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【インターン行ってみた!】建築×コンサルの新しい組織設計事務所のカタチ

はじめに

こんにちは!絶賛就活中の建築学生です。
「設計事務所は図面を引いて、かっこいい建物を作るだけ」と思っていませんか? 実は僕もそうでした。ところが、プランテックには“コンサル職”があると知り、「建築×コンサル」という未知の世界をのぞいてみたくなり、インターンに飛び込んでみました。
 
ここでは、そのインターンで見て・聞いて・感じたことをギュッとまとめています。「建築って、こんな形で関われるんだ!」と、新たな可能性を感じてもらえたら嬉しいです。


プランテックってどんな会社?

株式会社プランテック:ホームページリンク先

まず、プランテックをご存じない方もいらっしゃると思うので簡単にご紹介します。
プランテックは、オフィス・商業施設・生産施設など幅広い分野の設計・監理を行う組織設計事務所ですが、それだけではありません。コンサルティングを通じて、建築を取り巻くビジネス課題の解決や、新しいワークスタイルの提案など、建築と経営、あるいは働き方などを包括的にサポートしているのです。

設計業務とコンサルを融合させるというスタイルは、建築業界の中でも珍しい取り組みだと感じます。「単純に“かっこいい建物を作る”だけでなく、そもそも企業や社会が抱える課題を解決する」という思想が一貫しているため、プロジェクトを総合的に進めたい人にとっては非常に魅力的な環境です。

なぜインターンに応募しようと思ったのか

プランテックの業務サービス領域※HPより抜粋

私がプランテックのインターンを受けてみようと思った理由は、まさに「建築設計だけで完結させず、コンサルを通じて新しい価値を生み出す」という点に惹かれたからです。
大学では建築学を学んでいますが、近年では建築とIT、あるいは経営戦略など、複数の領域が融合することが当たり前になってきています。それでも、実務の現場でどのようにコンサル的な視点が活かされるのかは漠然としたイメージしかありませんでした。
だからこそ「リアルな姿を知りたい!」という好奇心で、インターンに応募しました。

想像と違うメンバー構成にびっくり

インターン初日、まず驚いたのはチームの先輩たちの経歴です。私の指導役になった2年目の先輩は、まったく建築と関係のない学部出身。「建築出身じゃなくても入れるの!?」と正直びっくりしたのですが、その先輩の頭の回転の速さと建築知識の豊富さには、さらに驚かされました。
どうやらプランテックには、大学での専攻にとらわれず、自分で興味を掘り下げてスキルを身につける風土があるらしいのです。実際、中途入社の方も含め、多彩な業種出身の人たちが集まっています。だからこそ、建築だけにとどまらず、別分野のノウハウを活かしたソリューションを提供できるんだな、と納得しました。
今まで抱いていた“組織設計事務所”のイメージが、良い意味で一気に覆された瞬間でした。

インターンの内容:ロジカル思考が求められる建築コンサル

インターンでは、最初にテーマ課題が渡され、「これをどう分析し、どういう方向性で解決策を提案するかを自分で考えてみて」と言われました。建築設計の課題だと、図面に集中してアイデアや想いを詰め込むイメージが強いですが、ここではまず“ロジカルに物事を整理し、客観的に思考する”ことが求められます。
さらに、業務スピードも重要。「長期的にじっくり考え抜く」建築設計の課題とは違い、コンサルは社会や企業の状況に合わせてスピード感を持って対応する場面が多いです。普段、建築デザインを中心に勉強している私にとっては、この“速さ”と“ロジカル思考”が大きなチャレンジでした。
また、テーマ課題だけでなく、別プロジェクトの進捗ミーティングや資料づくりを見学・お手伝いする機会もありました。具体的な内容については守秘義務もあるので詳しくはお話しできないのですが、クライアントの抱える課題に対してどのようにアプローチし、建築だけでなく経営面や組織面からも解決策を練っていく過程はとても刺激的でした。

特別に設計した建築の見学会へ!

ネットワンシステムズ イノベーションセンター netone valley

インターン中には、プランテックが設計した「ネットワンシステムズ イノベーションセンター netone valley」の見学会にも参加させていただきました。こちらは日経ニューオフィス賞を受賞しているだけあって、細部まで考え抜かれた空間づくりが印象的でした。

特に、設計者の方に直接お話を聞けたのが最高の学びでした。デザインや設備が「どういう目的で、どういうストーリーのもとに設計されたのか」という裏話を伺うと、見た目だけでは分からない工夫や想いがたくさん詰まっているのがわかります。
こういう経験ができるのも、プランテックのインターンの醍醐味だと思いました。

過去記事はこちらから
ドローン撮影による竣工動画で最新オフィス探訪「netone valley」

最終発表:ドキドキのプレゼン

インターン期間の最後には、最初に渡されたテーマ課題をまとめて、みんなの前でプレゼンする機会がありました。人前で話すのが得意ではない私にとって、これはかなりの緊張イベント。しかし先輩たちのフォローのおかげでなんとかやり切ることができ、発表後には「もっとロジックを意識するといい」「結論をわかりやすく伝えると良い」など、建築の枠を超えた視点からの具体的なアドバイスをいただけました。自分に足りない発想やアプローチを学ぶことができ、自分の強み・弱みも客観視できたのが大きな収穫です。
 
普段は意匠設計が中心の大学生活を送ってきたため、論理的に物事を整理し、課題解決へつなげる“コンサル的アプローチ”は未知の領域。本当に貴重な経験でした。まだまだ改善点はたくさんありますが、このインターンで得た学びを今後の建築キャリアにも生かしていきたいと思います。

まとめ:建築業界の新しい形を実感

数日間のインターンを通じて強く感じたのは、プランテックは「ただ建物を設計する」だけではなく、企業や社会が抱える課題をロジカルに分析し、建築を軸としつつ多角的なソリューションを提供しているという点です。ある意味、伝統的な組織設計事務所のイメージから少し離れた、“モダン”で柔軟な雰囲気があると感じました。
建築学部の私からすると、ロジカルシンキングやスピード感など、新しい視点をどんどん吸収できる貴重な機会でした。そして何より、建築の専門知識だけでなく、多様な背景や視野を持つ人が集まる現場は、とても刺激的で“化学反応”が起こる場だということを肌で感じました。
もし「建築が好きだけど、もっと幅広いスキルも身につけたい」「コンサル的な業務に興味があるけれど、どんな世界なの?」と気になっている方がいれば、プランテックのインターンはその絶好の入り口になると思います。私自身、インターン前は勝手にハードルを高く感じていましたが、実際に踏み込んでみて、未知の領域だからこそ得る学びが多いと実感しました。
建築やデザインが好きな方、あるいは経営視点や問題解決に興味のある方なら、きっとワクワクできるはず。ぜひ参考にしてみてください!

おわりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
インターンを通じて「建築」と「コンサル」の化学反応を目の当たりにし、未来の働き方の可能性を感じたこの体験が、みなさんのキャリア選択のヒントになれば嬉しいです。

※この記事はプランテックのインターンに参加した学生による記事です。
 ご協力いただいた学生の方に心より感謝申し上げます。
 これを読んでインターンに興味を持った方は是非お気軽にご連絡下さい。

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プランテックHP:RECRUIT