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台北旅行Vol.12 迪化街ぶらぶら02〜ドライフルーツにお茶、お店が続く【度小月〜杜甲 A-Ma〜青木由香さんの你好我好(ニーハオウォーハオ)〜布物設計〜などなど】


迪化街でお昼ご飯ならどこがいい?

迪化街にもお昼ご飯を食べられるところはいくつかあって、ピックアップしておいた。テレビ東京の人気番組「孤独のグルメ」で五郎さんが立ち寄ったお店もいくつかある。
その一つが「永樂担仔麵(ヨンルーダンズミエン)」で、気になる「五郎特餐(セット)」は、雞肉飯に加え、野菜や豆腐などの盛り合わせがセットになっている。
もうひとつが「原味魯肉飯(ユエンウェイルーロウファン)」と。注文したのは、汁なし麺・乾麵と、下水湯というスープ。名前のインパクトがすごいのでちょっと躊躇する。
「永樂市場」までいくとおこわのお店「林合発油飯店(リンフーファヨウファンディエン)」がある。前々回社員旅行で台湾に行った時に食べた「油飯(おこわ)」が美味しかった。日本ではおこわとか好きじゃないのにね。

度小月【迪化街でお昼ご飯なら安くて美味しいここ】

今回は友人も「やっぱここでしょ」といっていた「度小月(ドゥーシャオユエ)」にしてみた。
台湾南部の都市・台南の名物料理を味わえるお店で、板メニューは「擔仔麵(タンツーメン)」だという。
あれ?坦々麺じゃなかったっけ?ネットでいろいろ調べてた時に「坦々麺がおすすめ」とかいてあった気がしたけど。
「お昼時は割と混んでいるけど、2階席もあるからきっと大丈夫」と聞いて来たけど、一階席にすんなり入れた。
午後2時くらいだった気がする。

メニューブックを見てみる。日本語表記もあるし、写真も多いから注文しやすい。しかも全品割とお安め!この円安物価高のなかにあっても嬉しい価格。注文内容を決めたら、注文票に記入してお店の人に渡します。
割と賑やかめだけど、地元のおばちゃんがひとりで入って来て、さささっと食べて帰る雰囲気。すごくいい感じ。

これがうわさの?擔仔麵?

やってきたのはタンツーメン。
さっそくひと口食べてみると、辛くない。
あっさりとしたスープ。すこし甘味すら感じるのは、体が辛い麺を予想していたからかな?でもおいしい。上品な、というか「体に悪いものが入ってない自然な旨味」だ。麺はやわらかめで、肉そぼろがホロホロ。パクチーやもやしの食感や香り、案外味のバリエーションがある。うちわが小さいので2人でシェアすると少なめ!価格がお安めなのでもっといっぱい注文してもよかったかな?一個だけのったエビがかわいい。

桜海老の台湾おこわ

もちもちっとした台湾おこわ。麺とおこわはベストマッチだと思う。エビの香りとおこわの食感で、小さいお皿だけど満足!

ここではちょっと贅沢品のからすみ

盛り付けがかわいい「からすみ」(國寶級烏魚子/2片)。厚めにスライスしたカラスミをリンゴ・ネギと一緒に。
迪化街とえばからすみも有名。僕はそんなにピンとこないんだけど高級食材よね。このくらいの量をちょろっと食べるのがいいかな!

美味しかった!エビのあげたやつ

揚げエビ巻き?というのかな?これがめちゃくちゃ美味しかった。台南の名物料理らしく、中身に肉そぼろとエビが入ってる。包んでいるのは餃子の皮とかじゃなく豚の脂らしい。エビの旨さと香り、豚肉のジューシーさとサクッとした皮がうまかった!度小月は台南料理のお店ってことでいいのだろうか?

