ささぼーは如何に配信者王となったか
1.はじめに
記憶に新しいのは「配信者王決定戦バトルロイヤル2022 ~戦慄のタッグマッチ~」。ディフェンディングチャンピオンとしてちゃんなべとタッグを組んで出場したささぼーは最下位タイの4位となった。
しかし、2021年に行われた「配信者王決定戦バトルロイヤル」では間違いなく優勝し、配信者王となったのである。
本稿は、ささぼーがどのようにして配信者王となったのか、シモカワチャンネルと対戦した決勝戦2試合目に焦点を当てて解説しようというのが趣旨である。「誕生日を祝して、ささぼー及びささぼーチャンネル全体の飛躍のきっかけとなった戦いを思い出してみよう」ということだ。
カードの効果の説明や当時の環境については最低限しか触れないので、当時の環境を知らない、または忘れたという方は各自調べてほしい。また、筆者はデュエプレをプレイしているものの、マスター到達がやっとのプレイヤーなので、解説が不十分、不適当なところも多数あるとは思われるが多めに見て欲しい。
あくまでもこれはささぼーの誕生日を祝うnoteなのだ。
まずはこいつを見てくれ→
2.デッキ解説
・ささぼーのデッキ
ささぼーが決勝戦2試合目で使用したのは緑抜きの「4cコントロール天門」である。
「配信者王決定戦バトルロイヤル」は2021年6月13日に行われたが、その直前、2021年6月10日に「連珠の精霊アガピトス」「超鎧亜キングダム・ゲオルグ」への調整が行われた。よって、それ以前の環境で猛威を振るっていた「ゲオルグ天門」を基盤として、自然文明のカードと「ゲオルグ」を抜いた形となっている。ただ、その後DP殿堂入りすることになる「魂と記憶の盾」「竜極神」が採用されているので、デッキパワーは相当なものがあると言えるだろう。
特徴としては、当時の環境デッキである「赤白アポロ」の「コッコ・ルピア」や小型ブロッカー等を除去できる「ファントム・バイツ」が2投されている点。「クイーン」、「キング」複数枚採用することでロック性能を高めている点。天門やアガピトス、竜極神等の強力なカードを4枚ではなく、3枚採用している点などかなりの調整の痕跡が見られる。余談だが、同大会に出場したはんじょうと40枚全く同じデッキとなっており、調整に調整を重ねたデッキだったようだ。
・シモカワチャンネルのデッキ
シモカワチャンネルのデッキも同様に緑抜きの「4cコントロール」である。「天門」2枚で「コントロール天門」と呼んでもよいのかどうか筆者には分からない。
特徴としてはやはり、「ロスト・チャージャー」と「インフェルノ・ゲート」、「ボルメテウス・サファイア・ドラゴン」を採用することによって、絶対的なアタッカーが存在することだろう。前述した「ゲオルグ」のナーフによって生まれた「アタッカー不足」という問題を解決しつつ、当時流行していたトリガービートや「ヘブンズ・ゲート」「ホーリー・スパーク」等の強力なシールド・トリガーの対策となっている。
また、「アクアン」を3枚にして「スペース・クロウラー」を採用する、「超絶究極神」を採用するなど、「天門」の枚数を減らした分、そういったカードで速攻、ビートデッキへの対策をしているように見受けられる。
・デッキ相性
対戦においてキーカードとなるのは「アクアン」と「魂と記憶の盾」になると思われる。
どちらのデッキも「アクアン」によるリソース補充が重要で除去札や多くの選択肢を手に入れることが重要で「魂と記憶の盾」をプレイする対象やタイミングによって、一気に状況が変わる可能性があるからである。
ただし、両者ともに山札の枚数勝負となった際に「アクアン」でのドローが自分の首を絞めることにも繋がるため、「竜極神ゲキ」でのリアニメイト先などは状況を見て判断する必要がある。また、「ベガ」や「ビューティシャン」「ロスト・チャージャー」「ザーディア」等も自身の山札を減らす場合があるため、数ターン先の盤面や山札状況を十分に考えた上でプレイしなくてはならない。
