記憶について
「競馬は記憶のゲームである」。そう書きました。↓
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1978080100&owner_id=988396
しかし昨今は「記憶」を失っておる。
例えばSARSが流行った時には、成田や関空に到着する飛行機に、科学防護隊みたいな人々が直ちに乗客全員・飛行機丸ごとシュッシュしてたよね。
これは何も排外主義ではない。単なる防疫である。
クイーンスプマンテ・・・じゃなかった。ダイヤモンドプリンセスか。船が来ましたやん。あの時すかさず検査して隔離し、シュッシュしておれば、今のこの状況になっていたか。どうだか。
拉致問題よろしく、まず初動で完全にミス。
※捜査も「現場百回、初動がだいじ」と申しますな。
後からブルーインパルスを飛ばそうが、緊急事態宣言出そうが、時すでに遅し。
一般にジャパニーズは忘れっぽい。これは良い面も悪い面もある。
ただ、こと為政者・こと感染症対策では例えばSARSのことを忘れてなりません。
※SARSの時、報道によれば「日本にSARSは入ってこなかった」て事になったけど、実は真っ赤な嘘での。俺の友人(海外帰りのCA)が罹ったもん。
〝成せばなる〝上杉鷹山公の感染症対策を書いた磯田道史 ー 彼は司馬遼太郎好きなのが玉に瑕なんだが ー の『感染症の日本史』(文春新書)を買いました。つまり歴史に学ぶという。
歴史は記憶である。そして音楽もまた。
某清志郎さんコミュの、別の方にコメントした事の以下まとめ。
「RCを聴くと、いろんな音楽に出会える」。
くだんの方は、そうおっしゃいました。
うむ、然り。なれど最近の人々は、決して清ちゃんチャボさんが伝えてやまなかったルーツミュージックを探ろうとはしないのですね。単に「誰とかちゃん、キャー!」ばっかりで。薄っすいなあ。
RCにスライダーズ 、清く正しいロックンロールは、必ずルーツミュージック(ブルースやソウル、黒人音楽)を基にしています。なればふつう、源流に行きついて然るべきでしょうが。
例えばこの曲に頻出するミュージシャンを順番に聴くと、「ほぉ、これがRCか」と直ちに分ります。
◆麗蘭 ー 今夜R&Bを
一事が万事。これもまた記憶=歴史なのですね、ええ。