気候変動対策のタイムリミットを示す気候時計「Climate Clock」 を渋谷の街に実装開始
渋谷区観光協会、渋谷未来デザインは株式会社SEAMESとa(n)action(18~20歳の若者による気候変動アクションチーム)が手がけるClimate Clockプロジェクトの実装に協力し、本日 渋谷駅ハチ公前広場観光案内所「SHIBU HACHI BOX」をはじめとした区内施設に気候変動のカウントダウンをするClimate Clockを設置することを発表いたしました。
Climate Clockプロジェクトとは?
気候変動の変化が後戻りできなくなってしまうポイントと言われる1.5度の気温上昇を防ぐために残された時間をカウントダウンする「Climate Clock」
世界では、2020年9月にニューヨークで最初に設置され、グラスゴー、ニューヨーク、ソウルなどにおいて大規模なものが設置されています。
4人の若者を中心に結成された気候変動アクティビスト集団a(n)actionとSEAMESが中心となり、この「Climate Clock」を渋谷での設置を目的に、昨年12月にクラウドファンディングとしてプロジェクトがスタートしました。開始約1か月間で目標1000万円を大きく超える支援を集め、多くの方に賛同の声が集まりました。
渋谷区内に登場する「Climate Clock」
渋谷区内に設置予定のClimate Clockは世界各地に設置してあるものとは異なり、小型機や中型機を数多く制作し、街のいたるところに設置します。
QRコードが埋め込まれ、そこから「気候変動に対するアクション宣言」を行えるWebサイトへ誘導されます。
宣言が1万回突破するごとに環境省に通達できる仕組みになっていて、日常のいろいろなシーンで「Climate Clock」を目撃し、気候変動をより身近に感じてもらいたいと考えています。
本プロジェクトは昨年11月に実施した『SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA2021』(以下、SIW)にて発表した「NOVUS FUTURE DESIGN AWARD 2021(https://fds.or.jp/pressrelease/406/)」におけるU-19部門受賞プロジェクトとして、渋谷未来デザインが実装支援としての協力を行います。
具体的には渋谷未来デザインの環境プロジェクトを通して、設置の導入支援などを行います。環境プロジェクトには渋谷未来デザインの会員企業のみならず、新しい参加企業も募集しています。
設置支援の第一弾として、渋谷区観光協会の協力のもと、渋谷駅ハチ公前広場観光案内所「SHIBU HACHI BOX」に第一号となるClimate Clockを設置いたしました。
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