おおしまたくろうのDon’t Say Goodbye(もとい、おおしまキックオフ会)
2020/03/10(Tues.)
京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の助手として契約年数の3年を務め終えました。ろくにアルバイトもしたことのない自分がちゃんと社会人として仕事ができるか不安でしたが、助手としての3年間はちょっとは自信になったかなと思います。僕が3年間勤め上げられたのも職場の開放的な雰囲気と個性的な学生たちのおかげです。ありがとうございました。
今日はそんな僕が京都精華大学での3年間を振り返る企画として「おおしまたくろうのDon’t Say Goodbye(もとい、おおしまキックオフ会)」を実施しました。この企画は僕が自主企画したパフォーマンスイベントで、11時からスタートして18時に終えるという長丁場のイベントです。
▲イベントのお品書き
参加者にとってハードなイベントですが有志の学生が何名が参加してくれて無事に実施できました。特にラ・モンテ・ヤングの「Composition 1960 #7」の再演やオリジナルの卒業ソング制作を実施できたことは良い思い出になりました。イベントの様子は後日映像に編集して公開します。
卒業ソング制作ではたった1時間で曲をひとつ作るということで学生さんの力を借りて実現しました。まずは各参加者に卒業をテーマに歌詞の一節を紙に書いていただき、それぞれの参加者が提案した歌詞に他の参加者が「いいねマーク」をつけて、より良い歌詞を選出していきます。そうして選ばれた歌詞カードを見ながら学生と楽曲に落とし込んでいきます。完成した歌詞を以下に記します。みなさんも楽曲化に挑戦してみてください。
放物線を描いて
となりのクラスのあの子は
教育格差の犠牲になった
かさばる荷物の中に
はかない思いを込めた
かさなる景色は見失うけど
感動に勘当された 君と僕とは
3年の終わりには 差がついたけど
晴れた空の色は同じ
舌の根も乾かぬうち
旅立ちの道 途切れた
図書館の本も返せないまま
今生の別れはいつも 必然だけど
完全に時期を過ぎた 桜の下で
ハイになって一人笑う
春の悲しみはつまり
毎年同じ言葉を
受け流すだけの短い時間
永遠の愛を誓う 悪い友達
散々な思いはいつも 報われないけど
灰になれば皆同じ
▲角矢胡桃さんのライブの様子
イベントの終わりには西院ネガポジへと移動して角矢胡桃さんのライブを見に行きました。卒業後も元気に活動を継続していてよかったです。そんな感じでてんこ盛りの1日でした。
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