畑違いなミスマッチ
今日、刑事さんと話す機会があった。
学生時代から4~5年に一回くらいのスパンで刑事という職業の方と接触する機会が訪れる。
あ、病院勤めの頃は怪我人がぎょうさん運ばれて来るのでもっと短いスパンだったか。傷害が多かったからだ。
18の時は、夜、母のタバコを買いに行かされ、その途中でひき逃げを目撃。跳ね飛ばされた人を安全な歩道まで運んでいる途中で一旦は降りて来た轢き逃げ犯が自分の車に戻って行くので追いかけた。もう少しのところで捕まえられそうだったが、走り去られたのでナンバーを暗記して捕まえて貰った。
一番近い記憶だと、これまた4~5年前、当時経営していた自分のカウンセリング事務所へ向かう途中で後ろから追って来た自転車の男が私の前の籠からバッグをひったくろうとしたので、思わず、むんずと掴み綱引き状態になった。
若い男だった。黒いズボンに黒いダウン。
10回くらい引っ張り合っているうちに、『放せ!金は自分で稼げ!』と叫んでいたのは私の方で、予想だにしない長い闘いに戸惑いと恐怖を覚えているのは彼の方だった。その時、バッグから財布がポーン!と飛び出て道路に落ちた。財布だけが。
もう訳が分からなくなったのだろう。私が手を放して財布を拾っているとバッグだけを持って男は逃走した。
この時の刑事さんとのやり取りは色々と面白かったのだけど、それはまたの機会に。
後日捕まって未成年だということが分かったという事件だった。
そして、今日またしても刑事さんたちと話す機会があった。
パクられるようなことはしたことがないが、パクることに協力するということには多々遭遇する。いったいなんだろ、これ。
そう言えば刑事さんたちはいつも二人一組のことが多いが集団で来られると相当迫力ある。用事が済んだら早くお引き取り願いたいが、共に作戦を立てることがたまにある。
詳細はまだ描けないが、平和が一番という話。
その意思があるかないかに関わらず、日々国民のために働いて下さっている方々には感謝の極み。