寝たきり58歳 ー 博多の風(2)
数年前の夏、福岡に帰省。父母ともども志賀島の国民宿舎に行った。
父は当時82、ガンガン泳ぐ。俺もまた。
一泊ののち彼らと別れ、俺だけフェリーに乗って博多湾を渡る。目的地は博多座。
この曲聴きつ築港から、ずんずん歩いて風の跡。
◆ロックンロール・ジプシーズ ー Truckin
https://youtu.be/-1H4m6Oq_Lg
・・・
着いた♪
ちえちゃんとねねちゃんのロミジュリは秀逸。なんか泣けてですね。アメブロにガッツリ感想文を書いたはずなんだが・・・
大劇場もとよりフランスからの来日公演@梅芸まで観に行ったもん。キャストの皆さんとイングリッシュでお話ししました。
博多座、8月の1と月借り切りは宝塚歌劇団のオハコであったが、今はそうでもないみたい。何で?
今はなきキャナルの四季劇場。むかし劇団四季の仕事をしていた時、その支配人M氏がこんなことを言っていた。
「福岡の人は祭好き。つまり、熱しやすく冷めやすい」
博多キャナルの四季劇場は常設だったから、これじゃ儲からんだろう。劇場劇団は基本、ストックビジネス的だから。浅利さん苦渋の決断も宜なるかな。
歌劇団の常設でも何でもない博多座ですら、そうなのだろうか。
劇団四季も宝塚も、「四季の会」や「友の会」で客の取り込みに腐心しておる。熱しやすく冷めやすいのは博多に顕著だが、ジャパニーズ全般、そうだよね。
ストックビジネスの肝は、“契約によって、ハナから囲い込む〝というより
「連続して良いものを出す」
なのかも知れない。
これはこれで遊びがなくなり、却って貧しくつまらなくなるような気もするが・・・
遊べや、親のないすずめ。
以上、当時の志賀島からお届けしました。
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◆Old Guitar / ジプシーズ
https://youtu.be/6eE9JnqBxPI