主席のくせに二次募集までもつれこんだバカな高専生のお話。(某5%の機械はおすすめしません)
水瞬です。今日は自身の編入体験について話します。なぜこの記事を作ったかと言いますと問い合わせが増えたからですね。
私は昨年度まで高専という学校にいました。高専についてはかっつーさんの動画でも見てください。あれで大体分かるので。ていうか編入する人に説明は不要ですね。所属は機械関連の学科です。今年度からは千葉大に所属しています。長い時間編入に協力してくださった方々に感謝申し上げます。結果からお話しますと表のようになります。
時系列順に、
・愛媛大一般合格
・九州大推薦不合格
・秋田大一般合格
・長岡技大一般合格
・京都工繊一般不合格
・農工一般不合格
・九工大一般二次募集合格
・千葉大推薦合格です。
成績は1年から3,1,1,1,不明(原稿下書き時)です。一応学会の成績優秀者が推薦されるものに推薦されているため総合成績という意味では主席というのは間違っていないと思います。トイックの点数は660です。見ての通り学校の成績だけとってるあほうですね。ここで私が言いたいのは推薦受けるなら一般で受かる学力を持っとけってことですね。ただ学校の成績はおろそかにしないことです。推薦を使えるのは強いので。一般の高いレベルの大学を目指す人には推薦関係ないですが。まぁそういう人は多分大丈夫なんでここでは考慮して話しません。おすすめは推薦で終わらせるか落ちても専攻科の一般にいくことですかね。経済的と早さ的には。ただ専攻科の入試要件がバラバラなので一概には言えません。場所によって近くにある大学も変わりますし。一番重要なのは自分が満足するかよりましな地獄を選ぶかですね。このあとの展開にもよりますが。大学院は行く予定です。あと言いたいのは九大機械はやめておけまじで、ろくな試験じゃなかったので。さて前置きが長くなりすぎましたね。始めます。時系列順に行きますね。
まずは愛媛大機械工学コースですね。これは九大の練習で受けました。結果的に九大がオンラインになったので何の意味も成しませんでした。九大落ちたし。募集人数は推薦+学力で全学科で10名です。選んだ理由はそれに加えて合格できそうだったからです。提出書類で50点、英語はトイックか現地で受けるかまたはその両方で100点分、なお換算の場合トイックは700で満点です。つまり私の660の場合は94点なわけですね。現地では受けませんでした。絶対超えられないと思ったので。あと面接で50点分あるので満点は取れないでしょうが半分は取れるんじゃないかと思いました。合わせると500点中169点取れるわけです。成績は自身があったので満点で受ける前は計算しました。ちなみに数学100点満点、専門200点満点になってます。試験の順番は英語→数学→専門でした。英語の時間は別室の英語受けない人の待機室で寝てました。もうこの時点でプレッシャーでけっこうまいっていたんだと思います。高専にも推薦で来てますしね。数学は得点をあまり取れてるわけではないのであれなのですが解いてて楽しい問題でしたね。ただ1時間40分は長すぎだと思いました。愛媛は特に過去問がなくつらかったですね。まぁあってもそこまでできないんですが。編入の過去問は答えがないのがきつい。専門は材力・熱力・流体の中から2つ選ぶもので時間は2時間です。私は熱と流体を選びました。材力は見た瞬間微妙で全ての問題が関連しているようなものだったので全滅が怖く手を出せませんでした。熱力は等温や断熱の計算式を色々使ってサイクルの圧力や温度、体積を求めるものでした。大体できました。流体は層流と乱流の境目になるレイノルズ数とその理由、ベルヌーイと連続の式を使った速度を出すもの、損失を考えるものでした。難易度はあまり高くない印象です。一番印象に残っているのは面接です。SDGsとカーボンニュートラル、温暖化の原因は何かとかなぜ二酸化炭素が悪いのかや温暖化はなぜ起きるのかを聞かれました。ちょっとビビりましたね。何とかなりましたけど。ちょっとトラウマになったのは最近気になったニュースでアイアンドームの話題を出してしまってその制御技術がすごいと言ってしまいました。ニュースの話題、苦手です。あとなんでうち選んだのと聞かれたので地域貢献を言ったらそれ近くでなかったんですかねって言われてすべり止めなのが完全にばれてました。高専にはそういうの無かったんですよって言ってお茶を濁しました。あとドイツ留学に2週間いたためそれについて聞かれました。いった場所とかどこのプログラムで行ったかとかですね。
結果は合格でした。成績開示も行いました。したんですがなんか変なんですよね。成績書の点数が30くらいで専門が150/100みたいな表示になってました。
