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闘いの火蓋は続く / 投薬

コロナ感染者を出してしまったと落ち込んでみたところで、今やウイルスは防ぎきれない。何たってもはやご家族も面会フリーの世の中になってしまった。いちおう予約制で検温はしてはいるけど。

それで闘いの火蓋を切っての3日目。
大丈夫そうだ。拡大はないしご本人も落ち着いて来た。

***

で、もう一つの闘いは猫のブルーノ君に抗生剤を飲ませること。
口を開けさせてポン!と入れる。そしてゴクリと飲んでくれる。

しかし、そのあと、「ごらああ!」と御怒りになる。残念ながら猫の動画は撮っていないので証明できないが、本当に人間語のごらああ!と聞こえる。

ちなみにブランカちゃんは「かおるうう~」と私の名前を呼ぶ猫だ。
よく自分の名前を呼んでいるという飼い主は親馬鹿だというのが、Kちゃんが「いや、第三者が聴いても『かおるう~❤ごはあああん❤』って言ってるよ。」というのでほんとに喋っているのだろう。

で、猫への投薬の話に戻るが、今度は粉にしてチュールに混ぜてみた。
いつものように皿に駆け寄って来た。
が、くんくんと嗅いだ瞬間、片手でガッシャン!とひっくり返された。

凄い。

しかもブランカまでもが同じ皿を今度は後ろ脚で蹴った。

安心した。
うちの猫たちは毒殺されることはない。

いや、感心している場合じゃない。どうしよ、これ。

やはり、口を開けてポン!

そして『ごらああ!』と叱られるしかないのだろう。

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