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「文章で生きるゼミ」その1

今、大好きな日本仕事百貨さんのゼミで、文章や言葉について学んでいます。
火曜日の夜、至福の時間です。

私は普段、営業や講師の仕事をしたり、イベントの司会やインタビュアーをしたりすることが多いです。「お喋りで伝える」ことが大半です。

今回は、文章という自分の表現の幅を広げたいなと
また、人や物事に向き合い
伝わるように言葉で届ける
という広い意味では同じ頭を使うのかなと
ワクワクしながら参加しました。
(実は前にも参加していましたが、仕事が繁忙すぎて参加を見逃した回もあったので再チャレンジ・・!)

代表のナカムラケンタさんからの「打席数を増やすのが大事」とのメッセージに心を打たれ、まずは参加後の感想を書くところから。

10月15日~初回講義~
初回スピーカーはマガジンハウスの「こここ」編集長の中田一会さん。
人に対する姿勢やあり方がすっごく素敵だなぁと、率直に思いました。
「こここ」のテーマである福祉に限らず、育児介護なども、誰もが今の状況を積極的に選んでいるとは限らない。そうせざるを得なかった方もいて、その前提の複雑性を織り込めているか、というようなこと伝えて下さいました。(意訳が入っていたらすみません)学生時代には社会起業を学んでいたので、熱くなるものがあったし、人として大事な観点を思い出させて頂いた気持ちです。

ネタバレになるので、多くは書けませんが
今日からでもすぐ取り入れられることとして
「同じ自己紹介は二度としない(修行のために!)」というのが印象に残っています。
これ、次の日の仕事での自己紹介でしてみたんですが、意外と難しくて、面白い。
お相手はどんな切り口だったら興味を持ってもらえそうか?
転職経験を話す?出身地の話をする?
目の前の方を観察、想像しながら、自分の差し出し方を今までのパターンと少し変えてみるのがちょっとした脳トレでした。
仕事柄、自己紹介するシーンが多いので、これ3ヶ月続けたらどうなるんやろう。

余談ですが、人と初めてお会いしたとき、「きっと、この自己紹介やお話、何十回とされてきたんだろうなぁ。」と感じる場面ってありませんか。1日に何度も初めましてがある時は特に、ついつい定番の自己紹介をしています。厳密には想像して考えることから逃げているんですが。

定番パターンって伝わりやすくて、その人のエッセンスがぎゅっと詰まってて良いなぁと。一方で、新鮮味といいますか、今この瞬間のその人らしさが削ぎ落とされているなぁと個人的にさみしく感じることもあります。
だからそこ、このプチ修行、私も続けてみようと思います。


振り返ると社会人3年目くらいの時に、当時のtwitterで日本仕事百貨さんの記事がたまたま目に入り、「人や物事を捉える視点も、その表現も、すっごく良いなぁ。ステキだなぁ。」と感じたのが、今回のゼミ参加に至る、最初の最初のきっかけです。
穏やかなんだけど、パッションや遊び心もある感じ。

それを皮切りに世の中にはこんな素敵な人や組織があるんだと、しまい込んでいた好奇心が芽が疼きはじめました。社外の素敵だと思う社会人やお仕事に目を向けるようになり、当時頑張っていた(耐えていた?)銀行を辞めることになるんですが、数年経ち、ゼミでその知見を学べるとは。

贅沢で豊かな時間、年明けまで続くので
噛みしめて学んで、自分の血肉にしていきます。

そして同時に、今回の講義で一番受け取ったメッセージ、「考える前に感じる。何をなぜ感じたのか、解析する。」自分の本音の感覚をど真ん中に、解像度を上げることを大切にしてみます。

お気持ちありがとうございます! 記事作成中に飲む、コーヒー代に使わせていただきます☕️♡