さて問題の九州大です。落ちました。1週間前かそこらにいきなりオンラインになったので飛行機代がぽしゃりました。もっと早くいってほしかったです。軽く志望動機を聞かれました。口頭試問は熱・流体・材力・機械力学(物理)でした。材力は壁にZ形で90度ずつまがってるはりの先を押した時どうなるかというものでした。これを答えられなかったのは私が悪いのです。授業でやらなかったですかと成績表見ながら言われました。機械力学も半分こっちが悪いですね。問題は水の入った缶と中身が固まってる缶どちらが早く下るかでした。正直ぱっと言われただけじゃ意味わかんないし初見殺し過ぎます。あと円運動での慣性力を答えろと言われました。唯一遠心力とコリオリを答えられました。あと1つあるから教科書見てみてと言われました。しらねえよ。特に意味わからなかったのは熱と流体ですね。熱の人はろくに話がつうじませんでした。一緒に受けた人は教科書通りのことを言ってもちょっと違うねとか言われたらしいです。ちなみにその人は受かってました。楽しいですね。内容はエントロピーやエンタルピなどの用語の説明です。流体の人はまず画像がガビガビで最初ろくに質問が聞こえませんでした。その前に天気も聞かれましたがよく聞こえなくて気まずい雰囲気になりました。ただ一番許せないのは過去の口頭試問通りのものが出てわざわざそれを自分の学校の先生に聞いてそれの通りに言ったのに間違いと言われたことですね。このおかげで流体の口頭試問まるまる落としたことになってると思います。内容は窓から風が入ってくる時に窓を半分占めると風の速度が大きくなるのはなぜかというものでした。ほかにも射流関係のことを聞かれたパターンもあったっぽいです。
なんで1位とってんのに落とされなきゃいけないんですかね。このおかげで5年の努力が大体吹き飛びました。面白いですね。とても感情的な感想ですが本当に九大機械はやめた方が良いです。それなら航空宇宙受けてください。北大か千葉受けてください。ていうか九大行くならこれからは九州にある高専に行った方が良いです。残念ながらうちには提携が大学編入関連でありません。そういうので高専を考えるのも1つの考え方だと思います。都立高専とか都立大に推薦ありますしね。ちなみに私が九大機械受けたのは防衛技術関連に行きたかったからですね。今は研究室のことなどもありそこまでですね。九大機械は本当にやめておいた方が良いです。
秋田大です。後述しますが長岡の倍率がやばかったので急遽入れました。
理由は調査書と口頭試問と数学で具体的な点数配分がなく合格できそうなのと航空宇宙関連と医工学関連があったからです。まぁ航空宇宙関連それっぽい研究室1つしかないんですが。(サイト見ただけだからもっとあるのかもしれない。)これも結果的には倍率4倍くらいだった気がします。なぜか受験番号最初の方なのにほぼ最後に口頭試問やらされました。このおかげで3時間回され新幹線の時間を変更することになりました。各学科隔離されてる人が何人かいましたね。受ける人は気を付けましょう。数学は過去問みてください。口頭試問はここで覚えている限り紹介します。3部屋で受けました。1部屋目は志望理由・機構学(設計法)。2部屋目は制御・材力。3部屋目は熱力・流体でした。1部屋目で聞かれたのは志望理由のほかにスライドクランク機構はどれか、歯車の入力の速度が与えられた時の出力の速度とかでした。2部屋目ではフィードバック制御の各制御部などの名称を答えろや直列結合の式を答えるものでした。材力は圧力の単位やひずみを求めるものグラフから縦弾性係数か何かを求めるものでした。基礎問題なのであまり難しくはありません。3部屋目ではボイルシャルルの計算や第一法則を説明しろとそれをつかった簡単な計算を聞かれました。流体は連続の式は物理的にどういう意味かやベルヌーイの式を聞かれました。あと簡単な計算もありました。結果は合格でした。成績開示はないのでやってません。正直今考えれば岡山か広島受けとけばよかったって思います。まぁ結局それでも千葉選ぶんですけど。あと一般だと岡山広島は落ちてる気がしてならない。
続いて長岡技大。機械の倍率は異例の3.6倍。ここで受かるわけないと思って秋田を入れたわけですね。正直受けるまでは山形受ければよかったと思いました。結果的には長岡も受かりましたが。今年度は面接がなくなりました。出願するときにだす作文はありました。あと長岡は数年前から専門から力学基礎になっているため注意が必要です。問題は過去問みてください。募集要項ちゃんと見ましょう。点数は大分低かったです。力学基礎は1時間弱で終わったのでなにか間違いかわかってません。国語は古文などは捨てました。ほかのところで出ないしやる気が出ませんでした。結果は成績にある通り合格でした。確約がないところを取れたのは大きかったです。ちなみにこれ関係で調べればまぁ色々分かります。そういう意味では山梨受けたかったですね。1週間で結果出るし。すべては九州のせいです。受けるとしても北大にしましょう。
ちなみにこの時点で心がぶっ壊れて心療内科通いになります。夏休み前半は20時間以上横になってまともに動けませんでした。夜は大分落ち着いてるんですけど朝は恐怖と鬱とかで動けなくなりました。今はけっこう大丈夫ですて当時は書いたんですが最近また再発気味です。人生向いてないわ。
