インヴィテーション:リハーサルを繰り返す
2020/03/26(Thur.)
今日はやっと最後まで完成したパフォーマンス作品のクオリティを高めるため、リハーサルを繰り返しながら細かな点を詰める作業でした。出演者が出番でない時にどこに待機するか、機材の操作手順などを山下さんが確認しながら本番中にトラブルが起きないよう練習を重ねました。
出演者の方たちのダンスはそれぞれメカニカルに絡み合うような動きが多く、山下さんは特に間の使い方について何度も修正されていました。普通だったら畳み掛けるように発話して盛り上げるシーンも、あえて一拍置くことで盛り上げずに緊張感を保ったままにするなど、一般的な演劇の演出とは逆の方向で指導されているように見えました。
音響的な話をすると、いつもは自作音響装置を使ってパフォーマンスすることが多いのですが、今回はいつもはできないことに挑戦しようと思い、ターンテーブルにレコードを乗せてスクラッチしたり、コーディングソフトを使って複雑な音響パターンを生成したりしました。自分のソロパフォーマンスでは絶対使わない技術ですが、実際にパフォーマンスで使ってみるとまだまだ遊べる余白が沢山あることに気づきました。自分の型を守ることも大事ですが、こういうグループワークのタイミングで自分の型にはまらない化学反応を楽しめるようになりたいですね。明日からの本番は頑張ります〜
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