サーキットベンディングの論文に関するミーティング

2022/01/28(Fri.)

 年末から取り組んでいるサーキットベンディングの論文について、打ち合わせを行い論文の方向性が決まってきました。今回の論文では僕は執筆にかかわらず、著者のアイデアを実装した事例を作成する協力者という立場で作成に関わっています。今日は論文のまとめ方に関するミーティングを行いました。
 論文の中では近年注目されている人新世という地質学の概念とサーキットベンディングを接続して、いかにブラックボックス化されたデバイスにも電子回路というマテリアルが存在しており、それらは環境問題や経済格差とも結びついて世界に循環しています。そんな社会状況を踏まえて、リード・ガザラの提唱している「Living Instrument」に意識変革の可能性を見出そうというのが大枠になると思います。僕はそんな論文の中でLiving Instrumentを意識した作例を作り映像編集しています。無事に査読を通過して日の目をみると良いなぁ。楽しみに待っていてください!

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