農工大です。正直落ちたしあんまりしゃべることないもです。強いて言えば面接が数分だったとでしょうか。第二志望でもよいか、大学院までは行くか、受かったらどこに行くかなどを聞かれました。落ちましたが。あとホテルチェリーブロッサムが良かったです。近いし、従業員の人たち、一部学生の方たち優しかったし。
京都工芸繊維も同じくあまりいうことはありません。建築関係に編入を希望する方と知り合いましたが元気にやっているのかが気になるところです。
ここで一旦編入は終了です。さて二次募集に目を移すわけですが最初は金沢大狙いでした。金属3Dプリンタ―関連面白そうだなと思いました。その後九工大も出していることもしってめちゃくちゃよっしゃってなりました。さらにその後千葉大も出てきて金沢大と悩みましたが千葉にしました。それぞれのメリットデメリットは私にとってこのようなものでした。
金沢大 メリット 推薦のボーダーなし。
デメリット 倍率が高いであろう。遠い。
千葉 メリット 経済的に都合がいい。つながりのある人がいる。
デメリット 上位10%で来る人のレベルが高い。合格発表まで長い。
続いて九工大、の前に機械関係の今年度の傾向、とまではいきませんが気が付いたことを書き残しておきます。まず一般の倍率が例年よりすごかったです。受けたところは4倍程度かそれ以上あったと思います。印象に残ったのが長岡の3.6倍と農工のどっちのコースも40人程度受験者がいたことです。これ国公立編入あふれた人相当いたんじゃないかなと思います。逆に推薦のみで集めていたところは人が集まっていない印象です。すべてではないですが。そのため千葉大・金沢大・九工大が二次募集を行っていました。二次募集ですがこれがすべてではないです。九工大のみ一次募集が推薦で二次募集が一般になっていました。驚きですが私はそれに助けられたわけです。
さて九工大の編入ですが二次募集は書類のみでした。なのでやったことは書類を提出することだけでした。調査書で100点分、自己申告書で200点の300点満点です。倍率は10倍でした。結果は合格でした。
最後に千葉大です。ここで私は機械を選ぶのをやめました。もう少し詳しく言うと流体や航空関連と3Dプリンタ―と大学では距離をとることを決めました。九大と研究が原因の1つです。あとより人の役っていうか分かりやすくすごいことしたいのと寿命とかサイボーグとか拡張系の興味があるからですね。そういう意味では九工大にいった場合は生命工学研究科に行きたいなと思っていました。まぁ大体の理由は医工学で口頭試問がなくて成績勝負っていうのを聞いたからなんですけどね。内容はパワポによるプレゼンと面接でした。事前に情報を仕入れてたのでパワポは前もって作っていました。
面接の内容は別記事にあります。九大の先生と違ってちゃんと話ができてよかったです。
つらかったのは合格発表まで1か月あることです。まじでそんな時間いらないだろ。途中からもう興味を失っていました。発表直前は緊張しましたが。見たときは安心しました。
ちなみに千葉大の前後で何回かどなられて研究室を変えました。結果的に専攻変えてよかったです。編入に加えてこれでさらにこころがぶっ壊れましたこのせいで今後何かをやろうとしても時頑張ってもたかが知れてる+心壊れる疑念が常にまとわりつくことになります。まじで今年度だけでトラウマになる言葉が増えまくりました。ちなみにこの件で心が弱いだの社会でやっていけないだの言われるor言われてるらしいですがこの状況体験したことないやつが言ってんじゃねえバカがって思ってます。寮でもこちらはみんなでですが怒鳴られてて嫌いなんですよね、継続的に怒鳴られる可能性がある場所で過ごすの。この話も別で記事作る予定です。ちなみに寮の方はいまでは怒鳴るとかありません。多分。多分。いや正直言うと復活しても不思議ではない。コロナで色々吹き飛んだのでまぁって感じ。研究室は人で選んで入試はさっさと終わらせましょう。またこの話もまた別でします。
ここまでご視聴ありがとうございました。みなさんはまぁまぁ満足する結果を早く取れるように頑張ってください。Youtubeのほうのチャンネル登録、Twitterフォローよろしくお願いします。またここのサイトっていうかブログで原稿とかパワポとか編入関係のもの置いとくのでそちらもよろしくお願いします。あとboothで商品販売もしてるんでよければぜひ。
概要欄
なんか下手なやり方をした受験でした。もう少しいろいろ把握しておくべきでしたね。当時は全落ちが怖く公立はもちろん私立や他高専専攻科まで調べてました。個人的には公立・他高専専攻科・今の場所からいける他学科も考えてみるといいかもしれないです。また進路考えるのやだなぁ。
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