素敵な秋のオーケストラは、どこから鳴り響くものか?な夜。

蝉の鳴き声の季節が、長くなりつつあるここ数年。

なんか毎年、いつまでも夏だなー!
と思うものの、前年がどうだったかなんて、全く覚えていません。

そんなぼくの周りでは最近、外から聞こえる季節の声が、秋の音色に変わり始めています。暑さはまだ残るものの、季節は確実に変化しているようです。

昨日コンビニに夜出かけたときにも、風で揺れ動く草木の音の感じがなんか、秋めいていました。今まで意識してなかったけど、いつからだろうこれ。

さらにここ数日、その“秋の気配音“の代表格とでもいいましょうか、コオロギなんかの鳴き声がめちゃくちゃ聞こえるわけですよ。

最初はいい音鳴らしてんね〜!風流ー!なんて考えていました。

しかし同時に、ちょっとデカくね?とも思っていました。
蝉の声はあまり部屋にいても聞こえなかったのに、やけにコオロギは鳴くじゃないの、なんて。

こんなことが2日くらい続いたときにですね、ふと思ったのです。

あれこれ、家の中に鳴らしてるやついない?と。
人んちに上がりこんで、ゲリラライブ敢行してるやついるんじゃね?と。

なぜ気づいたかというと。
この音、トイレに行くときだけ聞こえない。というか、止む。

これは、ぼくが近くを通ったからじゃないの?
との仮説を立ててみたのです。

リビングを出てトイレに行く際、玄関の近くを通りますからね。

ぼくは会社の寮の1階に住んでいます。
建物自体への入口に、オートロックなんて洒落たものはありません。

防犯意識がゆるっゆるの時代につくられたんでしょう。

だからって虫まで易々と侵入できるのは、さすがに違法建築では?
と思いつつ、玄関を注視してみると。

まぁ、いるよね。
すてきなコオロギさんが2匹。

小さいのと大きいの。コブクロタイプのデュオでした。

どうやって入ったんだ…。と思いつつ気の毒ですが駆除。

そして翌日にはどうやって入ったか、の疑問が解決しました。
早いな。コナン君居合わせたの?

ぼくが出勤するときドアを開けると、入れ替わりにぴょこっと侵入するんですね。

翌日にもう新メンバー補充?早すぎるよ!

いやどっちかというと、この気軽に入る感じ。
うち、オーディション会場として使われてない?

ドアを開けて足元を見ると、4匹くらいぴょこぴょこ待機してますからね連日。

そして寮から出るドア付近には、蜘蛛の巣が仕掛けられており、引っかかってるコオロギもたくさん。

これが門前払いってやつか…。

どちらにせよ、我が家が大自然に侵食されているのに危機感を抱いています。

今日キンチョールを買ってたので、明日は奴らを全滅させるのに全力を出す所存。

実害はないけど、黒くてぴょこぴょこ動かれるのが怖い!

あとあいつら、家賃払ってくれないからなー!


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