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Midjourneyのパラメーターとその他のまとめ
パラメーターの基本
パラメーターはプロンプトの後に記載して、画像全体に影響を与える命令。
プロンプトの最後に「--(ハイフン2つ)」+「パラメーター」(必要な場合は+「半角スペース」+「数字など」)
パラメーターは複数利用することが可能で順序は関係ない。
アスペクト比 (Aspect Ratios)
縦横比を設定したい場合
例「--ar 16:9」で縦横比16:9の横長の画像が生成される。カオス (Chaos)
結果のバリエーションをカオスに。
数字が高いほど、変わった結果。
例「--chaos 10」または「--c 10」
デフォルト値: 0 (範囲: 0〜100)ネガティブプロンプト
「--no (描写したくない内容)」
複数設定の場合は「,」+「半角スペース」
※なぜか「No」と大文字すると認識しない
例「--no car, architecture」車と建築物を描かない二次元イラスト
「--niji 6」数字は使用バージョン、2024年3月現在で最新バージョンは6。アニメ風イラストを描くときの基本スタイル強度 (Stylize)
「--stylize」または「--s」
スタイルの強さを調整。数字が大きくなると芸術性が増す。
デフォルト値: 100(範囲: 0〜1000)プロンプトに忠実に生成
「--style raw」タイル (Tile)
「--tile」で、繰り返し使えるタイル風の画像を作ることができます。繰り返し (Repeat)
「--repeat」または「--r」+「数字」で複数生成結果を一度に作成。同じスタイルを出す方法(Style References)
「--sref」+「参照したいイラストのURL」
生成した画像を左クリックしアップされた画像を左クリックでURLをコピーできる。
※使用可能バージョン:V6とniji6同じキャラ作成に特化したパラメーター
「--cref」+「参照キャラの画像URL」
なお、参照する画像のプロンプトも入力しないと精度が低い。「強度」を設定
「--sref」と「--cref」に使用。
それぞれ「--sw」または「--cw」+「数字(範囲0~100:デフォルトは100)」
「cref」は100でキャラクターの顔、髪、服など全体を参照して生成
0で顔にのみ焦点を当て生成、服装や髪型の変更ができる。
最後の「--sref」と「--cref」は人物の場合、多用することになると思う。
2024年4月現在、写真やアニメ風イラストは上手くできるが、スタイルによってはあまり反映されないので是非改善を望む。
人物のパーツがわかりにくかったり、人物の境界が曖昧なイラストは、AIはまだうまく認識できていないのだろう。
そのせいか「--sref」であってもキャラの影響を受けるし、「--cref」であってもスタイル(画風)の影響を受ける。
同じ人物を何度も登場させたい場合は、初めに背景無しで理想の形になるまで人物を生成するのがおすすめ。
その後に背景を作り、「cref」で人物を召喚させる。
今のところこのやり方が一番効率がいいかな?
色々模索中です。