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Zoomの画面を空間配置する実験

2021/06/12(Sat.)

 今日はZoomの画面をOBSでキャプチャ&マスクして、ギャラリービューに表示された特定の個人をディスプレイに出力する実験を行いました。技術的にZoom画面を切り抜いてディスプレイに表示することは可能だと思っていましたが、僕の古いMacbookではOBSでの処理に負荷がかかるためか、Zoomで生じされた画とディスプレイに表示された画に大きな遅延が確認されました。
 そこで新しい機種のパソコンを借りて同様の実験を行ったところ、遅延は軽減されパフォーマンスでも使用できそうなクオリティになりました。僕のパソコンもそろそろ古くなってきたので、新しいものに変えるべきなのかなぁ。それでも僕は新しい技術やメディア環境を前提とした表現より、トンチのような古い技術でも意外性のある表現にあこがれます。横井軍平の枯れた技術の水平思考ですね。Zoomを使った表現のブームが過ぎた今だからこそ、改めてZoomの本質を問うような表現を見つけたいものです。

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▲ネットの遅延が映像の遅延となってレイヤー状に重なる

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