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「生まれた場所が違うだけで差があるなんて」世界で働く助産師を目指すPLASインターン卒業生|岩渕彩菜さん

自己紹介 ーわたしの想い(!)と今ー

みなさん初めまして!
私は2023年に大学を卒業して看護師の資格をとり、現在は助産師の資格をとるために大学院へ通っています。

助産師は1年の専門学校でもとれるけれど、大学院にした理由。それは国際的な学問として助産を学びたかったから。

世界の周産期医療に興味を持ち始めたのは中学生の時。授業で映画「風に立つライオン」を見ました(大沢たかおさんが素敵なのでぜひ見てみてください☺)。中学生ながら英語が好きだった私は、「英語ができるなら国際医療に貢献したい!」と考えていました。
高校生になり、進路を考えたとき、「やっぱり国際医療領域で働いてみたい!」と思い色々調べているうちに、世界の周産期医療の課題を目にしました。

日本の新生児死亡率(出生1000対)が1と比較し、後発展途上国は25、サハラ以南のアフリカでは27と(2021年現在)、生まれて間もない赤ちゃんが多く命を落とすこと、妊産婦死亡率(出生10万対)に関しては、日本が4に対してサハラ以南のアフリカ536(2020現在)と圧倒的な差に言葉を失いました。同時に、生まれた場所が違っただけなのにこんなにも差があるなんておかしいと思い、国際医療の道を志すようになりました。

小難しい数字や言葉をたくさん出しましたが、医療の差をなくしたいという思いがずっと私を動かしています。そして「人が生まれる瞬間に立ち会えるのは産科だけだよ。」という母の言葉に背中を押され、助産師を志し始めました。日本の周産期医療の知識や技術を海外の医療格差是正に貢献できるようになりたいと意気込みどうにかこうにか頑張って、助産師学校に通う今の私がいます。

PLASとの関わり

少し、過去に戻ってお話を。PLASに出会ったのは大学2年生、コロナで実習も授業もすべてオンライン。行けるはずだった海外研修や交換留学もなくなり、わたしはどうしようもない焦りを覚えていました。時間だけがある中で、何か自分の将来に役立つことをしたいと考え、インターンを探したのがPLASを知ったきっかけです。

約半年の間、PLASではイベント事業を担当していました。国内イベントの企画や運営など、看護の大学では学べないことをたくさん経験しました。
企画の準備や施行、登壇者の方との打ち合わせ、PLASを支えてくれる支援者の方との交流、すべてが新鮮で、充実していました。

自分で行動を起こして何かを成し遂げる経験は、後にも先にもPLASが一番印象に残っています。職員の方もインターン生のやりたいことや考えを尊重してくださり、最大限に生かしていただきながらイベント事業で活動することができました。

卒業後はSNS等でPLASの活動を陰ながらですが応援しています。

今後の目標!

今は助産師になるために勉強を頑張りながら、修士論文に追われる日々を過ごしています。2024年には学部生の頃行けなかった海外研修が控えており、東南アジアの母子保健医療を現地で学べるのがとっても楽しみです!また、就活が始まりますが、高校生の頃からの志は変わらず、国際救援活動に強い病院へ行くことを目標にしています。

最後に一言!

PLASの職員の方や、インターン生、サポーターの皆さんと、胸を張ってまた会えるようにこれからも成長していきたいと思います!
たくさんの素敵な出会いと経験をくれたPLASにはありがとうの気持ちでいっぱいです。

もし、インターンを考えている方にこのnoteが届いたら、小さな後押しになれば嬉しいです。


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