有馬記念の有馬さん
■【有馬記念前日オッズ】フィエールマンが3.7倍で1番人気
(netkeiba.com - 12月26日 18:00)
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今日はめでたい有馬記念、1年の総決算。
観客動員数が多いのは、ダービーか有馬記念。今年はコロナでアレだけど、とりわけ後者は年末の最終戦というのがデカい。
みんな1年の思いを込めるのですね。「今年は彼女と別れたなあ、クリスマス寂しかった・・・」「子どもが生まれ、こんなにうれしいことはない」「今の会社は合わなくって、日々苦しい。来年お暇しようかしら」などなど。
ところで有馬記念の有馬さんというのは、いったいどんな人なのだろうか。
有馬頼寧(よりやす。明治17-昭和32)。筑後は久留米藩主(の、お子さん)。JRAの第2代理事長で、「たまには売り上げを国庫に納付しなくていいじゃん。そんなレースがあっても」ということで法律を作り ー 自身が国会議員でもあった ー 代わりにその利益を競馬場内の遊園地・託児所に投入するやPRセンターを設けるや、また、プロ野球のオールスターよろしく人気投票で〝グラン・プリ〝レースを実現した偉い人。
オグリキャップでファミリー層増えたけど、そんな昔から取り組んでいたのですね。
さすが福岡県人である。
有馬家って元々は佐賀あたりのお大名。キリシタン大名でも有名。
そして頼寧さんの息子が、頼義(よりちか)氏。直木賞作家。
この方はですね。華族やけん戦争に行かずに済んだものを、
「そげな特権あり得ないでしょう」
と、ふつうに兵隊に取られた。
陸軍入隊、満州へ送られ、大学出だから本来幹部候補生のところ、上記の経緯もあって一般ピープル同様二等兵からスタート。
1年経って上等兵、そこへ新兵として入ってきたのがヤクザ。ええ、勝新太郎(が演じる人)ですね。
田村高廣、勝新太郎のこれは、頼義さんが書いた実話。
◆兵隊やくざ
勝さんの教育係に任命されたのが頼義さん。氏はこのヤクザにむしろ興を覚え、惹かれる。頼義さんは上記の如く反骨の人だが、反骨の人って却って優しい。そんな大学出とヤクザのコラボですね、化学反応。
関東軍、軍部のめちゃくちゃといい加減さを表しあまりないわけだが、勝新太郎は上官に、どんなに殴られようが蹴られようがびくともしない。
そのうち上官もへぐれ、勝にはある意味〝特権〝が。だって誰も手出しできないから。
そうこうしているうち、いろんな事件が起こる。無意味な演習、満州芸者との邂逅。。。
ソ連国境地帯なので、当地の様子や気候も詳細に。
頼義さんの原作は『兵隊やくざ』と『続・兵隊やくざ』の2冊。こと1作目はめちゃめちゃ面白いですよ。
日本人慰安婦と3pしたり、エロい部分も。いやしかし、戦時の緊張感では宜なるかなでしょう。超オススメ。
◆勝さん歌う主題歌は、60年代でもインドネシアあたりの音が。
頼義さん(映画では田村高廣)と勝さんは、めっさ仲良し。「上等兵どの、自分は女より上等兵どのについて行きます!」とか言っちゃって。ほとんどゲイ状態(笑)
そして2人はいかがわしい部分込みで、人間たるを忘れない。朝鮮人慰安婦を一旦雇うことで解放せむとする。
これが有馬記念の有馬家というわけ。
俺はせいぜい、対辻敦子戦(笑)をがんばりますわ。
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レベルが低いなあ。。。