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最強の暗記ツール「Anki」を継続してみて思うこと(メリットとデメリット)

本記事について

こんばんは。高原くじらと申します。

今回は、私の大好きなツールである
Anki
を継続してみて思うことをまとめます。
簡単に「Anki」を説明すると、
「忘却曲線に沿って、問題を出してくれる最強の暗記ツール」
です。

参考になる部分があればうれしいです。



メリット

個人的にメリットは4つに大別できます。

  • 暗記学習において「Anki」さえやればいい状況を作ることができる

  • 各学習ごとに学び方を自分でカスタマイズできる

  • 暗記に対するハードルが下がる

  • 統計データを見ることができる

一つずつ詳説します。

暗記学習において「Anki」さえやればいい状況を作ることができる

私が「Anki」を始めようと思ったきっかけでもあります。
暗記学習において「Anki」さえやればいい状況を作ること、言い換えれば

「暗記学習の一元管理の実現」

は私にとって非常に魅力的でした。
「復習の効率化」が可能になるからです。
例えば、ある問題集を一通り解き終わった後、また難易度の高いものに取り組みます。その際、初めに取り組んだ問題集を振り返るタイミングを自分で決めて、実際に実行。
正直、面倒でした。

「Anki」は、エビングハウスの忘却曲線に則って、適切とされるタイミングで振り返りを求めてくれます。
自分で今日は何をやるのか、決める必要はありません。
何を復習しようか考えることが不要です。
これにより、暗記学習に取り組むハードルが下がり、継続がしやすくなっています。

各学習ごとに学び方を自分でカスタマイズできる

私が「Anki」を好きな理由でもあります。
自由度が高いので、自分の満足が行く勉強をできるのがいいです。
より具体的には、以下3点でしょうか

  • 英語なら音声を付ける

  • カードの裏に画像を付ければ視覚的な理解も進む

  • テキストの穴埋めカードなどを作ることもできる

この中でも、2点目が好きです。
覚えにくい単語や文章は、マッチした画像も併せて覚えるようにすると覚えやすくなっていいです。

暗記に対するハードルが下がる

最近実感しているメリットです。
「Anki」に取り組む時間が長くなるほど、様々なものを覚えられるようになっていくため、「自分は何でも覚えられるんだ」と自信が付いてきました。

この自信により、物事を覚えようとするハードルが下がってくれているように思います。

統計データを見ることができる

個人的にデータをみることやまとめるのが好きなので、嬉しい機能です。

金フレの「Anki」習得度合いのデータ
金フレの「Anki」学習のデータ
金フレの「Anki」各日の取り組み枚数


半年前は、一日で数百枚から数十枚のカードに取り組んでいましたが、習得が進み現在は、忘却曲線に沿って、1日10枚程度しか表示されません。

成長を実感できます。
言い換えると、半年たってもまだ覚えられないものがあるということです。
引き続き精進してまいります。


デメリット

しいて言うならのものですが。
2点あげます。

  • 自分のオリジナルデッキを作るときの入力の手間

  • デッキをダウンロードしたり、作った後数日間は解ききる負担が重い

それぞれ説明します。

自分のオリジナルデッキを作るときの入力の手間

たくさんカードを作ろうとするほど大変になります。
コツコツ行えばさほど気になりませんが、一気に作ろうと思うと、1時間以上かかる場合もあります。

しかし、これは見方を変えれば、その入力時間も知識や記憶の整理の時間ととらえることも出来ます。

そのため、私はさほどデメリットだとは考えていません。
まさに、しいていえばのデメリットです。

デッキをダウンロードしたり、作った後数日間は解ききる負担が重い。

負担が重いとは時間がかかるという意味です。
1日で取り組むカード量を制限する使い方なら、何のデメリットにもなりません。
私の場合、なるべく毎日、すべてのデッキで今日やることが0の状態を目指しています。

今日やることがすべて0の状態

しかし、1日に取り組む量が数十~数百個の場合は、数日間かなり大変です。というのは、数十~数百個のカードが忘却曲線に沿って、出題されるので、はじめのうちは、大量のカードを毎日消化しなくてはならなくなります。

そのため、1, 2か月は一日に取り組むカードの上限を決めて取り組むことをお勧めします。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。

「Anki」愛は、強い方だと思っています。
魅力が伝わってくれればうれしいです。

次は、実際にどう使っているかに焦点を当ててまとめてみます。


それでは。

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