見出し画像

【必見】Netflixで観れるおすすめSF映画を紹介 [12選]+α]| 2023年11月版

こんばんは ぷらねったです 
今回は 2023年11月現在 Netflixで観れるおすすめSF映画を紹介していきます


1. ライフ (2017年)

監督は ダニエル・エスピノーサ
宇宙を舞台にした エイリアン系SF映画です

国際宇宙ステーションに搭乗した6名は 無人火星探査機ピルグリムが持ち帰った土を分析し 生きた微生物の存在を確認
クルーたちは歓喜し 微生物は"カルビン"と名づけられます
しかし 実験過程で微生物が急速に成長していることが判明する...というストーリーです
こういった船内パニック系の映画のセオリーとして 人間同士のトラブルが描かれがちですが この映画はいい人ばかり登場します
また 恋愛要素なども排除されている 硬派な内容です
意表を突かれるようなラストにも注目のSF映画です

2. アナイアレイション -全滅領域- (2018年)

監督は アレックス・ガーランド
正体不明のエリアをめぐる 幻想的なSF映画です

軍を退役後 生物学者として働くレナのもとに 1年間行方不明だった夫のケインが現れます
ケインは記憶が曖昧でしたが サザンリーチの研究所の外にある "シマー" と呼ばれるエリアからの唯一の生還者だということが明らかになる...というストーリーです
"シマー"のエリア内と そこで起きる現象のデザインや 現実と非現実の境目がなくなっていくような描写が とても印象的です
グロテスクなシーンも少しありますが B級感は少なく 余白を楽しむようなストーリーになっています
「エクス・マキナ」など さまざまなSF映画に関わってきたアレックス・ガーランド監督らしさ溢れる 透き通った世界観が魅力のSF映画となっています

3. ドント・ルック・アップ (2021年)

監督は アダム・マッケイ
地球滅亡の危機をテーマにした ブラックコメディSF映画です

大学院の天文学博士課程に在籍中のケイトは 木星軌道の内側に新たな彗星を発見
そして 彼女の教授であるランドールは この彗星が6か月後に地球へ衝突し 滅亡の危機を引き起こす可能性が高いことをNASAと共に確認し ホワイトハウスへ報告する...というストーリーです
約半年後にせまる地球滅亡の危機をよそに 誕生日会に気を取られる大統領や 有名人のゴシップにうつつを抜かす人々
そんな 重大なことを見誤る人々と 危機のギャップを皮肉ったような内容です
メリル・ストリープ演じる大統領のなめ腐った態度や レオナルド・ディカプリオ演じる博士の挙動不審な様子が笑えます
人々, メディア, 政治イデオロギーの分断など あらゆる腐敗が描かれている ユニークなSF映画となっています

4. エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス (2022年)

監督は ダニエル・クワン, ダニエル・シャイナート
パラレルワールドやマルチバースをテーマに 破産寸前の女性が躍動する SFアクションコメディです

家族でコインランドリーを経営し 忙しなく働く妻のエヴリンは 頼りない夫や反抗期の娘 頑固な父と暮らしていました
税金申告の期限が迫る中 別世界からきた夫のウェイモンドにより 並行世界へ...というストーリーです
カンフーアクションに 下品なギャグを絡めたハイテンポのストーリーが強烈な魅力を放つSF映画です
パラレルワールドから特殊能力を得る設定と ドタバタなコメディの相性が抜群で かなり笑えます
コインランドリーからはじまる壮大な物語ですが スッと感情移入できるのが不思議です
奇抜でナンセンスな映像表現と 独自の観点で多様性に向き合った 唯一無二の内容です
さまざまな正解があることを教えてくれる そんなSF映画です

5. ドリームキャッチャー (2003年)

