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日曜日よりの使者 が 手に当たったそうだ

赤の他人ではあるものの、Kちゃんのお祖母ちゃんのお墓参りが終わり、心がスッキリ、肩も軽くなった。

その後、その栃木某所から宇都宮駅へ戻り、日光線に乗って温泉へ。

一泊くらいして帰ろうと言うことで、久しぶりにゆっくり出来た。

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そして日光東照宮へお参りへ行って、階段を登りまくり、大御所様へご挨拶して来た。

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そして、我が職場の方の大御所ナースさんが闘病中だと言うことと、妊婦さんになった方もいるということを思い出し、お守りを買って来た。(1年後、お返しに来なければならないな。)

実は、この旅の始まりの頃に「本当は2泊くらいしたいところだけどねえ。」と二人で何度も言っていたのだが、墓参りがメインだし、仕事上の〆切が控えているものも多いし・・・今回は1泊であきらめよう!ということになった。

温泉は前の夜に入れたし、お墓とお宮に参りも出来たし、さあ、帰ろう!と駅へ戻ったのだ。ここから特急スペーシアとやらに乗って新宿まで一本で帰れる予定だった。

ところが・・・・

わらび変電所の火災で、運休となりました」というお知らせが。

え?

そんなことってある?

見ると、別の場所へ向かう電車は、全部平常運転となっているのに、私たちが予約したチケットの電車だけが「×」。その頼みの1本だけが「×」。

・・・・・・・・。

じゃあ、日光線で宇都宮に戻って、宇都宮線でゆっくり帰ろう。チケットは払い戻しして貰えば良いし!

しかし、その後、また新たなお知らせが出てきた。

宇都宮線、高崎線、京浜東北線、それが全部運休。そして、「すごい爆発音だったったらしいね!」と語る人々。

たちまち駅がごった返して来た。多分私たちと同じ経路の人たちの集団だと思う。時刻は夕方16時頃だった。

これは、もう一泊して行けと言うことではないか?ということで、急遽、宿泊先を検索。

実は、それでも周り周って帰る方法はまだあった。

でも、Kちゃんが山道を下って来る途中で、突然「うわっ!」と言うので「どうしたの?」と訊くと、変なことを言った。

「今、眷属けんぞくに手をタッチされた!」と。

けんぞくって、何?

「ずっと前、Ohzaちゃんが言っていたやつだよ?」

え?あ、あれ?

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いや、私が言っていたのは、こんな凄い方々ではないですよ。こんなごつい神獣さんではないんです。これは、たまたま東照宮さんでお見かけしたので例にあげたに過ぎません。

私が見たことがあるのは、紙飛行機のように飛んでいるものだった。ええ、本当に紙飛行機のように見えた。

でも、後に、テレビで同じようなものを撮影した人が居たので「それが何だったのか?」が分かっただけ。

「とにかく、私たちが乗っている時に変電所が爆発しなくて良かったね。あと、どうしても帰ろうとするからタッチされたんだと思うの。泊まって行こう!」とKちゃんが言うのだった。

と言うわけで、もう一泊することになった。明日は帰れると良いなあ。というか、帰らないとえらいことになる。

とりあえず、今日ものんびりすると決めた。

ちなみに、全線が復旧したのは、21時前だった。

怪我した人がいなくて本当に良かった。

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読んで下さってありがとうございます。

今日も良い1日でありますように。

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