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サービスを立ち上げてわかったことpart9~イノベーションのジレンマ~

あなたは1人の女性を好いているとしよう。

もし、あなた以外の人がその女性に100本のバラをプレゼントしたら、君はどうする?


有名な質問です。


つまるところ、女性が最もほしいものをプレゼントしなければならないということを気づかせるための質問です。


同じフィールドで戦っている同業社が新しいサービスを次々と出した時、僕は非常に焦りました。

「早くしなければ、早くプロダクトを作らなければ。あのサービスより機能を良くしなければ!」

焦る毎日で、寝ても覚めてもプロダクトのことばかり考えていました。


しかし、実際は違うのです。

どんなに生かした技術でも、顧客の課題を解決しないサービスは見向きもしてくれません。解決するサービスであったとしても手に取ってもらえないことが多いご時世です。


「顧客は何で困っているのか」「本当に欲しいものは何なのか」

今の僕の状態ではここからブレてはいけないのです。

ここからブレると「こんなすごい機能あるゼ!つかってみろよ!」となって顧客にとっては迷惑なばかりになってしまいます。


ちょっと雑でもいいから、顧客の欲しいものをダイレクトに渡す。

顧客から目を離さない。技術は二の次。


忘れたくない教訓です。


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