メタバース旅行記:推しのラーメン屋@ニンニクのライブ感
VR役者をやっております、ともよろうと申します。メタバース旅行記ぽいものを書いていきますので、よろしければお付き合いください。
みなさんはラーメンお好きですか?私は好きです。
「バーチャル山岡家(非公式)」VRChat
「どんなラーメンがおすすめ?」と聞かれたら、「ラーメン山岡家」を推しています。
以前から全国各地に展開しているお店なのですが、一般的なチェーン店というよりも、のれん分けのような形の運営をしているところです。
というのも、いわゆるセントラルキッチン方式で効率的に、均一なスープを各フランチャイズに卸されるのではなく、それぞれの店舗の厨房で四つ並べた寸胴鍋を順番に煮立ててイチから豚骨スープを仕込むことで常にできたての味に、しかもそれを二十四時間営業でやっているのです……まさにラーメンキングダム。エンドレスラーメンの祝祭。
バーチャル山岡家(非公式)はそのラーメンキングダムを再現しているワールドです。
あくまでも(非公式)ですので少しだけのご紹介になりますが、再現性が素晴らしいです。解像度が高いのです。
山岡家に行きたい!けど外出したくない!(24時間営業だから時間の制限は無いです)という際はこのワールドにJOINしてカップ麺など召し上がるのはいかがでしょう。熱湯の取り扱いに注意してください。
さて。
人様にオススメするわりに、私はそれほどひんぱんに山岡家に行くことは無いのですが、なぜかというとそれは行くと必ずオーダーを「麺カタメ脂オオメ味コイメ」にして、カウンターのおろしニンニクを海苔の上にどっさり落として(海苔が分厚いのでニンニクがスープにすぐ溶けるのを避けることができます)、麺に直にまぶしていただく、もうこれニンニクのライブ感がたまんないですね。
などと伝説の「RED中村早死に三段活用」を実践してしまうからなのです。
本当に私が好きなラーメンは、近所にあったいわゆる町中華のラーメンで、「こういうのでいいんだよ」的なやつです。
四十年前からやっているそのお店は、でもちょっとした欠点がありまして。
すべてのメニューが通常の二倍の量で、「ビールと野菜炒め、あとラーメン」としごく普通のコースを頼んだ結果、なぜか腹パンパンになって店を出るという感じで、そこにライスなど付けようものなら「ごはん少な目で」お願いしても優しい親父さんは断固としてメシ大盛りにしてくるんですね。「少なくていいって言ってるじゃないですか!」などと精進が足りていない客がたまにキレる勢いで。
そのお店には、週一から週二で通っていたものですが、例によってコロナきっかけで店をたたんでしまいまして。
はい、それはもう残念だったですが、おかげでちょっと健康になったという自覚はあります。
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