遠征して行きたい!【2023年8月】スタートの全国の気になる展覧会 9展示
2023年8月にスタートする気になる展覧会の情報を開催日順にまとめました。(筆者の個人的な「気になる」で集めたので、現代アート系が多めです。)
各展覧会のみどころを3つのポイントで簡単にご紹介しています。今月の遠征計画にどうぞ。(見出し画像は、昨年、東京国立近代美術館で開催された「大竹伸朗展」の《ダブ平&ニューシャネル》展示風景です。8月から、富山県美術館に巡回します。)
8/1〜
【東京】ICC キッズ・プログラム 2023「こんにちは、もうひとりのじぶん」 (NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] )
毎年夏休みシーズンに開催される、子どもたちの好奇心と想像力を育むことを目的としたメディア・アート展「ICC キッズ・プログラム」の2023年度展示
今年は、「テクノロジーを媒介にして自分について考え、自分や、自分をとりまく世界を再発見すること」をテーマに展示
参加アーティスト:うしお鶏、大原崇嘉、菅実花、木原共、黒田大スケ、古山寧々、佐久間海土、村本剛毅、久納鏡子
【神奈川】魔法の美術館 光と遊ぶ超体感型ミュージアム (そごう美術館)
国内外あわせての開催回数は100回を超え、毎年新作も登場する大人気の展覧会「魔法の美術館」の巡回展。
参加型・体感型のインタラクティブアートを中心に紹介。
子供から大人まで皆が楽しめる。「魔法」のような空間に広がる光と影の新感覚アート作品。
8/4〜
【福岡】古賀学個展「OPEN TO THE PUBLIC」(OVERGOROUND)
デザイナー、アーティストとしても活動する古賀学の個展
エディター、デザイナー、アーティストとしての30年の活動と、「水中ニーソ」を中心にした近年の水中撮影を軸にした新作も展示
入場者には「水中ニーソ」の新作撮り下ろしを中心にした特典ブックレット「別冊月刊水中ニーソ」のプレゼントも
8/5〜
【富山】大竹伸朗展 (富山県美術館)
最初期の作品から近年の海外発表作、コロナ禍に制作された最新作まで、およそ500 点の作品が一堂に会する大回顧展。
富山県美術館屋上に《宇和島駅》サインの作品を展示。
本展のために制作された作家本人監修のグッズも多数。
【京都】絵本作家 谷口智則展 ~いろがうまれるものがたり~ (美術館「えき」KYOTO)
黒い紙に6色のアクリル絵具で色深い独特な世界を描く絵本作家 谷口智則の個展。
新作を含む約20タイトルの絵本から、原画を中心にサンタの立体など約250点の作品を紹介。
展覧会オリジナルグッズの販売をはじめ、サイン会などイベントも多数開催。
【東京】日本の美・鑑賞入門 しりとり日本美術 (出光美術館)
「鑑賞入門」として、日本の美術作品をじっくりと見て「たのしむ」ことを目指した企画。
作品どうしの「イメージの共通点」をみつける「しりとり」する見方を提案する展示。
約1万件を所蔵する出光コレクションから、時代やジャンルを横断し、普段は隣合わせに並ぶことのない作品たちも共演。
8/10〜
【鹿児島】夏フェス タグチアートコレクション展 (鹿児島市立美術館)
実業家・田口弘氏、娘の美和氏の二代にわたって取り組んでいる現代アートのコレクション「タグチアートコレクション」を九州でははじめて本格的に紹介
650点を超えるコレクションの中から、現代を代表する国際的なアーティストの、絵画、彫刻、写真、映像など、約40点を展示。
コレクションのきっかけになったキース・ヘリングから、ダミアン・ハースト、大竹伸朗、村上隆まで。
8/26〜
【兵庫】六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond (ROKKO森の音ミュージアムほか)
神戸・六甲山上で2010年から毎年開催されてきたアートイベント「六甲ミーツ・アート芸術散歩」の14回目。
日本のみならず海外でも活躍しているアーティストの招聘など、これまで以上に招待アーティストを拡充。
各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへもアート作品を展示。
【栃木】入江明日香展-浮世絵が結ぶ江戸と現代- (那珂川町馬頭広重美術館)
銅版画コラージュ、水彩描写による独特な技法で制作するアーティスト 入江明日香の展覧会。
入江の制作に影響を与えた江戸の浮世絵も同時に展示。
ライフワークとして東海道のシリーズを独自の目線で描いている入江。展示では、時空を超え、歌川広重と入江明日香のふたつの東海道から、日本橋から神奈川までの旅にご案内。
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