気負いと安心
今日の電車の中は見るからに新入社員と思しき人々で溢れかえっていた。4月1日だもんなあ。混んでいた。電車の時間を一本早くしようか。行く先が高齢者施設なので、私はまだまだコロナを風邪やインフルエンザと同一視出来ない。誰が何と言ってもだ。(いや、もちろんインフルも怖いけど)
自分は死なないのだろうけど、冗談じゃない。終の棲家で皆に楽しく過ごして貰うんだ。
話は逸れたが、我が施設にも3人の新入社員の方々が来てくれて、今日は朝からてんやわんや。医務課にもお一人新人ナースさんが来てくれたので顔合わせやオリエンテーションに明け暮れていたのだが、いつものごとく各課で諸問題が起きるので途中で何度も抜けなければならない。しんどかった。が、もうしんどいとも言っていられない。本日から統括課長だ。
統括課長が何をすれば良いのか?と訊いたのが先日。
「今まで通りでお願いします。」とのこと。
そう言われれば言われるほど足りないことが気になる。もっと他の課にも目を向けなければ。それが利用者様(顧客)の幸福度に繋がる。
自分のことだけを考えている人は4月1日から遅れを取っている。あいかわらず色んな場面で「聴いてませんよ」と怒るばかり。
何故自分は聴いていないのか?それが問題なのだが、本人も気が付かないようだ。
そんわけで怒涛のように過ぎた第一日目。
帰宅した後、相方が「なーんにも心配要らないよ。」と言う。何を言っているんだ、この人は。問題山積みじゃないか。
しかし、「大丈夫、大丈夫。今までやって来た通りで大丈夫。」と施設長と同じことを言っている。
この人が大丈夫と言ったことは大抵いつも大丈夫だった。単純だが、素直に信じて今日もゆっくり休もう。