カシス Cassis (あおもりカシス)
【カシス】黒酸塊、クロスグリ(別名:クロフサスグリ)
学名:Ribes nigrum
英名:Blackcurrant
仏名:Cassis
スグリ科スグリ属(ユキノシタ科) 落葉低木
原産国:ヨーロッパ、西・中央アジア
主な生産地:青森県、長野県、岩手県
収穫時期:7月
国内の栽培開始:1975年、青森県
<青森県では>
青森県青森市で「あおもりカシス」が国の保護法「地理的表示保護制度(GI)」の第1号に登録されている。東青地域(青森市、平内町、今別町、蓬田村、外ヶ浜町)」と呼ばれる地区での生産が保護対象。
他には弘前市、七戸町、佐井村等で栽培されている。
<主な栄養成分・フィトケミカル>
【果実】ビタミンC(オレンジの3倍)の他、ビタミンAやβ-カロテンなど全てのビタミン類がバランスよく含まれている。ミネラルもカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛と豊富。
ポリフェノール類のアントシアニンは、D3G(デルフィジン -3-グルコシド)、C3G(シアジニン-3-グルコシド)のほか、カシス特有のD3R(デルフィニジン-3-ルチノシド)、C3R(シアニジン-3-ルチノシド)が特徴。
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【種】種子オイルには、必須脂肪酸γ-リノレン酸(GLA)を多く含む。母乳、ボラージ(ルリジサ、ボリジ)オイル、月見草油などしかなく希少。
【葉】香気成分:テルピネン- 4 -オール(41.0%)、β-カリオフィレン(7.8%)、 3- カレン(5.9%)以下38種の化合物を同定(弘前大学)
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