メニュー画像見つかったので載せておきます

JCB優待があったけど、うまく使えなかった。出せばよかったなー。オーダー時にJCB優待掲載ページ(ちゃんと印刷してたのに!)提示するとアラカルトメニューをNT$500(税込・レシート合算不可・サービス料別)ご注文ごとに、担仔麺をひとつサービスだったらしい。
でもお腹も割と満足したからいいか。

JCBキャンペーン使うならこっち↓↓↓


杜甲 A-Ma 台北廸化店【youtubeでみつけた紙袋のかわいいお店〜唐辛子のバリエーションいっぱいのお洒落店〜】

次に行ったのは「杜甲 A-Ma」という2021年1月にオープンした唐辛子専門店。香辛料の専門店って迪化街にはありそうだけど、ここはほんとにおしゃれ!入り口には、本物の唐辛子をこれでもか!というほどたくさん使った大きな真っ赤っかな飾りがある。僕はタイプグラフィ(文字のデザイン)が大好きなんだけど、台湾はさすが感じの国、綺麗な、かっこいいロゴがたくさん。お店に入る前から「デザインの洗練さ」にワクワクする。
店内に入ると、商品の展示の仕方もモダンで(ああ、もっと写真撮っておけばよかった)ハアハアした。
日本語が上手な係の人が一つ一つ説明してくれて「試食しますか?」とお薦めしてくる。
試食して「かわない」のがちょっと苦手で、めちゃくちゃ欲しくはないものまで買ってしまうことがあるんだけど、こちらのお店で頂いたものは全部欲しくなるくらい美味しかった。

まっかっか!

本当に美味しい唐辛子は辛くて、甘くて、うまい。

今回の購入品はこちら

香辛料と梅のお菓子
この袋のデザインがたまんない!この袋だけ売って欲しい!


你好我好(ニーハオウォーハオ)【台湾一人観光局な青木由香さんの雑貨屋】

台湾のことを調べようとすると必ず登場するのが青木由香さん。神奈川県 真鶴生まれ。多摩美術大学卒業後、世界各国を旅行し、2003年から3年間台北で写真、墨絵等を制作するかたわら、日本のメディアにコラムを連載。その執筆や動画で「台湾のいいところ」をガンガン紹介しまくった、いわば「台湾一人観光局」な女性です。

青木さんのお店が迪化街にあると聞いて、いってみたいと思った。
迪化街の大通りは割とお店の位置を把握してるんだけど、路地はちょっと難しくて。グーグル先生に聞くと変なところに連れていかれると妻はあたふたしていた。
ぼくは前回迪化街に来た時に「生南」という看板が印象的で、動画とかみるとその場所近くのよう。ところが探そうとすると見つからないもんで、ふらっと曲がると、そこにあった。

ここを探し求めて歩いたよ

お店は二階建てになっていて、上の階が大人気の「ヂェン(鄭惠中)先生の服」があるらしく、女性のお客は全員上がっていった。流石に僕はその中に入るのはちょっと、、、下で雑貨を見ていた。
カルタのように「台湾あるある」が書かれたカードがかわいかった。
そこで見つけた「快楽麺」というもの。キュートでキッチュでかわいいパッケージ。まよわずそれを購入。

今回の購入品はこちら

麺が3種、スープが4種入ってる


布物設計【迪化街の古い街並みの中では異色なおしゃれ布ものショップ】

你好我好の路地からもうひとつ大橋頭側の路地にあるのが布物設計というお店。実は妻が前日に永康街で見かけて「かわいい!」と叫んでいたバッグはこの布物設計のデザインのようで、昨日見て、今日も見て、買うという「地元のファッションビルのセール」のような使い方をした。

この布物設計は2階。ネットで見ると1階のような雰囲気の写真や記事もあるんだけど勘違いか、気のせいだ。一回ではなにかクラフト系のイベントがあっていて、二階に上がった向かいの店でも「クラフト体験」みたいなのがあっていた。ここはそういう「ものづくり」のビルなのかもしれないね。

「布 = テキスタイル 、物 = モノ、オブジェクトの組み合わせでカラフルでいて実用的なオリジナルのものづくり」がブランドコアコンセプトらしく、確かに「ちょっといいもの」が並んでいた。
お店のかたもていねいに日本語交えて説明してくれた。
「生活に彩りを与える“とっておき”」というテーマをしっかり感じ取った。

今回の購入品はこちら


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