この休みは映画を4本観た 2022年6月11日(土)
この金曜と土曜が連休だったので用事をする以外、映画を観ることに時間を費やした。
金曜は朝から出かけて梅田で午前十時の映画祭『アポロ13』を観た。
公開当時劇場で観たかどうかすっかり忘れてしまった。
すでに4、5回は観ているが、やはり大きなスクリーンで観ると没入感が違う。
思わぬアクシデントにより迫り来る危機を大勢のスタッフの知恵で回避していくところは何度見ても興奮するし、感動してしまう。
エド・ハリスの白いベスト姿がカッコいい。
しかしながら、これが実話だというのが信じられない。
公開時も納得感のある絵作りだったが、今観てもまったく色褪せない。
名作たる所以である。
いやぁ、観て良かった。
その足で阿倍野に行き、公開初日の邦画『はい、泳げません』を観た。
想像していたのとまったく違う内容で驚いた。
かなりシリアスなドラマだと思う。
映像的にも凝っており、もう一息でかなりの傑作となり得たのに、と思ってしまった。
綾瀬はるかが守護天使の役割でとても良く、それだけに彼女のプール以外の場面が残念でならない。
土曜日。
Netflix『ハッスル』を観た。
アダム・サンドラーがNBAのスカウトマンに扮しており、スペインで見つけたある若者をNBAへ送り出すまでを描く。
『あしたのジョー』であり『ロッキー』である、王道のスポーツものだが、ホンモノのプロバスケ選手がめちゃくちゃ出ていて、あんまりその辺は知識がなくわからないのだけどバスケシーンは迫力がある。
続いて評判高いアマプラ『友情にSOS』を観た。
青春ドタバタコメディかと思いきや、現代アメリカの人種差別問題を掘るサスペンスへと展開。
それでいてコメディ要素も満載という絶妙なバランスが素晴らしい。
ラストの主人公クンレの表情のショットは『殺人の追憶』のラストのそれと並ぶ必見の顔面アップ。