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異質なもの / マヤ・アンジェロウ / ハンバーグ

事例研究発表会。

2次予選は、いよいよ明後日となり、そこに参加する全ての施設の1次予選が終わった。

ここまで勝ち抜いて来た20事例のリストが揃う過程で、全ての事例の資料に目を通して来たのだけど、何だか分からないモヤモヤがあった。

どれも素晴らしいんだけど、何だろう、この違和感。

おかしなもので、この世界にも、毎年流行りみたいなものがあるんだよね。

昨年は、ユマニチュードに飛びついて、似たような事例が多かった。認知症ケアは前からやっているはずだろ?と思うのだけど、皆、新しい言葉に飛びつくんだよね。今年もその名残りが残っていて、題材に使った事例も幾つか目についた。(ほとんど予選落ちしていた。)

じゃあ、今年は何か?と言うと、次世代機器についての事例が多い。例えば、介護ロボットとか、介護業務をネット管理する技術とか。

その流行りというのは、どこから生まれるのか?と言うと、法人の偉い方々が『次世代機器に注目しているんだよ。』という言葉を発することから始まっている。まあ、その前に厚労省が推奨しているからこそ、うちの偉い方々が反応して、その反応に一般職員が反応しているという現象なんだろうけど。

『なるほど。今は次世代機器なのか。』と、途端に皆がそれについて語り出す。

ところが、見て来た限り、それらを導入して『素晴らしい!凄く助かった。利用者様のためになった!』と、大喜びしている施設は見たことないんだよね。まだ実績が少ない。じゃあ、何で題材にするのか?

皆、自分がやりたいことではなくて、これをやると賞を取れるんじゃないか?ということを扱っているんだよね。

その結果、うちのチームが今年度も浮いている。いや、これ、毎年のことだけど、今年は特に、メガトン級に浮いている。

何せ、こんなに多くの事例群の中で、心を使った事例というのが、うちのチームだけ。たった1事例なのだから。

現時点では特別養護老人ホームの事例群だけど、本選には、デイサービスや、小規模多機能、看護多機能などの通所、そしてグループホームの部門で勝ち抜いて来た事例が加わるので、さらに恐ろしい数になるのだけど・・・、多分、そこまで勝ち残れたとしても、激しく浮くんだろうなあ。

その前に、特養事業部の代表として選んで貰えるか?つまりは2次予選が通過できるか?というところも微妙だ。何せ、その沽券にも関わる選定だから。確率としても、質としても、難しい。

この4年間、この時期になると同じようなことを感じて来たことを思い出したのだけど、今年はあまりに異質過ぎる。

そして、次に思うのは、こうだ。”もしも分かって貰えたなら、行ける。分かって貰えなかったのなら、行けない。”

それは、法人が分からなかった という、ただそれだけのことだ。

『そんときゃ、しょうがないね。』とKちゃんと話している。

そんなことを話していた際、良い言葉を見つけた。

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Maya Angelou
マヤ・アンジェロウ

アメリカの詩人、作家、公民権運動家。代表作は自伝『歌え、翔べない鳥たちよ』。キング牧師とともに公民権運動に参加。2011年に大統領自由勲章を受章。

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明日はとんかつだから・・・と、一度は魚料理も考えた。が、結果はポテトサラダとハンバーグ。

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やってみよう。

今日が良い1日でありますように。

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