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鼻プロテーゼ除去および再建 [フィ形成外科 症例研究]

こんにちは、フィ形成外科です。

本日は、鼻整形後に鼻の痛みや引きつり感を訴えて来院された患者様の、鼻プロテーゼ除去および再建の事例をご紹介いたします。

患者様の主訴
• 鼻の痛み
• 呼吸がしにくい感覚
• 鼻が長く大きく見える

これらの理由から、以前の手術で挿入されたシリコンなどの鼻プロテーゼの除去を希望されました。

診察結果
• 鼻中隔支持体として3層の移植物が確認され、その中には骨のように硬化した物質も含まれていました。
• 皮膚は薄いものの、シリコン周囲の被膜が厚くなっており、これが痛みの原因と考えられました。
• 鼻先の軟骨は元々薄く、一部が切除されている状態でした。

手術内容
1. 移植物の除去: 以前の手術で使用された軟骨移植物や硬化した構造物を除去しました。
2. 鼻先軟骨の再建: 損傷した鼻先の軟骨を再建し、正常な解剖学的構造に復元しました。
3. 軟骨の再配置: 鼻先の軟骨を解放し、再配置することで美しい形状を形成しました。
4. 支持構造の強化: 鼻先の軟骨支持構造を復元し、形状の変形を防ぎました。

注意点
• 鼻整形後に痛みや異物感、鼻詰まりなどの機能的問題がある場合、早めに専門医の診断を受けることが重要です。
• 初回の鼻手術で解剖学的構造から逸脱した無理な矯正を行うと、後に副作用が生じる可能性があります。
• 正常な3D三角構造のベクトルを維持するためには、既存の移植された軟骨などのプロテーゼ除去後、支持構造をしっかりと復元することが重要です。

フィ形成外科では、患者様一人ひとりの鼻の状態と問題点を詳細にチェックし、再手術を行っています。
再手術では、初回手術の問題点を修正し、根本的な解決を図ります。
鼻詰まり、痛み、異物感などの機能的問題の解消はもちろん、外見的にもご満足いただける結果を提供できるよう努めています。

鼻プロテーゼの除去や再建、再手術をご希望の方は、ぜひ当院にご相談ください。

◼︎フィ形成外科
ソウル特別市江南区論峴路841 3階 308号、309号
木曜日/日曜日 休診日

◼︎日本語公式LINE

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