また、「魂と記憶の盾」はお互い4枚ずつデッキに入っており、ささぼー側としては、クリーチャーによるトンカチや「デーモン・ハンド」等では除去しても相手にとってのメリットになる可能性のある「ボルメテウス・サファイア・ドラゴン」や手札に戻ってしまう「究極神アク」に対してプレイしたい。シモカワチャンネル側としては「クイーン」が盤面にいる場合にも使うことができる唯一の除去札として「竜極神」等に対してプレイしたい。
この2つのデッキの相性としてはささぼーのデッキが少し有利なのではないかと思われる。
根拠としては、シモカワチャンネル側の「サファイア」というアタッカーは非常に強力で、クリーチャーによるトンカチや「デーモン・ハンド」で除去した場合でも「インフェルノ・ゲート」でのリアニメイトがあるが、2枚しか採用されていないため「魂と記憶の盾」でシールド化されてしまった場合や盾落ちしてしまっている場合には一気に関連するカードの価値が下がり、トップ対決になった場合に不利に働くという点。
また、ささぼーの「聖鎧亜クイーン・アルカディアス」がアンタップ状態で存在する場合、「超絶究極神ゼンアク」の攻撃時効果でなければ除去できず、「インフェルノ・ゲート」によるリアニメイトもできなくなるので、ささぼーの場の多色クリーチャーを無視できない点が挙げられる。
ただ、ささぼー側としては「究極神アク」の存在が非常に厄介で「魂と記憶の盾」や「執拗なる鎧亜の牢獄」をプレイできなければ対応することが非常に難しく、盤面が崩壊する危険性は常にある。したがって「竜極神」は「デーモン・ハンド」で除去したいので自分と相手の手札を考慮しながら対応していく必要がある。クリーチャーのパワーという点から見ても進化クリーチャーやゴッドリンクしてからでないとトンカチするのが難しいため、「アガピトス」が腐る場面が若干あるという懸念もある。
以上の根拠から少しだけささぼー側が有利なのではないかと考えている。
結局、この2つのデッキで何度も対戦しなければ本当の有利、不利は分からないが、筆者としてはこのように考えている。(異論、反論がある有識者の方は是非意見をお聞かせ下さい)
アンケートを取った結果。①がささぼー、②がシモカワチャンネルのデッキ。20%以上の差を付けているのでシモカワチャンネルのデッキが有利と考えている人の方が多いことが分かる。
やはりエンジョイ勢の私では気付かない有利不利を決定づけるポイントがあるのだろうか。
3.対戦
全てのターンを解説するのではなく、特に勝負の分かれ目となったところに注目していく。
・1ターン目
先攻はささぼー。基本的に先攻が有利+手札に「アクアン」以外の青がないものの、「アクアン」を引けているのでよい出だしと言える。懸念点は「クイーン」を2枚引いているというところだろうか。
対するシモカワチャンネルは1ターン目に3枚目の「ザーディア」を引いたため、「ロスチャ」「魂と記憶の盾」があるとはいえ、色的に少し悪い手札と言える。
・3ターン目
画像はシモカワチャンネルの3ターン目、「ロスチャ」をプレイする直前である。ささぼーは「裁き」を引いてマナに埋めたため、色マナは整い、4ターン目「アクアン」という理想的な展開となった。
一方のシモカワチャンネルは手札が「ザーディア」3枚を含めた多色カード過多となっている。よって、3ターン目に「ロスチャ」をプレイするために単色カードで黒色の重要な除去札、「ハンド」をマナに埋めることになってしまった。2ターン目にも色を整えるために同じく除去札である「魂と記憶の盾」を埋めたことから「なるべく早くサファイアをリアニメイトする」というプランを取っていると思われる。
・6ターン目
ささぼーは4ターン目、シモカワチャンネルは5ターン目に「アクアン」の召喚に成功し、両者とも3枚の手札を補充することができた。
「アクアン」は引いたカードが対戦相手にも分かるため、ささぼーとしては次のターンにシモカワチャンネルがプレイする可能性の高い「インフェルノ・ゲート」と「超絶究極神」への対応を迫られることになった。
ささぼーはこのターン、「ハンド」をマナに置き、「アガピトス」を召喚した。除去札をマナに置くのはあまりしたくないことだが、単色カードが手札になく、「魂と記憶の盾」があるため、置くしかないので置いた形。シモカワチャンネルとしては、ブロッカーが立ったため、安易に「サファイア」を召喚しづらくなった。
