引退相次ぐ



まずは
◼️中川市長

宝塚市の中川智子市長 来春の市長選立候補せず(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース
 兵庫県宝塚市の中川智子市長(73)が任期満了に伴う来年4月の市長選に立候補しない意向を固めたことが3日、関係者への取材で分かった。近く正式に表明する見通し。  中川氏は和歌山県生まれ。1996年

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我が宝塚市、前々市長は汚職・前市長は公費横領でクビ(いずれも♂)。
宝塚暮らしも今の住まいで15年、通算17年になるが、俺はずっと

「何で宝塚の首長が♀じゃないのかしら」

と思っていた。
むろん仕事に性別は関係ない。きちんと「行政」をやってくれればそれで良い。ただ、ヅカといえば女性。我が市最大のキラーコンテンツたる宝塚歌劇の街、〝ムラ〝を擁する宝塚市の首長には女性がふさわしいのも確か。
証拠たるハードディスクを破壊した、小渕優子にうちわ配りの元法相、がっつり買収の河井杏里等、近年は女性でも汚職をする向きあるけれど、野郎に比べてそれが少ないのは、単に分母が小さいゆえか。
それにつけてもあまりに如何わしいのが続いたから、市民は辟易しておった。そこで出てきたのが中川智子氏。

彼女は土井たか子チルドレンでの。元国会議員。
そんなことでは俺は決して投票することはなく、政策をよく吟味。正直に言って1期目は、彼女に入れるのを自重し、他の候補に投票した。
うーん、何かね。もひとつぼやっとしとったとよ。政策が、具体性に欠けるというか。。。
これは彼女自身はもとより、選挙公報の問題もあろう。国政にせよ地方自治体にせよ。

衆参両議員選挙は最悪でも党の政策を見ておけば良い。国会議員といふのは選挙区の事じゃなく国全体の奉仕者であるから、むしろ地元の事などしてはならない。専ら国の事をやらねば。
いっぽう地方自治体は、当該地の政治。こちらは党派というより「その人が、一体何を考えておるのか。どげな人で、何をしたいのか」が大切。特に首長は。
ところが選挙公報には、ぼーっとしたことしか書いていない。例えば財政再建なら、どのように赤字を減らすのか。ゴミ処理問題を、具体的にどうやって改善するのか。
地方自治体は我々の日々の暮らしに密着しているから、より具体性が求められる。が、選挙公報だけ見ても、今ひとつぼんやりしている。

件の公報、字数限られているから、ポイント ー 要は「私はこれこれをやります」ー しか記入できない。が、俺が知りたいのは

1、そもそもなぜそれを問い(課題・問題点)に設定したのか。なぜ優先順位がそれなのか。
2、具体的に、それら課題をいかに解決するのか。

である。

論文までとはいかないまでも、選挙公報は、候補者1人あたり数ページは要ると思う。
※そんなに書かれたら難しい? 読むの面倒くさい? だから君たちゃダメなんだよ。民主主義国家の主権者(主人であってユーザー)として。だって、はあ、あれは「提案書」なんだぜ? 提案書読まないでどうやって業者を選定するのさ。

とまれ自分は往時、「問い=質問すなわち課題設定」のみを評価して、別の候補者に入れた。
解答以前に質問を設定することこそ難しく、重要なのは学問も同様なので。

結局中川智子氏が受かったのは、上記の如く汚職野郎に市民が辟易していた事があるし、土井たか子さんfrom隣の西宮 の神通力もあったか知らん。

市長就任後、彼女の仕事をずーっと観察していた。
まず、毎月月初に配布される市報が変わった。必ず中川市長のコラムがある。
がっつり政治のことは語らない。季節の花、読んだ本、出会った人、昔話、そして平和への思い。。。
自分の言葉で語りかけるのは、市報のみならず市民との車座集会? 要はパブリックでも。

次いで市役所の対応が変わった。俺ら市民が、まるで客扱い。つーか、そもそも客だけど。
例えば年金や保険の手続きしに行っても、職員がさりげなく「何かお困りのことはありませんか」「何でも言うてくださいよ」。一部の部署を除き、これが激変。
宝塚市の人口は約22万人。大阪や神戸のビッグシティじゃないからこそなのかも知れないが、しかし大阪も神戸も、「区」のレベルなら規模は同じだろう。

