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<第34回>ユーフォルビアの種類について

第32回からユーフォルビア属の種類についてお話をしていきたいと思います。
今日も最後までよろしくお願いします。
今回もRadiotalkでお話をしています。


ユーフォルビアの種類は多種多様であり、非常に多くありますので、今回は代表種に限りご紹介をしていきます。

まずは、何と言ってもユーフォルビアの代表種でもある、ホリダをご紹介しましょう。
ホリダは南アフリカから東ケープ州周辺で自生する植物で、ホリダの名称はラテン語の棘だらけの〜という意味からつけられています。
よく、サボテンと混同されますが、サボテンではありません。その違いは、この棘。棘は花が咲いた後の花柄が硬質化して残ったものなのです。なので、サボテンとは区別されるんですね。
園芸品種としても盛んに開発が行われており、様々な種類のホリダが存在します。

次に、タコ物と呼ばれる種類です。
タコ物に代表されるのは、ユーフォルビア・フラナガニー、和名孔雀丸です。
南アフリカ、北ケープ州が原産で、乾燥した草原や山の斜面など広い地域に時勢しています。
かなり丈夫なので入門種としては良い種ではないでしょうか。ただ、足となる棘の部分の間を小さくした方が見栄えが良いと思いますので、水やりは土が完全に乾いてから行うようにしましょう。

お次は、塊根ユーフォルビアの代表種、ユーフォルビアステラータ、和名飛龍のご紹介です。
こちらも、南アフリカ、東ケープ州に自生するユーフォルビアで、星型のという意味で名付けられました。
塊根部分は普段地中に埋まっており、波打った平べったいうねうねした枝を伸ばします。
個人的には、この枝と塊根のバランスよく育てたいので、なるだけ枝は伸ばさないように水は控えめに、水が完全に乾いたらあげるようにしています。一見気持ち悪いのですが、ぜひ一度育てていただきたい品種です。

今日の最後は、昔から日本にあり、庭先でも生えているユーフォルビア ミリー、和名花キリンです。
花キリンはマダガスカル原産で、様々な種類があります。枝だけのものであったり、塊根を作るものであったりと多様な種類です。
庭先にも植えられるほど丈夫な種なので、入門種として非常に適していると思われます。私たちがよく目にする大型な花キリンは挿し木で育ったものが多いようで、種から育ったものは小さくこんもりと育ってくれるようです。私は大きな群生した株しか見たことがないので、実物を見てみたい気持ちです。個人的には、テヌイスピナ、和名芋花キリンを育ててみたいですね。

今日は以上でございます。
ユーフォルビアは種類が多いことと、紹介したい種類が多いため、次回に持ち越してお話をしたいと思います。

今日は晴れ間が出る場所が多いですが、私の地域では大雨洪水警報が発令されています。植物たちも雨に濡れ、少々心配な状況です。

皆様も是非雨、風にはご注意ください。
それでは、今日も良い1日を。

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