それに対してシモカワチャンネルは「ジャック」をマナに置き、7マナのカードをプレイせずに「魂と記憶の盾」を「エル・カイオウ」に対してプレイした。やはり、クイーンが立つのを防ぐためにも多色クリーチャーを野放しにしておけないという判断だったと思われる。また、「究極神アク」を召喚する選択肢もあったとは思うが、手札にある単色カードの「アクアン」と「インフェルノ・ゲート」を大事にしたいという判断を基にした行動だと思われる。
・7ターン目
7ターン目ささぼーは「ベガ」をプレイし、「インフェルノ・ゲート」を墓地に送ることに成功した。ランダムハンデスの結果だが、「サファイア」が場に出る可能性が減り、次の「クイーン」、「キング」の種も残すことが出来た。
それに対してシモカワチャンネルは「天門」を引き、マナを貯めずに「天門」から「ザーディア」を1枚のみ召喚する。そうすることで「アクアン」と「ベガ」を除去しつつ、小型多色クリーチャーが次ターン以降召喚された場合にも、手札に残した「ザーディア」による除去を狙った形である。ただし、「アクアン」も墓地に送ったので、まだ手札にはないが、将来的に「竜極神ゲキ」によるリアニメイトからの手札補充という手段がささぼー側に生まれた。
・10ターン目
8,9ターン目はシモカワチャンネルが召喚した「究極神アク」を「魂と記憶の盾」で盾に送り、それぞれ「アクアン」を召喚した。
続く10ターン目には「アクアン」で引いた「エル・カイオウ」を初手から持っていた虎の子「クイーン」に進化させることに成功した。
「エル・カイオウを引いたんだから当たり前じゃん」と思ってしまうが、ポイントはそこではない。大事なところは、ささぼーが「マナ」と「山札」で相手より優位に立っているということだ。(先攻だから順当と言えば順当)
シモカワチャンネルはささぼーより早く7マナに到達した後、手札に必要なカードが多かったこともあり、マナを貯めずにターンを進めることがあった。ささぼーは少しずつ貯めていき、10ターン中の2ターンはマナを貯めるだけの番があった。
これがささぼーの強さである。彼がよく言っている「コントロールミラーはマナを貯める」というプランが生きているのだ。当然、この言葉には例外があるはずで、たまたま上手くいったということかもしれないが、結局彼の戦法は功を奏しているのである。
その後、ささぼーは「アクアン」で「アクアン」に攻撃した。これは相手の山札の枚数11枚を見て、例え「竜極神ゲキ」でリアニメイトされたとしても、デッキアウトでの勝利が近づくので、相手の盤面の打点を減らしておくという考えに基づいた行動だと思われる。
・12ターン目
10、11ターン目はシモカワチャンネルが「竜極神ゲキ」を召喚し、その返しにささぼーは「竜極神メツ」を召喚し、打点を減らした。それに対してシモカワチャンネルが「竜極神メツ」に対して「魂と記憶の盾」をプレイし、除去札を1枚使った。
12ターン目少し考えたささぼーはシモカワチャンネルに対して「リアルとデス(の大逆転)ってカード知ってます?」と迷言を発する。スタジオは変な空気になったが、ささぼーは大真面目である。
現在の山札状況を見ると、ささぼーは「アクアン」をあと1回召喚したとしても山札の枚数が逆転しないのだ。しかし、アクアンを場に出した後に「リアルとデスの大逆転」をプレイされて墓地の「アクアン」を引っ張りだされると一気にささぼーのデッキアウト負けが近づく。
他の出場者との対戦を見ていれば「リアルとデスの大逆転」が相手のデッキ入っていないことはすぐに分かるが、そういった判断力や集中力は既に失われている。4時間30分以上の生放送で頭をフル回転させて話しながら、対戦にも集中していたため、もうささぼー自体にリソースが無いのだ。
というよりも、ささぼーはもう既に「『靴下からのエターナルゲート』レベルのことがなければ負けない」と考えているのではないかと思う。もう後は詰めていく段階なのだ。
