小学生でも分かる!? Pythonプログラミング - variable / assign
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前回の記事では、
かなりまわりくどい書き方で
「オブジェクト」について説明をしました。
最後に「変数への "具体的な値" の代入」
を紹介して終わりましたね。
今回はその続きからです。
veriable
>> veriable = 変数
〔 veriable ( ヴァリアブル ) 〕
プログラミングをやっていると、
「いちいち同じ事を書くのが面倒」
と思う瞬間が何度もやってきます。
同じ記述や処理を繰り返すのは
非常にタイムパフォーマンスが悪い。
そこで前回の記事で登場した「変数」を使い、
そこにさまざまな「具体的な値」を代入してみましょう。
色々な事が一気に楽になります。
「 a = 1234567890 」という記述をしました。
このように書くことで、
変数「a」に「具体的な値」である
「1234567890」が代入されて
「『a』とは何なのか」を定義する事ができました。
定義後は、「a*2」「a/3」「type(a)」「bin(a)」
のように扱っても
Pythonは「aってなに???」という内容の
構文エラーを返してきませんでしたよね。
Pythonが「1234567890」自体、
または「具体的な値」が代入された「a」を
「ひとまとまりのオブジェクト」として
識別できているということになります。
>> variable_name = 変数名
「変数」の名前を決める時には、いくつか慣習があります。
変数名の設定は基本的に自由に決めていいです。
「oppai = 1234」と書いてもプログラムは動きます。
しかし、解決方法が分からないエラーが起こった時に
専門サイトで質問したり、
誰かと協力してプログラムを書くこともあります。
自分以外の人がコードを見ても
困らないようにしてあげる必要があります。
<< 変数名設定の慣習 >>
半角英数字(a~z, A~Z, 0~9)を使いましょう。
1文字目に数字は使えません。
「_(アンダーバー)」以外の記号は使ってはなりませぬ。
スペース(空白文字)も使えません。2単語以上使う場合、
「sorted_data」のように
「_(アンダーバー)」を使うか、
「sortedData」のように
2単語目以降は頭文字を大文字にしましょう。大文字小文字は区別されます。
(見づらいし間違えると面倒なので
月咬はアンダーバー派です。)「_(アンダーバー)」には
「__init__」など特殊な用法があるので、
1文字目には使わないようにしましょう。変数名を見たら代入されているオブジェクトが
どんなものか分かるように設定しましょう。
例 ) ⭕️ temp_array = [-1, 7, 15, 22, ...]
⭕️ tokyoTemp = [-1, 7, 15, 22, ...]
❌ a_01 = [-1, 7, 15, 22, ...]
assign
>> assign = 代入する
〔 assign ( アサイン ) 〕
「変数」は、しばしば「ボックス(箱)」に喩えられます。
「代入」という行為が、ボックスに何かを格納する行為に似ているためです。
しかし、注意しなければならない事があります。
例えば、
「 a = "おっぱい侍 DX" 」
のような代入文があったとしましょう。
「a」という名の変数(ボックス) があって、
その中に「"おっぱい侍 DX"」という
文字列(具体的な値)がそのまま代入されている...
と思うでしょうが、
実際はそうではありません。
前の記事で登場した「id関数」を覚えておいででしょうか?
"""
「オブジェクト」と呼ばれるものには、
「識別子(ID)」が割り当てられています。
異なる識別子(ID)を割り振ってやることによって、
Pythonに「1」と「2」あるいは「1」と「"1"」を
全く違うものと識別させているのです。
"""
という説明をしました。
変数に代入されているのは、
"おっぱい侍 DX"のような具体的な値ではなく
"おっぱい侍 DX"のような具体的な値に割り振られた
識別子(ID)の方なのです。
次の記事へ。