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動いた方が癒される その2(?)
疲れが取れなくて色んなことが億劫に感じるということを最近よく書いているように思う。
昔より沢山休みを取っているのだけど、ちょっとしたことで割とくじける。
話はころっと変わるけれど、身体が疲れていると髪の毛の調子も悪くなるらしく、私の場合はうねりが気になる。半端な癖っ毛なのだ。
その上、美容室と言う場所があまり好きじゃない。じっと座っていることにも疲れちゃう今日この頃は余計にそう。
しかしカラーリングとカットだけだったら最短1時間くらいでやってくれる。だから、頑張って行こう!と思うのは、自分のテンションが下がるだけでなくて、いつも周りに言われるからだ。「白髪だよ!白髪!どうしたの。」と。
いや、もうあと数年で還暦なわけですから白髪くらい出ますがなと言うのだけど、どの環境にいても「やだ。綺麗にしてて。」と言う人が数名は存在する。私は何に気を使ってきちんとしようとしているのか?とも思うのだが、考えてみればそれで少々身綺麗にしようとする心が保たれているわけだから、それはそれでありがたい。
そんなこんなで、ホットペッパーで美容室を予約したのは良いがそんなことを考えていたせいか、何とストレートパーマまでメニューに入れてしまった。カラーと一緒には出来ないからまた行かなきゃならないのに。
髪質改善が得意な美容室で、もはや一年くらい行っていないところだった。とても綺麗に仕上がるのだけど、時間がかかるのと言う理由でそのサロンとはずいぶんご無沙汰してしまったが。
「久しぶりじゃないですか。最後は一年前ですよ。それにストレートは2年ぶり。」とハグしてくれそうな勢いの歓迎ぶり。不愛想な客なのに。
それで長時間観ていて思った。美容室が疲れるなんて言っている我儘が客だけど、このプロセスはやる方の人の方が100倍疲れる。とても丁寧だから。
そんなことを口に出すと、「でも、こんなに綺麗に出来ると達成感があるんすっよね。」とのこと。
私もゴロゴロ寝ていた方が絶対良い!と思っていた自分をここに連れて来て本当に良かった!と思った。何日もつのが分からないけれど、さっらさらになった。
正直に「わお!」と感動していたところも笑われた。
でも、喜んでいたのは私だけじゃなかったように感じて嬉しかった。
仕事ってそういうものなのかも知れない。
炎天下を帰って来てスパイシーなカレーを作って二人で食べた。