このターン、ささぼーは「竜極神ゲキ」を除去せずに「竜極神メツ」を召喚した。その返しにシモカワチャンネルは「究極神アク」を召喚し、除去が無ければ、シールド・トリガー次第で盾を割り切れる盤面を作った。
・14ターン目
13ターン目にはささぼーが「究極神アク」を「魂と記憶の盾」で盾に送った。12ターン目の時点で盤面にいた「竜極神ゲキ」に「魂と記憶の盾」を使わずに「究極神アク」が召喚されるまで手札に持っておいた素晴らしいプレイだ。ゴッドリンクされて攻撃されても負けには繋がらないという判断だったのだろうと思われる。
その返しにシモカワチャンネルは「竜極神メツ」を手札から召喚した。つまり、ゴッドリンクせずに「竜極神メツ」と「竜極神ゲキ」が並んだ形になった。これが山札枚数的に不利なシモカワチャンネルの勝負手である。ゴッドリンクしてしまうと、相手の1枚の除去で攻めが途切れてしまうが、2体並んでいれば1枚では対処できない。
実際、ささぼーの手札では「アガピトス」を召喚し、2体の「アガピトス」の効果でタップ状態にしたどちらかの「竜極神」を「クイーン」でトンカチするしか除去する手段がない。
しかも、そうした場合にはどちらか1体の「竜極神」が残ってしまってゴッドリンクした「竜極神」に「クイーン」がトンカチされ、2枚のランデスと多色以外の呪文も唱えられるようになってしまう。シモカワチャンネルも非常に素晴らしい判断をしている。
このターンは結局、ささぼーが「アガピトス」を召喚して「エル・カイオウ」を山札から持ってきて、相手クリーチャーをタップしたものの、そのままターンを返した。
シモカワチャンネルは「竜極神メツ」をゴッドリンクさせてそのままターンを返した。これはささぼーの手札に除去札がないということをささぼーの「アガピトス」の召喚によって察知し、次のターンに除去されなければ「竜極神ゲキメツ」を2体並べて、相手が攻撃を通せばシールド・トリガー次第で、4ランデスと6000以下のクリーチャーを2体除去してそのまま勝てるという判断だと思われる。実際にささぼーの手札には除去札はなく、良い判断だったと考えられる。
・15ターン目
この盤面、あなたがささぼーならどうするだろうか。正直、筆者の私なら「ハンド」を「竜極神ゲキメツ」にプレイして、対戦に負けていたと思う。
しかし、よく考えれば、シモカワチャンネルの山札は残り6枚なので5ターンの間しのげればささぼーの勝ちである。しかも手札に「ハンド」が来たため、次のターンにもし「超絶究極神」を召喚されて、「竜極神ゲキメツ」が「クイーン」にトンカチしたとしても盾への攻撃までには時間が掛かり、「ゲキメツ」はハンドで除去できる。シモカワチャンネル側の手札も少ないため、トップで解決するしかないが「超絶究極神」は2枚盾に送られているので山札にあったとしてもあと1枚しかない。
ささぼーは「アガピトス」と「エル・カイオウ」を召喚し、「竜極神ゲキメツ」以外の相手クリーチャーを除去した。おそらく最適解である。当然、今の私のように両者の手札が見えていて、判断するのであれば「当たり前」となるのだろうが、本人達は疲労と緊張の極限状態にいるのである。その中でもしっかりと思考できるプレイヤーとしての強さが両者にある。
・決着
その後、ささぼーは盤面にブロッカーを並べた上に「キング」を召喚して単色クリーチャーのロックに成功する。
シモカワチャンネルは残り6枚の山札から「インフェルノ・ゲート」「アクアン」「ビューティシャン」×2、「デーモン・ハンド」を引いて、デッキアウトとなった。
4.勝因と敗因
やはりささぼーの勝因は「超絶究極神」を的確に除去出来たことで「クイーン」が長い間バトルゾーンに立ち続けた点と早い段階からデッキアウトを視野に入れながら戦っていた点だろう。
ささぼーは「究極神アク」が場に出た際、「魂と記憶の盾」を必ず手札にキープ出来ていた。それは相手の「竜極神」の除去に使わず、盤面が厳しい状況になったとしても対応していったことを示している。(アクアンやトップの引きが非常に良かったという運の部分もある)
また、私の見立てでは7ターン目辺りからデッキアウトでの勝利を目指していたのではないかと考えている。(彼のことだから初手から考えていた可能性もある。アウトか?)
