隅にアーツ ベースド ラボが存在していることに価値があるのだと思います。
ラジオの中で羽地さんが、こんなことを言っています。
時間にコントロールされたくないところがあるんだろうな。かといって時間をコントロールもしたくない。時間と無縁のところで生きていきたいってどっかで思ってるね。
お金も時間も、人間の社会システムを回すための約束事として作った概念で、本来なかったものでしょう?できればあんまりそこに振り回されたくないなって思ってるところはある。
こういう視点、わたし、好きなんですよね。今の社会の価値観とか仕組みを”常識”として受け入れるのではなく、本当にそれって当たり前なのかな?と疑って、もっと大きなところに足場を置いて”常識”を超えていく感じが、いい。
由梨さんやウララさんの言葉もとっても素敵だったので、ぜひみなさんに聴いていただきたいです。
収録を終えた私は、まだまだ自分がとらわれなくていいことにとらわれているんだなと思いましたし、もっともっと安心して、自分のペースで好きなことをして暮らそう、と思ったのでした。