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人類は増えすぎた人口を宇宙に移民させた
VR役者をやっております、ともよろうと申します。メタバース旅行記っぽいものを書いていきますので、よろしければどうぞお付き合い下さい。
今回はスペースコロニーに行きます。ついでにガンダムの話もしますので、ネタバレにお気をつけください。
「Space Colony “Island-4”」: VRChat
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直径8km×長さ32kmの密閉型スペースコロニーになります。
物理学者オニール氏の考案した「オニール・シリンダー(島3号)」をベースに、採光を可動式の鏡から人工太陽に変更して、スリム化したシリンダーを複数個連結するデザインが、「Island-4(島4号)」と名付けたゆえんでしょう。
円周は25.14kmで、クルマでぐるりと走ることができます。
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はるか彼方に人/クルマがいたら観測できるか、試してみたくなりました。
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ある程度の高度にフィルターが設置されていて、不可視になる仕様でした。負荷軽減の関係で無理もないところです。
さて、
いわゆるスペースコロニーと言われて我々が最初に思い浮かべるものが、このタイプのものでして、その主たる原因ですが、
ご注意:この後「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」のネタバレが含まれます。
こちらのオニール・シリンダーが地球に落下するシーンから始まるのは、45年噛んでも味が続くガムと言われる「機動戦士ガンダム」(以下1stガンダム)(1979)です。
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有名なコロニー落としのシーンは、1stガンダムのアバンタイトル(番組冒頭のプロローグ的なもの)ですが、新作ガンダム劇場版で1stガンダムをアバンにしようと庵野秀明氏が脚本を書いたら、尺にして40分になってしまいましてね!ワハハ!という面白エピソードが公式に語られています。
庵野氏の1stガンダムに対するこだわりはかなりのもので、「新世紀エヴァンゲリオン」(1995)の製作当時、氏はガンダム第1話のビデオをストップウォッチ片手に繰り返し見続けて30秒ごとに「あ~ッ!」と叫んでいた。という逸話があります。
完璧すぎてとても越えられない!という想いからとのことですが、そうして悩み抜いて産み出されたエヴァ第1話もすごい!と思います。
時は流れ、庵野氏はここに、ガンダム第1話をリメイクしたうえ、さらに原典のおおむね終盤までを15分ほどのまとめにして、予定通り新作ガンダムのアバンタイトルとして、劇場公開するに至りました。
完璧すぎて越えられなかった第1話を煎じ詰めて、さらに巻き気味のテンポで詰め詰めに情報を入れていくさまは、劇場版三部作をほうふつとさせる印象を受けましたが、「シャアのガンダムRTA」と表現した方もおられて、なるほど…!と思いました。
ちなみに、機動戦士ガンダム劇場版三部作(1981-1982)の配給収入は合計で30億円とのことですが、本作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」は公開1ヵ月時点で25億円だそうです。迫ってきてますね。
(ガンダム映画の最高収入は「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」(2024)で50億円です。)
なお、庵野氏率いる株式会社カラーは、「宇宙戦艦ヤマト」の新作アニメを製作する権利を2024年10月に得ており、いつ作品が実現するか不明ですが、その次くらいに「風の谷のナウシカ」の続編を作ってくれないだろうか……などと期待しております。
「OperationBritish U․C․0079」: VRChat
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※本文中、「機動戦士ガンダム」の引用画像は株式会社バンダイナムコフィルムワークスが権利を持つものです。
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