常に山札の枚数有利を維持しながら、相手の強力なクリーチャーを除去する最低限のカードをキープし続けるというコントロールミラーの基本だが、それを徹底した結果が勝利だったのだと思う。シモカワチャンネルのデッキのハンデスカードは「ビューティシャン」のみだったのでセルフハンデスをケアしながらターンを進めることも出来ていた。
シモカワチャンネルの敗因はプレイの上ではほとんど見当たらず、正しい選択をしていったように思う。強いて言うのであれば、3ターン目までにサファイアの最速着地を目指すために「魂と記憶の盾」と「ハンド」をマナに埋めたので、それを手札に持ったまま最速着地を目指さないプランで戦えばチャンスはあったかもしれない。
ただし、「魂と記憶の盾」で盾送りにされた「超絶究極神」2枚を除けばシモカワチャンネルのシールドの内容は「ロスチャ」「スペース・クローラー」「超絶究極神」「竜極神」「インフェルノ・ゲート」「サファイア」と対戦開始時から非常に重要なカードが盾にあったのである。中でもゴッド2枚とサファイアが使えない状態にあったのは非常に辛い。
他にも7ターン目の「ベガ」によるランダムハンデスで「インフェルノ・ゲート」が墓地に送られる、配牌の時点で「ザーディア」が3枚手札に来てしまう、多色過多、ささぼーが手札が枯れそうなタイミングでアクアンをトップから引く等、プレイング以外のところに敗因があったように思う。したがって最善は尽くした結果であり、運やタイミングが勝負を分けた部分が大きいのではないだろうか。
そして、これは勝負には全く関係がないが、決勝開始前のささぼーへのちゃんなべ、おっしーの言葉は非常に良かった。
2人の人間性とささぼーとの関係がそのまま出たコメントだと思う。素晴らしい。
5.ささぼー誕生日おめでとう!
私は勝っているささぼーが好きだ。
例えひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット等全てが怪しくても、言ってることが何も分からないとしても、ハゲていたとしても、いっつも遅刻してくるとしても、高校に3校通った挙句に中退していたとしても、絵やカードゲーム以外のゲームがとんでもなく下手でも。
それでも勝つささぼーはかっこいい。普通の人に出来ることが出来ない代わりに普通の人では出来ないことが出来るささぼーが好きだ。YouTubeはささぼーにとっての天職と言えると思う。
だからもっと勝って欲しい。バトルアリーナで敗退の報告をするツイートを見る度悔しい。今年の「配信者王決定戦バトルロイヤル2022 ~戦慄のタッグマッチ~」で負けたのも、ちゃんなべの分も含めて2倍悔しかった。
もちろん「勝って欲しい」と言ったからといって勝てるようになる訳はなく、「お前には関係ないだろ」と言われれば全くその通り。
それでも応援したいし、信じているのだ。普通の人は出来ないことが出来るささぼーを。常に想像以上で予想をはるかに超えてくるバケモンを。
読んで頂きありがとうございました。
一緒にささぼーの誕生日を祝いましょう。
☆.「@sasabou666」ツイート主の見分け方
ささぼーはTwitterアカウントを持っている。リスナーは配信の告知や日常の様子をここから知ることになる。同じく、ちゃんなべやおっしーもそれぞれアカウントを持っているが、ささぼーのアカウントはそれらとは大きく性質が異なる。
@sasabou666はささぼー軍団の共有アカウントである。機械の扱いが苦手なささぼーに代わってツイート主は基本ちゃんなべ、おっしーである。もちろん、ささぼーがツイートをすることもあるが、全体のツイート数から見れば少ないと言えるだろう。
したがって、@sasabou666のツイートの多くはささぼー以外の人物がささぼーの口調や雰囲気を真似てツイートしている場合がある。今回は@sasabou666におけるツイート主の見分け方について私なりの見解を解説しようと思う。見分けることによって配信告知ツイートの時点で、その日の配信出演者が分かるようになる……かもしれない。つまり全く意味のない技術である。
まず、ツイートがどのデバイスからされたかということだ。ツイートは主に「Twitter Web App」「Twitter for iPhone」「Twitter for iPad」のいずれかである。
次に文体である。ひらがな、カタカナ、漢字の割合や句読点、絵文字などを含めた記号の使い方がこれに当たる。