さらに財政。
古いデータだが阪神淡路大震災時の借金(地方債)残高は968億円。これは震災で被害が出たからやむを得ない状況もあっただろう。
18年後の平成29年度末には721億円。借金返すは247億円。
俺が神戸から越してきた2002年(平成14年)には確か、900億内外で、あんまり減ってなかったすね。
もっともこれは中川さんだけの功績ではない。職員の営営たる積み重ねによる。
しかし一般に「組合偏重、反日!」と言われる革新系市長でも、例えばプロ野球なら3連敗はしないぞ状態。

そんなこんなで2期目から、俺はがっつり中川市長支持。
ここだけの話ジモピーには「あの人、元々は共産党ですばい」「あげな高い給料とってから」など言う向きもある。※宝塚市長の月給は978千円。
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/001/371/kyuyo-kouhyou2020.pdf

え、別に高くねえじゃん。仕事してくれるんなら俺はもっと高くても、

「ええでええで」(元阪急ブレーブス監督・上田氏)

それに、元共産党だから何か? 共産党は下々にきめ細かいから、むしろラッキー♪

※世界初、就職氷河期世代を雇ったのも中川さん。当時は「焼け石に水」などと批判されたが、今や民間企業でもやっとるやん。

※相撲のアレはやり過ぎの感なきにしもあらずだが。

はあ、くたびれた。ここで中締め。
◆Harryさん ー ヅカの演出家じゃないほうで、Ready to Go 

https://youtu.be/s0xOb_yp9mE

次は井戸さん。
◼️兵庫・井戸知事 退任表明へ - Yahoo!ニュース
兵庫県の井戸敏三知事は、次期知事選に立候補せず、来年7月末の任期満了で退任する意向を固めた。2001年7月の知事選で初当選。17年の前回知事選では、多選批判にさらされながらも県政史上最多の5選を果たし、最長在任記録を更新していた。

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井戸知事ははっきり言って、ものすごく難しい。
その評価は「可もなく不可もなく」。兵庫県民の大半が、そんなところではないだろうか。
しかし県民にそう思わせるのは、実はグレイトでの。なぜか。

政治=行政である。それは地道な取り組みであり、パフォーマンスじゃ決してない。
国でも地方自治体でも、実際に仕事をしているのは官僚であり職員。名もない彼らの営みこそが、我々民草の日常に直結する。
首相にせよ大臣にせよ首長にせよ、行政の長。つまりは官僚職員に乗っかっておるのでな。
ここを間違えてはいけません。

要は知事といえども目立つ必要はないわけ。ステートメントは要るけれど。

井戸さんはだから、「可もなく不可もなく」ゆえグレートなのであります。どこかのイソジン某や雨ガッパ、5つの「小」などと違って。
※「5つの小」とか言うのなら、まずはお前がやめろや「小」池ゆ。

彼は元々自治省で、今の総務省はよく分からんが、往年の自治省は行政のプロであった。昨今の政治家は行政なんかに何の興味もなく、ただ目立ちたい・権力権限が欲しい・「今だけ金だけ自分だけ」で、大阪をはじめ衆愚がそんな連中のパフォーマンスに「スゲェ、よく頑張っている」などと馬鹿丸出しなわけ。
もうね、節穴すね。リテラシーが全くないすね選挙民。

あれは春頃だったろうか、イソジン吉村が「兵庫県との行き来をやめましょう」。すると衆愚は「吉村さん、よく言った!」。
全くのデマ。当時書いたが厚労省は、「近隣府県との往来を自粛されたし」と通達したもので、何も兵庫県とは言っていない。それをイソジンが敢えて兵庫県と限定したこそパフォーマンスでありデマゴーグ。
吉村・維新は井戸さんのこと大嫌いだもんね。

や、俺だって別に好きではないですよ。彼に入れたことも1、2回しかないし。それも消去法で。
しかしデマは駄目でしょう。時に大阪ワクチン、まだ?

中川市長にせよ井戸知事にせよ、引退されたら維新が侵攻して来るかも知れない。県民市民としてはそれが専ら不安での。
連中はネオリベ、いわば新自由主義者で金が全て。いっぽう行政あるいは「公(おおやけ)」は、その真逆。
この齟齬たるや、水と油。彼らに行政をやらせてはならない。カジノや万博誘致、大阪市廃止構想にもそれは明らかで、要は金儲けだけ。外国資本に血税を売り渡し、我がだけ儲けるの式。
我々の暮らしを破壊する。兵庫に京都、近隣府県の住民のみなさん、

「絶対、維新に侵略させない。我が街を防衛す」

党派を超え、その一点で結束致しましょう。

◆再びHarryさんで、Fuckin 月曜日

https://youtu.be/XavwC0_dCnE

今日は金曜日だけれども。

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