山下残「屋合」の2日目は雨
2019/10/18(Fri.)
今日は台風の接近もあって無事にパフォーマンスを開催できるか心配でした。朝から雨の天気予報だったので、感電防止のために昨日の夜からギターアンプなどの電気機材はビニール袋で養生しました。僕にとって初めての雨中の野外ライブでしたが、事前に大学で音響系の講師の方から教わった養生方法を実践したところ、機材に雨が浸透することはありませんでした。今回の件で今まで意識的に雨の中でのパフォーマンスを避けていましたが、今後は雨を前提としたパフォーマンスにも挑戦していきたいですね。
リハーサルでは小雨でしたがパフォーマンス開始すると大雨に変わりました。雨の中でのリハーサルを通して、雨に濡れた壁面が音を吸音するということに気づきました。前日のパフォーマンスでは客席の横の壁に向けて音を鳴らすことで、反射音で観客を包む意識をしていましたが、今日のパフォーマンスでは壁が音を反射しないのでアンプを直接観客に向けて音量を稼ごうとしてしまい、聴いている方からするとキツイ音になってしまったかなぁと反省しています。どうすれば雨の中で効果的に音響を届けられるか、今後の課題としたいです。
また台風が接近していたにも関わらず、会場の風が弱くてピアノ線の装置は狙ったような動作をしませんでした。その代わりに雨の音がとても気持ちよかったので、少しギターアンプの音量を落として雨の音を強調するようにしました。
雨の中での厳しい環境でしたが、僕にとっては貴重な経験になりました。明日も雨のようなので、音の鳴らし方を修正して明日のパフォーマンスに臨みたいです。
▲先日のパフォーマンスの様子
撮影|蓮沼昌宏、写真提供|アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会