主に以上2つの点から私がそれぞれの傾向を述べる。
●ささぼー
2022年現在、ささぼーのツイートのほとんどは「Twitter for iPad」から行われる。これはささぼーがスマートフォンを所持しておらず、Wi-Fi下でのみ通信できるiPadを使っているからである。
また、猫の絵文字を使用することが非常に多く、「おっしー」は「おっしい」と表記される。
そして、主格の助詞「は」は「わ」と表記される。
◎ささぼーツイートの特徴
・「Twitter for iPad」
・「おっしい」
・猫の絵文字
・「は」→「わ」 「を」→「お」
・句読点を使わない、もしくは使い方の間違い
しかし、これらの特徴は現在のツイートにのみ当てはまる。過去のツイートを見ると、「Twitter for Android」で発信されたツイートのほとんどはささぼーによるツイートである。
●ちゃんなべ
ちゃんなべのツイートは「Twitter Web App」または「Twitter for iPhone」で発信される。Web Appの場合は主に配信の告知のツイートであり、文言をおっしーが考えている場合もあるので、見分ける必要が出てくる。同じく、iPhoneの場合にもおっしーのツイートの可能性があるので、デバイスを見ただけではちゃんなべのツイートかを判断するのは難しい。
以下のツイートを見てみてほしい。
以上のツイートはいずれもちゃんなべによるツイートだと思われる。
その根拠の1つはちゃんなべは中黒(・)や読点(、)等の記号を2つ連続で用いるという点である。
まず最初に述べておくと、中黒や読点を2つ続けて使うのは正しい使い方とは言えない。それぞれ「・・・」や「、、、」と3つ連続で使われることはある(この使い方も正しいとは言えない)が、2つというのは余りにも奇人変人である。
ちゃんなべの個人アカウントによるツイートを参考にしても、多くのツイートに当てはまるのでかなり信頼性の高いものと言えるはずだ。
また、ちゃんなべはツイートの初めに挨拶を入れる傾向にある。
挨拶があるからといって確定ではないが、判断する材料にはなる。
また、何といっても特徴的なのはくっさいくっさい言葉である。配信等でも何度も話題に上がることではあるが、ちゃんなべの言葉には匂いが付いている。ツイートを見ていて「何か匂うな」と思った場合には、真っ先にちゃんなべを疑っていい。
◎ちゃんなべツイートの特徴
・「Twiiter Web App」または「Twitter for iPhone」
・2連続の記号
・くっさい言葉
おまけ
過去、大量にツイートされていた【2000年代DM勢うんちくツイート】の類はほとんどちゃんなべによるツイートだと思われる。今でこそ、ささぼーとそれ以外の人によるツイートは見分けられるようになっているが、返信等を含めてささぼーに代わってツイートしているので「ささぼーが返信してくれた」と思っていても、その実、ちゃんなべの返信ということがあったのではないかと思われる。
●おっしー
@sasabou666のツイートはおっしーによるものがほとんどである。よって、上記のささぼー、ちゃんなべによるツイートの特徴に当てはまらないものは基本的におっしーによるものと考えていいだろう。
つまりいわゆるTwitterにおける「文面でのささぼーらしさ」を担っているのはおっしーである。
おっしーによるツイートは基本的に簡素である。「やるよー!」「やるぞ!」などの感嘆符を用いたツイートはもちろん、たまに時事ネタや過去の語録を用いるのがおっしーの特徴である。また、SASUKEネタを好む。
◎おっしーツイートの特徴
・簡素
・感嘆符を用いた「ささぼーらしい」文
・SASUKE
・くさみのないユーモア
この3人以外にも「ささぼーCup」関連は、ぱぱぼーさんによるツイートなのではないかという予想もあるが、根拠がないので「っぽい」というところである。
以上の特徴を基にして、@sasabou666のツイートは誰によるものなのか、配信告知の時点で誰が出演するのかを予想するのも面白いのではないだろうか。
過去なんだよ
座頭
目玉おやじスタイル
チャリンコスクラッパー
虎に翼
ささぼーが発した中で一番好きな言葉
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