見出し画像

怠けものの信念 そして緩急

休日も終わりかけている夕方に・・・いや、ほんとは、もうずっと暗澹としている。
『今までこうして来たから。』とか『いつもこうして来たから。』という理由で現状を変えようとしない人たちに暗澹としている。

今のままで良いことも多数ある。
が、命に直結する水分摂取量や食事摂取量については全員が把握しておくべき。

そこで排泄&食事&水分摂取量を一目で見渡せる帳票を作成したのだが、観てくれようともしない人ばかり。

皆、何かを変えるのが嫌なのだ。でも、この場合、変えなければならないと確信している。
変えることで色んなことが楽になるのだが、現状の面倒臭いやり方で続行したがっては愚痴を言う。

傾眠がちで弱っている100歳超えの人に眠剤や安定剤が多量に投与されているのを観たときには、既に派遣の時点で「切らないと死ぬでしょ?」と、もう少しでガチキレするところだった。

ここの主軸となっていた先輩二人は大好きだった。一緒に飲みに行っても楽しかった。

が、難を言えば、人の悪口を言い怒りまくるのが生活のほとんどで、やるべきことをやってなかったという事実は否めない。

一方で派遣の私より先に正社員をやっている比較的新しい方々は、目についた問題を『ここの介護さん、ダメだよね。』とか『ここの施設おかしいよね。』ということで終わらせて、やるべきことをやっていない。

これは非常に恐ろしいことなのだ。

一遍にはうまく行かないと知りつつも、出だしで躓いている。

先に正社員だった方々は、まだ相談している時点で『そのやり方を何であなたが決めようとしているの?』という。まあ、H先輩が居なくなったら自分が主任だろうと思い込んでいた怒りがその言葉に込められていることは分かる。

が、施設長とH先輩に話を通したときに『Ohzaさんの好きなようにやって良いよ。』という言葉を貰っている。二人とも違う場面だったのに同じ言葉を言ってくれていた。

とはいうものの、連携しなければできないことが多いし、出来れば理解して貰った上で進めたい。正直面倒臭いなー、もう!という暗澹だ。

が、思いつめるのはよそう。必ず突破口がある。

一人でも多くの高齢者の方々にとって、安全な・・・そして出来れば楽しい施設になることを祈り、実際にも行動して行きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?