シティポップ2 ー 恋は遠い日の花火じゃない
先日(↓)分に続いて、またもや80年代シティポップの件。
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わーくにの80年代シティポップが世界中でバズっているのは、それが秀逸であるのと同時に、洋の東西を問わず哀愁を掻き立てて止まない。そんな事情もあるのではないか。
ストリート・オブ・ファイヤーやフラッシュダンス、フットルースにフィービーケイツのあれ・・・
◆Just One Touch
80年代の米青春映画といえばマシュー・モディンよね。これはシティポップじゃないけれど。
かとーま(加藤まみちゃん)元気かなあ。フィービーケイツにそっくりだった。
では雨中の角松。これ、奥さんと別れた頃じゃないかなぁ。。。
◆Still I'm in Love with You
それはこっちか。
◆夜をこえて
昨日は終日、『清左衛門残日録』を見ていた。93年のNHKドラマ、仲代さん主演。
原作は藤沢周平『三屋清左衛門残日録』。ええ、もちろん原作本も読みました。
舞台は東北の某藩。用人・三屋清左衛門が隠居するところから物語は始まる。
殿様に隠居所を建ててもらい息子や嫁(南果穂)に慕われ、親友の奉行(財津一郎)をはじめ、みんなよくしてくれる。しかし清左衛門のこれまでが、決して安穏至極だったわけじゃない。
出世を恨むものもいる。それはかつて親友だった者の中にも。
藩には世継ぎをめぐる火種が燻っている。世俗のあれこれは清左衛門自身の、若かりし頃への悔恨と相まり、このオムニパス全編の通奏低音となる。
しみじみと泣ける逸品ですから、ぜひ探して見てください。
恋は遠い日の花火じゃなく、何十年経っても今なお息づく青春の痛みだ。
80年代シティポップはそれを、今日も改めて突きつける。だから世界中の人々に受けるのかも知れない。
◆It's Hard to Say Good-Bye ー with 国分友里恵
日、残りて
昏るるに未だ遠し