日常の映像を撮っている
2019/04/04(Thur.)
次の石川県でのパフォーマンスのために試行錯誤をしています。そのなかの一つにパフォーマンス当日までの映像を撮影するという試みがあります。これはIAMAS同期の杉山雄哉さんの作品から着想したアイデアで、杉山さんの作品は大衆文化を個人の視点で観察して言葉として紡ぐ行為が批評活動としての側面を持っていて興味深いです。
今回のパフォーマンスでは、たった30分の時間の中にパフォーマーがどれだけ準備をしているのかを映像メディアを通じて描写することに挑戦しています。本番の時間を得るためにパフォーマーは日常の仕事もこなし、たまに自分が表現する場としてステージに上がります。ただの面白いor面白くないの評価軸では判断できない一人の人間の営みを紡ぎたいです。