監督は ローレンス・カスダン
スティーヴン・キング原作の SFホラー映画です

まるで「スタンド・バイ・ミー」のような 仲良し4人組の少年たちが 大人になってからを描いています
軍, 超能力, 雪山, 地球外生命体など ワクワクさせるB級要素が満載の内容です
スティーヴン・キングは本作品について「自分のホラー小説の映画化された中でも最高の出来」と発言しています
その言葉通り 過去のスティーヴン・キング作品の良いところをかき集めた内容で その結果 かなり変な映画となっています
果たしてモーガン・フリーマンを起用する必要があったのかは疑問ですが いろいろな意味でおもしろいSFホラー映画となっています

6. Ark アーク (2021年)

監督は 石川慶
不老不死をテーマにした 日本のSF映画です

出産経験がありながら 宿なしの生活を過ごしていたリナは 細胞を老化させない技術を開発したボディワークス社で働くことになります
死者の肉体を 依頼者の望む姿形で保存する手法を学び 成長していくところから始まるストーリーです
ケン・リュウの短編小説「円弧(アーク)」を原作として 製作された映画です
不老不死というと それに異議を唱えるように描かれるのが通常ですが この映画はそう単純ではありません
白を基調とした落ち着いた雰囲気で 物語は進んでいきます
果たして 不老不死は人間にとって良いことなのでしょうか
そして 新しい技術がもたらす問題や利益について 人はどう考えるべきなのか
観た人それぞれが答えを考えるような 傑作SF映画となっています

7. エターナル・サンシャイン (2004年)

監督は ミシェル・ゴンドリー
記憶をテーマにした ロマンスSF映画です

バレンタインデーが近づく季節 平凡な男性であるジョエルは 恋人のクレメンタインと喧嘩してしまいます
その後 彼女の勤務先である本屋に行きますが クレメンタインはジョエルに対して見知らぬ人のように接します
その理由は 彼女が記憶を消す手術を受けたことでした...
ラクーナ社が開発した 記憶除去を可能にする手術
そんな技術を使って 元恋人との辛い思い出を忘れられたらどうなるのか そんな内容がユニークな演出とともに描かれています
ジム・キャリーが演じる気の弱い男に 親近感が湧きます
なにより 鬼才 チャーリー・カウフマンが脚本を担当したストーリーに注目です
ストーリーだけでなく 前衛的な映像表現も素晴らしい ロマンスSF映画の枠を超える 名作SF映画となっています

8. フラットライナーズ (2017年)

監督は ニールス・アルデン・オプレヴ
死後の世界やトラウマをテーマにしたSF映画です

医学生のコートニー・ホームズは 死後の世界に強い興味を抱いており 解明のヒントが臨死体験にあると考えていました
そして 同期の医学生2名に依頼し 自分の心臓を60秒間停止した後に蘇生して データを記録してほしいと依頼する...というストーリーです
1990年に公開された 同名映画のリメイクですが オリジナル版の続編に近い内容が描かれています
臨死体験中の映像描写や その後起きる謎の現象や能力の覚醒 そして学生の無茶なノリ
それぞれが臨死中に観た映像の正体を解き明かしていくような SF映画となっています

9. ミッション・8ミニッツ (2011年)

監督は ダンカン・ジョーンズ
タイムトラベルをテーマにした SF映画です

アメリカ陸軍パイロットのスティーブンスが目を覚ますと そこはシカゴ行きの列車の中でした
鏡に映るのは 見知らぬ顔の自分であり 身分証には自分ではない教員の名前
8分後に列車は爆発し 乗客は全員死亡する...というストーリーです
ある8分間を繰り返し 列車の爆破犯を見つけ出す映画です
果たしてループを繰り返す自分は何者で なぜループを繰り返しているのか
常に謎がつきまとう設定であり いわゆる単なる"ループもの"ではないため 93分という短い尺ながらも見ごたえのあるSF映画になっています

10. バトルフィールド・アース (2000年)

