滑琴展 3日目
2019/12/14(Sat.)
今日はFIGYAに滞在しているTengalさんが見てくださいました。TengalはフィリピンでメディアアートのフェスティバルWSKを主宰したグループの一人です。WSKはワサックと読み、日本語でヤバいの意味らしいです。Tengal自身はWSKは今年で抜けたらしいですが、日本でも同様のフェスティバルの開催について熱弁していました。Tengalから滑琴の参考になる作家としてLucas Abelaを紹介してもらいました。Lucas Abaleはガラスを顔に押し付けるような過激なパフォーマンスをしていますが、展示型の音響作品はピンボールマシンやラジコンなどの親易い素材を改造して制作していました。なんだか僕に似ている気がします。
▲Lucas Abela “Vinyl Rally”
今日は全体をとおして3人しか来場者がいませんでしたが、パフォーマンスには秋吉さんが見に来てくださり、展示や作品の今後の展開についてアドバイスをいただきました。今日のパフォーマンスではワイヤレスマイクの電波が届く範囲に限界があることを利用した演奏を行いました。これも新たな奏法かもしれません。パフォーマンスで同じルートを辿るうちにクオリティが上がってきたように感じます。明日のパフォーマンスも楽しみです。
▲パフォーマンス中にマイクを使って説明する様子