ケニアインターン日記 ケニアドレスを作りました!
こんにちは!現地インターンの戸谷です。
今回は日本を離れて何もかもがびっくりの毎日の、ケニアンライフの一部をお届けします!
心を奪われたケニアンファッション
ケニアに来てびっくりしたこと、それは街並みを歩く女性のファッションが華やかで美しいことです。
羽田空港からドバイを経由し、ナイロビに到着した空港で1番最初に思ったことが「ケニアの女性のファッションかわいい!!!」でした。
ぱっきりした色合いのドレスに個性豊かかつ美しくまとまったドレッドヘア、女性らしい体格にその体格を活かしたラインのドレス…
ファッションに疎い私ですが、元々はっきりとした色合いや柄物を好む傾向があり、ケニアンファッションは私の心を一瞬で奪っていきました。
街をを歩く女性が着るのは、色あそびと柄あそびがとってもキュートなケニアンドレスやワンピース。
柄もデザインも豊富です!
アフリカ布って何?
ケニアの美しいドレスを作る色とりどりのアフリカ布、現地ではこれをキテンゲと呼びます。
綿で作られたこのキテンゲを現地のお母さんたちは足踏みミシンを使い、1日~2日という驚きの速さでドレスを仕上げていきます。
このキテンゲは西アフリカと東アフリカ、その他でも名称が異なるそうです。
ケニアのビタにあるテイラー屋さん(布屋&仕立て屋)では「これはタンザニア産よ。こっちはケニア産。」と東アフリカ産の布を取り扱っています。
そこで一目惚れしたクーピー柄に似たカラフルなドレスを購入しました。
クーピーのような色合いがとってもかわいい!
いざ作らんキテンゲドレス
クーピーのようなカラフルなキテンゲをウキウキした気持ちのままご近所のテイラーママに持っていきました。
「ロングドレスを作ってほしいんだ」と相談すると、
「首元はどうする?袖は付ける?シングルフレアとダブルフレア、どっちにする?」と沢山希望を聞かれました。
「首元はVネックで、袖はない方がいい、スカートはダブルフレアにする!」と伝え、ドレス制作が開始されました。
裁断がとにかく早い!
ケニアはよく停電もしますし、この足踏みミシンが主流です。
日本では物に溢れ、街を歩けば沢山の洋服を目にして購入することができます。
中々「洋服を仕立ててもらう」ということは身近になく、抵抗があるのではないでしょうか。
ケニアではオーダーメイドドレスはとっても身近です。
「このドレスは自分で作ったの」「すぐそこの布屋さんでオーダーしたんだ」
そんな会話が日常にあるケニアで初めて作ったこのケニアンドレスは、私にとって特別な1着です。
・布を見つけた時の高揚感
・テイラーママと2人でドレスデザインどうしようと話し合った穏やかな時間
・テイラーママとヤイヤイ言いながら協力し合ってキテンゲを裁断した時間
・足踏みミシンでドレス縫い合わさっていく時間
・ドレスを受け取った時のドキドキ感
ケニアドレスの価値は、美しいドレスを手に入れられるだけでなく、このようなドキドキ・ワクワクが詰まった時間・思い出も一緒に経験することができる所にあると思います。
ケニアに行くことがありましたら、是非布屋さんやテイラー屋さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。
目を見張るほどの沢山のキテンゲの種類に、きっとあなたの目が止まる一枚があるはずです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
本日はケニアカルチャーの一つ、ケニアンドレスについてお届けしました!
ケニアではパートナー団体VIAGENCOと共にFLOWER、HOPE、SRHRの事業を行っています。
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どうぞよろしくお願いいたします。