監督は ロジャー・クリスチャン
最低映画を表彰する"ラジー賞"をほぼ独占したSF映画です

舞台は 異星人であるサイクロ人によって 9分で壊滅した人類の過ごす地球
壊滅から1000年後の世界で わずかに残った人類は 原始人のような生活を送っていました
人類安住の地を探して旅立つ 地球人のジョニーでしたが サイクロ人によって捕らえられてしまう...というストーリーです
アメリカの宗教団体であるサイエントロジーの創始者である ロン・ハバードの小説を原作に製作され 信仰者であるジョン・トラボルタが製作, 主演した映画です
総製作費は なんと7300万ドル
赤字を前提に作られたとしか思えません
壮大なロケーションに 「猿の惑星」を真似したような設定や チープな演出の数々
音楽や効果音の使い方も プロとは思えない出来です
莫大なお金を掛けて完成された 超B級映画
怖いもの見たさで観てほしい そんなSF映画になっています

11. スペース・スウィーパーズ (2021年)

監督は 韓国のチョ・ソンヒ
主演は ソン・ジュンギで制作された SFアドベンチャー映画です

舞台は2092年 地球では砂漠化が進み 人間が暮らすのは難しい状況です
宇宙開発企業UTSは 宇宙空間に新しい居住地を建設しますが 富裕層など一部の人間だけが住む権利を手に入れました
一方 宇宙船"勝利号"のチャン船長や操縦士のテホ達は 宇宙に散乱するゴミである"スペースデブリ"の回収業に明け暮れる日々を過ごしていました
稼いだお金は 荒っぽい運転で傷ついた宇宙船の修理代に消え 借金がかさむ日々
そんな中 テホは一人の少女を発見し その子が行方不明になっているヒューマノイド"ドロシー"であることに気づきます
ドロシーを使って大金を得ようとする乗組員たちは 危険な取引に乗り出す そんなストーリーです
"韓国初の宇宙SF映画" としてNetflixにて公開されたこの映画は とても魅力的な雰囲気を持っています
ポップな雰囲気や 宇宙における労働者層と富裕層の対比 という題材にも見どころがあり 宇宙を放浪している感覚を得られる映画です

12. マッドマックス 怒りのデスロード (2015年)

監督は ジョージ・ミラー
核兵器による世紀末後の 荒廃した世界を描いたSF映画です

近未来の砂漠化した荒野で 元警官のマックスは 生存本能のままにV8インターセプターを走らせます
旅の途中で暴徒に襲われ 連れていかれた先は イモータン・ジョーをリーダーとした好戦的な集団による独裁的社会だった...というストーリーです
一面が砂漠の世界に 不足する水や作物など 未来への警鐘を示唆する設定が印象的な映画です
孤独なサバイバーである主人公のマックスは 冷徹な性格ですが 女子供への配慮を欠かしません
実在するのかもわからない 緑の地を探す姿は哲学的ですらあります
CGではなく実際に撮影されたという ド派手なカーアクションが唯一無二のパワーを放つ ポストアポカリプスの代表的SF映画です

その他のおすすめ映画

13.ザ・ディスカバリー (2017年)
チャーリー・マクダウェル監督作品

14.ミスト (2007年)
フランク・ダラボン監督作品

15.COWBOY BEBOP 天国の扉 (2001年)
渡辺信一郎 監督作品

16.イノセンス (2004年)
押井守 監督作品

17.BLAME! (2017年)
瀬下寛之 監督作品

18.AKIRA (1988年)
大友克洋 監督作品

19.パプリカ (2006年)
今敏 監督作品

20.ミッドナイト・スカイ (2020年)
ジョージ・クルーニー監督作品

21.新感染 ファイナル・エクスプレス (2016年)
ヨン・サンホ監督作品

22.ゴースト・バスターズ (1984年)
アイヴァン・ライトマン監督作品

23.チャッピー (2015年)
ニール・ブロムカンプ監督作品

24.パッセンジャー (2016年)
モルテン・ティルドゥム監督作品

以上になります

今回は「Netflixで観れるおすすめSF映画」についてのお話でした
2023年11月時点での情報になりますので ご注意ください
最後までご覧いただき ありがとうございました

いいなと思ったら応援しよう!

ぷらねった【SF映画チャンネル】
個人で活動しております。 ご支援いただける方はぜひお願いいたします◎